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2025.03.17 部員ブログ

「脱コーラプレイヤー」(洪潤紀)

平素より大変お世話になっております。法学部政治学科新2年の洪潤紀と申します。

初めてのブログを新主将と運営担当に続いて任され、不安が募るばかりでしたが、鬼さん(R7卒)の引退ブログを改めて読み直し少し安心しました。ありがとう、鬼さん。そして、無事フェニックスを回避し、その危機感からか新学期への勉強意欲がすこぶる高まっている今日この頃、このブログでは今までの自分を振り返り、今シーズンへの意気込みを綴りたいと思います。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

こうして改めて自分を見つめ直すと、高い目標を掲げソッカー部の門を叩き、1年が経とうとしているが、未だにこの部で何も成し遂げられていない現状に、ただただ不甲斐なさを感じている。と高校時代の私ならそう言うだろうが、そのようなことは自分自身のサッカー人生においておこがましく、身の丈に合わない危機感というものである。というのも、私はこの1年間に限らず、高校時代から結局何も成し遂げられていない。
高校2年時は、偉大な先輩が全国で躍動する姿をベンチから見守り続け、高校3年の夏はインターハイ初戦で青森山田に完敗、冬はあと1歩で選手権出場を逃し、閑散とした年末年始を送ることになった。特に最後の選手権予選では、3年間の集大成として自らのプレーを何も表現できず、自分がどれだけちっぽけなのかを強烈に突き付けられた。
このように何1つ結果を残せていない自分が、高すぎる理想から焦燥感に駆られていることが、身の丈に合わない危機感の正体と言える。そして、これは本来の[楽しいサッカー]を行き詰まらせるきっかけにもなることを、過去の自分から身をもって学んでいる。
自分の実力を過信し、現状を受け入れることから逃げ続けていた高校3年間であった。

「某・コーラプレイヤー」これは高校時代に私が監督から名付けられていた言葉だ。(校閲stopが入ったため、正式名称は伏せさせていただきます。)
高校時代からプレーの波が激しく、1試合の中でも顕著に現れていた。集中力がプツンと切れ、急激に運動量も落ち、自分でもため息が出る程プレーの質も低下する。私もきちんと理解はしていないが、これはコーラを習慣的に飲んでいるようなだらしないプレイヤーという意味だと思う。きっと。
※実際には飲んでいません。
他にも、集中力を欠いていると、寝ているのか?枕は必要か?などと言われる始末であった。
大学に入り、開幕から関東2部を席巻する去年のチームを見ている中で、このようなことを言われてるようじゃ到底TOPチームの試合には関われないと、自分自身が1番理解していた。

案の定、去年1年間はほとんど関東リーグの試合には絡めなかった。もちろん歯痒く悔しい気持ちは持ち合わせていたが、高校時代の経験から、何よりもそれが自分の現状であると受け入れていた。そのため、必要以上の焦りも劣等感も感じず、まず第一にサッカーを楽しみながら成長でき、充実したシーズンであったとも感じている。試合に出られない中でも、目の前のことを一つひとつ積み重ね、できることを増やし、サッカー選手としての幅を広げられた。これから先、より高いレベルに身を置き挑戦していくための、何よりも大事な土台を築けたと考えている。だからこそ今シーズンは、誰よりも結果にこだわり続けたい。

今年こそは、「コーラプレイヤー」から脱却し、根拠のない自信や可能性を目に視える形として証明してみせる。

そして、私が慶應を選んだ理由の1つに、高校時代からの同期である馬場翔大くん(新2年・國學院大學久我山高)とまた一緒にサッカーをしたいという思いがありました。高3の夏に前十字靭帯断裂の大怪我を負った彼ですが、約2年の月日を経て、復帰が間近に迫っています。今シーズン、彼の活躍にも乞うご期待ください!

追伸 t.k待ってます。

《NEXT GAME》
3月26日(水) 第30回東京都サッカートーナメント 学生系の部 1回戦 vs 日本大学 @日本大学アスレティックパーク稲城 サッカー場 11:00キックオフ

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