「人事天命」(三浦成貴)

平素よりお世話になっております。今回ブログを担当させていただきます、商学部1年の三浦成貴と申します。私には、長年大切にしてきた哲学というものがあるのですが、今回はそれについて愚直に綴っていこうと思います。拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

私は、人生を謳歌したい。未練も後悔もない、そんな人生を送りたい。そのために私は、天命を知る必要がある。非命を、根絶する必要がある。

私は、結果には2種類あると考えている。「人事を尽くした上で迎えた結果」と、「人事を尽くさずして迎えた結果」である。私は、前者を「天命」、後者を「非命」と呼んでいる。

尽くせる人事が残っているとしたら、私にはまだ伸び代があるわけで、伸び代がある限り、私の中に未練は残り続けるだろう。尽くせる人事が残っていたとしたら、私はまた別の景色を見ることができたかもしれないわけで、「あの時こうしていれば」と、私は後悔し続けることになるだろう。私が非命を根絶する必要があるのは、そういうことである。この非命こそが、私の人生に未練と後悔をもたらす、すべての元凶となるからだ。

尽くせる人事が残っていないとしたら、私にはもう伸び代がないわけで、伸び代がないと分かれば、私の中に未練が残ることはないだろう。尽くせる人事が残っていなかったとしたら、私はすべての景色をこの目で確認したわけだから、「あの時こうしていれば」と、私が後悔することはないだろう。私が天命を知る必要があるのは、そういうことである。この天命こそが、私の中の未練と後悔を鏖殺し、謳歌できる人生の礎を築くからだ。

サッカーにおける自分の天命を、私はまだ知らない。私にはまだ、尽くせる人事が残っているからだ。尽くせる人事が残っている以上、現状の結果は天命ではないだろう。私が大学でもサッカーを続けるのは、サッカーにおける自分の天命を、知りたいと思うからだ。サッカーにおける自分の天命を知りたいと思うのは、知らなければ、人生に未練と後悔が残るからだ。人生を、謳歌できないからだ。

だから私は、「結果」より「結果にこだわる過程」を重視する。次の試合、良いプレーできるかな？TOPチームで、活躍できるかな？クーパー走、規定の距離を走れるかな？私にとって、そんなことはどうでも良い。私にできることは、次の試合で良いプレーをするために、TOPチームで活躍するために、クーパー走で規定の距離を走るために、人事を尽くすことだけだ。その上での結果なら、たとえそれが期待外れなものであっても、私は受け入れよう。それが、天命なのだから。一番大事なのは、私が納得するかどうかだ。私の人生に、未練や後悔が残っていないかどうかだ。私の人生を、謳歌できているかどうかだ。私の人生を生きているのは、私なのだから。

そうは言っても、私一人では何もできないということを、私は知っている。私には、支えてくれる人がいて、支えてくれる環境がある。私は感謝しているし、今後もずっと、その気持ちを忘れてはならないと思っている。

最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
6月3日(土)関東リーグ戦 第7節 vs 専修大学 @慶應義塾大学下田グラウンド　14:00キックオフ