2025.06.27 アミノバイタルカップ
「アミノバイタル®」カップ2025 第14回関東大学サッカートーナメント大会 9~10位決定戦2日目
2025年6月27日(金) 15:00 KICK OFF @AGFフィールド(味の素スタジアム西競技場)
慶應義塾大学
明治大学
得点者(アシスト者) | 2分 慶大 朔 浩太朗(齋藤 真之介) 60分 明大 林 晴己(稲垣 篤志) 69分 慶大 角田 惠風(永澤 昂大) |
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警告・退場 | なし |
慶應 先発
番号 | ポジション | 名前 |
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1 | GK | 洪 潤太 |
3 | DF | 西野 純太 |
6 | DF | 永澤 昂大 |
27 | DF | 藤平 一寿 |
28 | DF | 斎藤 大雅 |
7 | MF | 齋藤 真之介 |
8 | MF | 田中 雄大 |
10 | MF | 角田 惠風 |
19 | MF | 朔 浩太朗 |
24 | MF | 石田 航大 |
11 | FW | 立石 宗悟 |
慶應 控え
番号 | ポジション | 名前 |
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12 | GK | 渡辺 快 |
2 | DF | 三浦 成貴 |
31 | DF | 秋元 心太 |
13 | MF | 三浦 大其 |
15 | MF | 洪 潤紀 |
17 | MF | 辻野 悠河 |
18 | MF | 梅野 真生 |
25 | MF | 小野 翔大 |
30 | FW | オノノジュ 慶吏 |
慶應 交代
- 61分 藤平 一寿 → 三浦 成貴
- 71分 石田 航大 → 小野 翔大
- 82分 朔 浩太朗 → オノノジュ 慶吏
戦評
全国大会への切符が懸かった大一番、アミノバイタルカップ9~10位決定戦2日目。
昨年のアミノバイタルカップ、そして今年の関東リーグ戦で味わった悔しさを胸に、慶應らしさを全開にぶつけた明治大学との一戦は2-1で本塾が勝利を収めた。執念と誇りが実を結び、念願の全国大会出場を決めた。
ノックアウトステージで堅い試合が予想される中、2分に早くも試合が動く。左サイドでボールを受けたMF齋藤真(4年・FC町田ゼルビアユース/都立桜修館中等教育学校)が、大きな縦のスルーパスを供給。抜け出したMF朔(3年・学習院高等科)が右足で冷静にゴールネットを揺らし、幸先よく先制点を奪う。その後も本塾は、MF田中(4年・三菱養和SCユース/成城学園高)を中心とした安定したボール回しと、FW立石(4年・桐蔭学園高)を筆頭とする前線のアグレッシブなプレーで主導権を握り続ける。23分には、コーナーキックからDF西野(4年・駒澤大学高)がヘディングシュートを放つも、惜しくもクロスバーに阻まれ追加点とはならず。それでも終始相手を圧倒する内容で、1点リードのまま前半を折り返す。
前半の勢いそのままに試合を進めたかった本塾だったが、後半開始直後から相手にセットプレーを起点としたチャンスを許し、徐々に流れを渡してしまう。そして60分、左サイド深くからのクロスにファーサイドで合わされ、痛恨の失点。試合は明治ペースに傾く。だが、ここで終わらないのが本塾。61分にはDF藤平(4年・桐蔭学園高)に代え、DF三浦成(3年・浜松開誠館高)を投入。そして、69分、MF角田(4年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)の魂の一撃がゴールネットを揺らし、再び本塾がリードする。71分にはMF石田(3年・ブリオベッカ浦安U-18/慶應義塾高)に代えてMF小野(2年・慶應義塾高)を、82分にはMF朔(3年・学習院高等科)に代えてFWオノノジュ(1年・前橋育英高)を投入すると、鮮烈なプレーで躍動し、終了間際まで攻撃の姿勢を貫く。最後は全員で攻め抜き、守り抜き、そして――全国大会への切符を掴み取った。
2年連続の全国大会出場が決まった本塾であるが、戦いはもう1試合ある。2日後、9位の座を懸けて駒澤大学との一戦に挑み、最後までアミノバイタルカップを戦い抜く。
《注目選手》
角田惠風
ポジション:MF
出身校:横浜F・マリノスユース/慶應義塾高
一言:慶應のエースとしてチームを牽引し、両足から繰り出される正確なキックでゲームを支配する荒鷲の10番。幾度ものピンチを救ってきたその姿は、誰もが認めるカリスマだ。