第29回東京都サッカートーナメント 学生系の部 予備予選大会 1回戦

新体制で臨んだ天皇杯予備予選1回戦は、亜細亜大学に0-2で敗戦となった。

前半、両チームとも硬い入りとなり、オープンな展開が続く中、7分に左サイドからのクロスをうまく合わされ失点。その後は本塾が主導権を握り、MF田中(2年・三菱養和SCユース / 成城学園高)を中心にパスワークで崩して得点を狙う。32分にはDF内藤(3年・駒澤大学高)からのクロスにMF荘司(3年・慶應義塾高)がヘディングで合わせるが、惜しくも枠を外してしまう。その後すぐにFW柳瀬(2年・駒澤大学高)が強力なシュートを放つが枠を捉えられない。是が非でも点を取り返したい本塾だが、相手の堅守になかなか攻撃のリズムを掴めないまま前半を折り返す。

後半、本塾は点を取るべく果敢に攻め続ける。しかし53分、一瞬の隙から右サイドを崩され、クロスにヘディングを合わせられた形で失点。直後、FW清水(2年・三田学園高)の絶妙なパスからMF鬼丸(3年・春日部高)がシュートを放つも枠を外れる。64分、FW柳瀬に代えてFW金鶴(2年・FCトリプレッタユース / 成城学園高 )、MF鬼丸に代えてMF林(1年・市立浦和高)を投入し攻撃の活性化を図る。78分にはDF左貫(2年・市立浦和高)に代えてMF朔(1年・学習院高等科)を投入する。MF林を起点に、チャンスを作るも得点に結びつけられない。90分、MF辻野(2年・暁星国際高)に代えてMF永澤(2年・國學院大學久我山高)、FW清水に代えてDF古金谷(1年・日本体育大学柏高)を投入するも、最後までゴールが遠かった本塾は0-2で敗戦を喫した。

勝利することができず1回戦敗退となってしまったが、次戦の慶應・延世サッカー定期戦に向けて最高の準備を重ねていく。

《注目選手》
林隆希
ポジション:MF
出身校:市立浦和高
一言:繊細なタッチとフェイントで相手を翻弄する、ドリブルと正確なシュートが武器のサイドアタッカー。慶應を勝利に導くだろう。