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2022.12.23 イベント

第57回慶應・延世サッカー定期戦

冬枯れの季節を迎えましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、12月11日(日)に、伝統ある第57回慶應・延世サッカー定期戦が3年ぶりに開催されました。
日本と韓国にて隔年で開催地を変えて行われるこの定期戦は、本年、日本にて行われ、現役戦は1-1の引き分けという結果に終わりました。
試合結果はこちらをご覧ください。

このブログでは、韓国からはるばる来日してくださった延世大学校サッカー部の選手・OBの皆様と過ごした5日間の様子をお伝えしたいと思います。

8日(木)、20名の選手とスタッフの方々が来日しました。選手の皆さんは午後、日本に到着すると、そのままホテルへ行き、夜は近くの定食屋でご飯を食べました。

9日(金)、夜に20名のOBの方々が日本に到着されました。一方、選手は弊部の選手と共に都内を観光しました。

観光の様子(撮影時のみマスクを外しております)

3つの班に分かれて浅草周辺やスカイツリー、渋谷など日本の名所を観光した後、お寿司やお好み焼き、トンカツなどの日本食を堪能していました。朝から夜まで時間を共にすることで、仲が深まり、両校の選手共に充実した時間を過ごすことができました。
コロナ禍でなかなか海外に行けない中、国境を超えて交流できたこの観光は、大変有意義な時間となり、両校の選手にとって忘れられない思い出となりました。

10日(土)、延世大学校の選手たちはグラウンドにて練習を行いました。翌日の定期戦に備えて、1時間程度で練習を終えました。

練習の様子

定期戦当日の11日(日)は、まず20分×3本のOB戦が行われました。非常に熱い戦いが繰り広げられ、応援していた現役部員も大変盛り上がっていました。本塾は杉本コーチのご活躍により1点獲得しましたが、延世大学校に3点を奪われ、1ー3の敗戦となりました。現役時代と変わらず最後まで走り続けるOBの皆様のお姿に、現役部員は大変刺激を受けていました。
当日は、お越しいただき誠にありがとうございました。

両校OBの集合写真

OB戦に続いて、現役戦が行われました。この伝統ある定期戦で必ず勝利を収めるべく、万全の準備をして試合に臨みました。

両校主将によるペナント交換

本塾は開始早々流れを掴み、19分、MF山本(3年・國學院大學久我山高)を中心に攻撃を組み立て、MF祖父江(3年・滝高)が先制点を奪います。その後も果敢に攻めますが、1ー0のまま前半を折り返します。

後半、本塾はチャンスを作るが決め切れず、追加点を奪うことができません。すると、延世大学校が73分、一瞬の隙をついて1点を奪います。そして、一進一退の攻防が続き、1ー1のまま終了します。

両校現役集合写真

試合後は、都内のホテルにて、両校OB・スタッフ・選手を交えたレセプションが行われました。会の始めには小室誠治会長、チェ・スヨン会長、冨田勝部長、ユン・ヨンジン教授よりご挨拶をいただきました。その後、八木啓太総監督から挨拶と乾杯の音頭を頂き、歓談の時間へと移りました。
選手は覚えてきた韓国語や英語、ジェスチャーを用いながら会話し、交流を深めました。

交流を深める選手たち

そして両校監督から、今年度の活動報告と今後の抱負の発表がありました。終盤には、両校主将からの挨拶と両校の部歌披露、記念品の交換を行いました。

最後に、秋山美紀次期部長の閉式の挨拶を以てレセプションは終了しました。

レセプションの様子

12日(月)、選手・OBの方々は韓国に帰国されました。

伝統あるこの慶應・延世サッカー定期戦を始めるきっかけを作ってくださった故小林忠生様(S28年卒)とキム・チセイ様をはじめ、本定期戦を開催するにあたってご尽力くださった皆様に改めて感謝申し上げます。また、小林様はこの定期戦以外にも弊部のために沢山ご尽力してくださいました。ご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げます。

5日間を共に過ごし、サッカーというスポーツを通じて、国境を超えて韓国の方々と仲を深められたことを大変嬉しく思います。サッカーだけでなく、お互いの文化など、様々なことを学ぶことができました。日本と韓国を繋ぐこの伝統ある定期戦を、これからも後世に受け継いでいきたいと思います。未来を担う若者である私たちが、この定期戦を1つのきっかけとして、日本と韓国の架け橋になっていきたいです。

次回は韓国での開催となります。多くのOBの皆様に足を運んでいただけますと幸いです。

今後共、皆様の温かいご支援ご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

文責:関梨帆

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未定

 

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