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2022.01.15 部員ブログ

「エンターテイナー」(山本雄士)

平素よりお世話になっております。法学部法律学科2年の山本雄士です。SNS上では常に身を潜め、知人にすら自分のことを発信しない私にとって、おそらく全世界の人が見ることの出来る、この部員ブログで何かを発信するという半強制的なイベントは、合宿所の2階に上がる時のような心のざわつきを感じさせます。自分の尖っている部分を出さずに置きに行ったつまらない文章になりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

昨年末、紅白歌合戦を見ていてYOASOBIのボーカル、ikuraさんに嫉妬した。それはミュージシャンとして何か対抗心を持っているとかそういうわけではなく、同年代であの舞台に立つことの出来る才能とか器量に、ある種の劣等感を感じた。自分と1つしか年の変わらない人が、次元の違う活躍をしている姿を見て心が震えた。あのパフォーマンスを見て多くの人が心動かされたと思う。紅白という大舞台に立って、数え切れない程多くの人の心を動かすことの出来る凄さ。普通の人間はそんな舞台には立てないのだ。ミュージシャンが紅白を目指すように、ソッカー部員は関東リーグや早慶戦出場を目指している。幸いにもソッカー部には、何百人何千人何万人の前に立ってプレー出来るチャンスはある。そんな機会はもうこの先の人生で一度もないかもしれない。そのような舞台が揃っている環境には感謝してもしきれないし、部員の代表としてピッチに立たせてもらえるのなら、ミュージシャンと同じ、いちエンターテイナーとして人の心を動かすプレーをしたい。必ず感動を与え、惚れさせたいと思う。

新3年生は現在グラマネ決めの真っ只中にいる。数ヶ月後、2人の同期が選手を辞めることになる。グラマネになったら毎日の練習で汗を流すことも、試合に出てピッチで歓声を浴びることも、プレーヤーとして人に感動を与えることも、出来ない。誰もやりたくないようなことを、誰かがやらないと組織は回らないし、皆がみんな誰かがやってくれると思っていては組織は良くならない。グラマネを始めとした学生スタッフは、陽の当たらない陰で計り知れない時間と労力をかけてくれているけど、その努力の成果を最後に表現するのは、試合に出る選手であってスタッフではないのだ。

トップチームで試合に出る機会が増えて、やっとスタッフの存在のありがたみが分かったし、勝利のために全力でプレーしなければならないと心の底から思えるようになった。選手としてピッチに立って、人の心を動かしたいと思うのなら、沢山の人の思いを背負っているということを決して忘れてはいけない。選手を辞めてグラマネになる人に絶対に後悔させないように、日々の練習から締めていきたいと思う。

文字ではいくらでも書けても行動が伴ってなければ意味がないので、試合に出て、必ずピッチ上でこの思いを表現します。

最後までお読みいただきありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

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