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2022.06.16 部員ブログ

「環境」(早川太晟)

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただくことになりました、総合政策学部1年の早川太晟と申します。初めてブログを書くということで、自分が大切にしている言葉について書かせていただきたいと思います。拙い文章ではありますが、最後までお読みいただけますと幸いです。

“Get comfortable with being uncomfortable.”
直訳では「心地の悪さを心地良く感じる。」

自分が浪人していた期間に、英語勉強の一環として見ていたTEDの一つの題名として出会った言葉である。スピーチを簡単に要約すると、恐れることによって人は自分のやりたいことから遠ざかってしまったり、信条に沿った発言を思いとどまってしまったりする。何も主張しないことは心地が良いことであり、大きな権力に対して真実を伝えることは恐れを伴い、心地が悪いことである。しかし、本人は自身が受けた人種差別問題に対して声を上げ、その結果、世界中で女性差別を問題視した発言などが次々と広がった、と話している。
これを聞いて、自分は「環境が心地良い、悪い」に置き換えて解釈した。自分の先の人生を考えた時、大きく周りの環境が変わることに対して恐れの感情が強く出てきた。特に、自分の中で、大学でサッカーを続けること、ソッカー部に入部することは最も大きな決断の一つだったと思う。大学サッカーで自分が通用するのか、4年間の大学生活を体育会に捧げる覚悟があるのか、本当に自分のやりたいことが見つかった時に両立できるのか。様々な不安を抱えつつも、結局は「とにかくやってみよう。それから色々考えよう。」と思い入部した。入部してからの毎日は、練習をする度に自分の中で課題が生まれ、上手くいったと思える日が少なく、気持ちが少しナイーブになってしまう時も多々ある。しかし、そんな毎日こそ自分が真に求めていた環境なのではないか。何も変化せず、現状維持を保つことは心地が良いことだろう。ただ、そんな毎日では自分が成長するはずがない。心地が悪いと感じる方向へと進み、困難な状況に身を置くことで成長し続けることができる。

また、「環境」の要素の一つとして重要なことは、自分と関わりを持つ人たちのことである。ソッカー部という組織に入ってから改めて周りの方々の支えがあってこそサッカーを自由にできているという認識が強くなった。監督、コーチ陣、社会人スタッフ、学生スタッフ、マネージャー、主務、副務、各部門でチームに貢献している選手たち、下田グラウンドの近隣住民の方々、そして家族。挙げたらきりがない程沢山の方々の支えがあって一つひとつの練習、試合が成り立っていることを忘れてはいけないと思った。そのような方々のためにピッチ上で恩返しできるように努力したい。

最後に、ソッカー部員として過ごすこの4年間で、サッカーで結果を出すことはもちろんだが、人として一回りも二回りも成長した姿を見せられるように初心を忘れず努力したいと思う。それでも、どこかで思い詰めてしまった自分に向けて、中学校の担任の先生から頂いた言葉を残して今回のブログを締めようと思う。

“Take it easy.”

長く拙い文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願いいたします。

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