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2021.10.04 引退ブログ

「溢れ出るもの」(竹内瑠架) 

平素より大変お世話になっております。法学部法律学科4年の竹内瑠架です。
おそらく同期で最も時間を共にした最高の男、新里からバトンを受け取りました。彼との思い出に超面白い出来事はなく、緩い会話のキャッチボールがメインですが、それがなんとも言えない安心感があって好きでした。紹介文で、良き友であり良きライバルと書かれていましたが、僕もそう思っています。尊敬しつつも、負けたくない気持ちがある。そういう関係になれたのは、間違いなく毎日のように、「今日体重いね(笑)」と部室で互いを労わりながらも、練習中は真剣に競い合っていたからではないでしょうか。
そんな良い関係のはずの彼と私ですが、釣り、別荘、地下にある焼肉、ゴルフ、箱根でサウナ、葉山、一緒に行こうと言ったものは何一つ達成できていません。まずは、気軽にお茶からでもどうですか?

ついに4年ブログの順番が回ってきてしまいました。
4年間を思い返すと色々な思い出がありますが、この4年間で地味に辛かったのは、毎日、寝坊するかもしれないという一抹の不安を抱えながら、寝床に着くことだったかもしれません。「寝坊しないぞ」と自身に言い聞かせて布団に入るのですが、残念なことに起床時間の私は、夢の中で世界を救っているか、変なことをしているか、大変な事件に巻き込まれているわけです。そんな時のiPhoneのアラームの音などあってないようなもの、危うく遅刻しかけることも多々ありました。そんな時に夢から目を覚まさせてくれた友達と母に、この場をお借りして改めて感謝します。夢の続きは引退後の楽しみにしようと思います。

引退まで約1ヶ月程度になり、早く引退したいという気持ちともう少しサッカーを続けたいという気持ちのシーソーゲームです。残りの期間を自分なりに楽しみ、闘い、後悔を出来るだけ少なくすること、これが最近の大きな目標です。終わり良ければ全て良し精神です。

私は来週23歳の誕生日を迎えるのですが、サッカーを始めてから19年目に突入します。人生の大半をサッカーに費やしました。5歳から同じスポーツを続けているわけです。そんな5歳の夢は恐竜博士でしたが、小学生になるにあたって皆と同じサッカー選手を目指し始めました。最後に真剣にプロを目指したのは、あまりに過信していて恥ずかしのですが、高校サッカーを引退した時です。このままでは終われない、まだ高みに行けるはず、心躍るような試合がしたい、そう強く思い、1年間の浪人を経て、慶應義塾大学体育会ソッカー部の門を叩きました。しかし1年間のブランクはあまりに辛いもので、誰にも言えませんでしたが、真剣に辞めようと思う日々が続きました。入部してから1ヶ月間は肉体的にも精神的にもかなり限界に近かったです。皆が普通にこなしている練習で起き上がるのがきついほどの全身筋肉痛になり、フィジカルトレーニングでは何度も吐きました。初めて吐いた時に次吐いたら退部すると決めたので、もう5回くらい退部していないと計算が合いません。
そんな地獄の日々を救ってくれたのは、入部してから2か月後の公式戦でした。前日はワクワクしつつも、どこか少し非日常へ向かう緊張感のようなものがあり、遠足前の小学生のようでした。結果は1-0で勝利。最後のホイッスルが鳴った時、何とも言い表し難い心の奥底から溢れ出る感情を抑えられず、気が付いたら思いっきりガッツポーズを取り、叫んだことは鮮明に覚えています。この喜びを味わうための2ヶ月間だったのだとさえ感じました。その瞬間、ソッカー部に在籍し続ける理由を暗に気付かされた気がします。はっきりと頭でその理由を理解したのは、フットサルの練習後の集合で四戸さんから本気のガッツポーズの話を聞いてからです。自分の中の感動とリンクし、自分の中の言語化出来なかった存在が露わになりました。今まで22年間生きてきて、これほど心にスッと落ちた言葉はなく、人生の中で大事な言葉になりました。
それ以来、「本気のガッツポーズをするために俺はここにいる」これがソッカー部にいる理由になりました。4年間サッカーをして通算4回しかあの感動を味わえていません。
あと1ヶ月の間に1回でも多くの本気のガッツポーズを取れるように走り抜きます。

ここからは、少し照れくさいことを書いていきたいと思います。

同期へ
正直なところ、同期のことが好きだったりします。最近人に興味なさそうと言われたばかりなので、嘘だと思う人もいるでしょうね(笑)。4年ブログで皆が何を書くのかは毎日の楽しみですし、気分が良い時は個人チャットでコメント送っちゃったりする程です。これって興味あるし、好きな証拠ですよね?(笑)。1クラスほどの人数の学年ですが、色んな人がいて、色んな考えがあり、私には理解出来ないタイプの人もいます。私のことを理解出来ない人も、もちろんいると思います。でもそんな人ともサッカーを介して、心が通った気がしています。普段だったら絶対に接しないような人と毎日のように顔を合わせて、同じチーム目標を掲げて、負けると共に悲しみ、勝てば馬鹿みたいに喜び合う。普段の価値観や考え方は理解出来ないけど、必死にサッカーをしている姿を互いに見ると、どこか小さなリスペクトが生じて、言葉は交わさなくとも通じ合うような感覚になる。戦友という言葉が正しいのか分かりませんが、そんな関係だと思っています。

後輩へ
仲良くしてくれている後輩、ありがとう。絡みやすい方ではないと自負をしているので、そんな中話しかけてくれる後輩には愛情をもって接しようと思って行動してきました。その姿がどのように映ったのかは分かりませんが、少しでも話した後いい気分になったり、やる気が出たりしている人がいたら、嬉しいです。今は会食が出来ませんが、少し落ち着いたら、美味しいご飯でも食べに行きましょう。

どんな時もそばにいてくれた親友達へ
Twitterの情報に目を通してくれているのか、「この前の試合、勝ってたね!」と伝えてくれる時は、いつもさらっと流してしまいますが、超嬉しいです。陰ながら応援してくれる人がいるだけで、こんなにも心強く、温かい気持ちになれるのだなと感じました。辛いことがあった時、上手くいかない時、どんな時もすぐさま相談に乗ってくれ、落ち込んている時にはアポなしで家まで来てくれるような親友には頭が上がりません。当たってしまっても、許してくれてありがとう。そんな心優しい親友達は、各々自分のフィールドで闘っており、近況報告をした際に必ず私も頑張ろうと思えるので最高の友ですね。あと1ヶ月間必死にもがくので、少しでも皆に良い刺激を与えられたら嬉しいです。

キーパーへ
最高に変わっていて居心地の良い同期と最高に愛くるしい後輩。
俺達に言葉は要らないね。

最後に家族へ
私は知っています。
私がサッカーをしている姿を観るのが、家族の楽しみであることを。
もがいている姿を見ても、何も言わずにそっとしてくれていることも。
私の夢が叶うことを願い、期待してくれていることも。

あと1ヶ月で私のサッカー人生に終止符が打たれます。
感謝の気持ちを胸に、サッカー人生を締めくくりたいと思います。
本当にここまで育ててくれてありがとう。

長く、拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回のブログは福本隆が担当します。彼との一番の思い出は、フットサルに転向すると言われたあの夜ですね。突如のことで同期キーパー全員があたふたしたのは良い思い出です(笑)。そんな彼は、Fリーグからも声がかかるほどのフットサルの腕前になり、自ら選択した道で活躍しています。そんな真面目で大きな決断もした彼がどのような文章を書くのか楽しみです。

《NEXT GAME》
10月9日(土)関東リーグ戦 第19節vs筑波大学
@非公開  11:00キックオフ

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