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2021.10.05 引退ブログ

「瞬間」(福本隆) 

平素は大変お世話になっております。法学部政治学科の福本隆です。

瑠架とはサッカー・フットサルを共に戦い、時にはその心強い言葉に救われてきました。本人のブログにもありましたが、瑠架は入部当初のフィジカルトレーニングが本当に辛そうでした。私が紅白戦に出ている時、瑠架がゴール裏で追い込まれているのを見ると何度も「大丈夫か、、」と思ってました。しかしそこから這い上がり、彼は今やトップチームとして毎日頑張っています。瑠架との思い出はFリーグ選抜との試合。試合に出られない悔しさもあるはずなのに俺の想いを受け取ってくれていたからか、試合後「たかしが活躍してくれて俺も嬉しかった」と言われたことは本当に忘れません。ありがとう。あとあの夜の時みたいに、また5人で語り合いましょう。コロナが収まったら、また俺が企画します。もうあたふたさせません。

遂に私も卒業ブログを書く時が来ました。大学4年間を振り返ると、私にとってあっという間ではありませんでした。とてつもなく長く感じる4年間でした。そう感じれる程この部活では多くのことを経験させていただきました。サッカー、キーパー練習、Iリーグ、応援、早慶戦(運営や準備)、菅平合宿、地方やドイツへの遠征。フットサル、フットサル全国大会、関東大学フットサル選抜、フウガドールすみだ。リサーチ、フットサル運営委員、女子部GKの指導、横浜FCスクール、コロナによる自粛期間。コロナがない大学1,2年とコロナがある大学3,4年では、何もかもが大きく変わりました。高校受験の時から大学サッカーに挑戦すると決めていた私にとって、想像も出来ない程中身の濃い4年間を過ごすことが出来たと思っています。
ただ、どんな経験をしても自分にとって一番大きな、そして大切なことは、私が「ゴールキーパー」であることです。サッカーだろうと、フットサルだろうと関係なく、私はゴールキーパーというポジションが一番好きです。相手のシュートを防ぎ、チームが勝つ。そして皆が喜ぶ。その瞬間を公式戦で感じれたらもちろん嬉しいですが、練習のダブルボックスのミニゲームとかも結構好きでした。フットサルにハマったのも似たような理由だからだと思います。ゴールキーパーとして相手のシュートを止め、ゴールを守る。そしてチームが勝って仲間と共に喜ぶ。その瞬間が自分にとって最高の瞬間です。

そんな「感動する瞬間」をピッチで感じることが私自身選手としてのモチベーションです。

昔からYoutubeでスポーツの感動的な瞬間をかっこいい音楽でまとめた動画を見るのが好きで、特にアカウント名colo99の「This is football」シリーズが好きです。是非観てみて下さい。動画を見る度、選手、監督、スタッフ、サポーター、皆が喜ぶ瞬間がいいなって思っています。そんな動画を見たり、実際に選手としてプレーしたりする中で私は競技スポーツの魅力は先程挙げた「感動する瞬間」にあると感じています。(ちなみにこの言葉は私が横浜F・マリノスユースに練習生として参加していた時から一緒にプレーしてる同期の荒(4年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)からいただいた言葉で、自分の想いをよく突いてる言葉だなと今でも思っています。関東デビューおめでとう。)スポーツ選手にとって当たり前かもしれませんが、その瞬間は何にも代え難い程、価値があるものだと思っています。プロでも、アマチュアでも、学生でもカテゴリーは関係ありません。一人のスポーツ選手としてその瞬間を感じるために私は日々、努力をしています。そしてそれを生み出すために必要なことは「本気」で競技に取り組むことです。中途半端な気持ちで取り組んでいては感動や悔しさは表れません。フットサルメンバーは分かりますが、フットサル部の監督である四戸さんの「本気のガッツポーズ」の話です。どれだけ「本気」で取り組んでいるか、その姿勢がなければ感動する瞬間を生み出すことは出来ません。

私がソッカー部に入部した理由の一つに「本気」の環境でプレーしたいと考えていました。部室ではうるさくおしゃべりしているあいつらがピッチでは体を張って、全力で戦う。練習以外の時間でも様々なトレーニングに行く人がいる。オフに関わらず自主練に来る人がいる。スタッフ陣・マネージャーの皆が選手を支えてくれる。皆がそれぞれの立場から「本気」で勝利に向かうのがこのチームです。そんな仲間と4年間共に過ごすことが出来て、私はとても嬉しかったです。
私自身はゴールキーパーに熱中し、そこに全力を注ぐ。そして試合という舞台で活躍し、チームが勝つ。そんな「感動する瞬間」を感じたいと本気で思っています。ただそれ以外にもリサーチとしてトップチームの対戦相手分析を行い、トップがその試合に勝てば普段以上の喜びを感じます。Iリーグの応援に行き、試合に出てる選手と共に喜ぶこともあります。もちろん全ての試合に勝てる訳ではないので、時には悔しい想いをする時もあります。ですがどんな立場であっても仲間と共に感動する瞬間を、喜び合う時間を少しでも多く作りたいと思っています。

私にとってフットサルはまさにこのような想いを「選手」として体現する場所です。高校時代まで全国大会にも出場したことがなかった私は今「大学フットサル日本一」という目標を本気で目指しています。四戸さんはよく仰っていますが、人生で「日本一」という目標に向けて本気で取り組めるチャンスは滅多にありません。2019年3月名古屋での全国大会(決勝で敗北し、準優勝)にてメンバー外のため全試合ビデオ撮影していた時に、本気で戦う先輩や同期を見て「ここで勝ちたい」と思いました。そこから悔しくて自分なりに頑張り、大学2年の最後には関東大学フットサル選抜にも選ばれ、人生初の全国大会を経験しました。その後、多くの方のご支援やご協力もあり社会人フットサルチームにも練習参加し、個人としてのレベルアップも図りました。そんな中で臨んだ2021年3月のフットサルチームとして2年ぶりの全国大会@神戸。ピッチに立ったものの、またしても全国大会準優勝。悔しかったです。フットサルチームの目標である「日本一」は未だに達成されていません。私にとって今年がラストチャンス。最後までやり遂げ、「日本一」という最高の瞬間を掴み取りに行きます。

これまで拙い文章で自分自身の想いを書いてきましたが、私がどのようなモチベーションで何を目的として、日々行動しているのか、分かっていただけたら幸いです。

そして最後に書くべき人に書くべき「感謝」を書いて終わりたいと思います。
まずは同期、先輩、後輩。皆には何度も支えられてきました。何気ない一言が嬉しかったこともあるし、本気の相談に付き合ってくれた人もいます。皆のお陰でここまで来ることが出来ました。本当にありがとうございます。
荒、瑠架、川村、新里、4人には本当に感謝しています。あの夜は一生忘れないです。冒頭でも言いましたが、また5人で集まってその時に色々話しましょう。

フットサルを通して知り合った仲間にも感謝しています。大学フットサル、関東大学選抜、ふうが、たまプラ・東山田フットサルの方々。同じチームとして戦うこともあれば、時には敵として戦うこともありましたが、皆とフットサルが出来て楽しかったです。また、レジェンドの方々いつもご指導ありがとうございます。これからもまだまだ宜しくお願いします。

小中高時代の仲間・指導者の方々。初めてゴールキーパーとしての楽しさを感じたエスペランサ時代。サッカーの本質を学び、毎日が楽しかったが、何度も悔し涙を流したFCトレーロス時代。部活だからこその楽しさと難しさを感じた志木高時代。どの時も共にサッカーをする仲間がいて、素晴らしいコーチがいて、私のためにボールを蹴ってくれるキーパーコーチがいてくれました。仲間の皆、コーチの皆さんのお陰で大学でも競技を続けることが出来ています。本当にありがとうございます。

そして淺海監督、髙橋コーチをはじめ、社会人スタッフの皆さまのご協力には深く感謝しています。私の活動へのご理解やサポート、本当にありがとうございます。

フットサルという道を示してくれた四戸さん。本当に助けていただきました。何度ありがとうございますと言っても足りません。四戸さんと出会えて、共に戦えて嬉しいです。ラストチャンス、最後まで頑張ります。

最後に両親、特に母親には心の底から感謝しています。小学生の時からどんな時もそばで支えてくれました。これからも変わらず「熱中出来る物」に全力で取り組んでいき、そして「立派な社会人」になります。もう暫くサポート宜しくお願いします。

次の卒業ブログは最近様々な趣味を作り出し、充実した日々を送っていそうな吉田剛です。元ゴールキーパーなのに走るのが得意な彼とは学部が一緒であることもあり、多くの時間を共にしてきました。私がほとんどの授業の試験対策を教え込んだお陰もあってか、卒業単位は全て取得したそうです。よかったです。一見クールで皆と一味違う大人な彼ですが、実は熱い男です。そんな彼が最後にどんなブログを書くのか、楽しみにしながらバトンを渡したいと思います。

《NEXT GAME》
10月9日(土)関東リーグ戦 第19節vs筑波大学
@非公開  11:00キックオフ

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