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2022.10.09 引退ブログ

「終活」(木村かのん)

平素よりお世話になっております。小林将太よりバトンを受け取りました、学連幹事4年の木村かのんです。将太、なかなか難しかっただろうに紹介ありがとう!笑

彼にジュースをねだると、必ず200円くれて「お釣りはいらないよ、俺かっこいいからね」と言い、数十円のお小遣いをくれます。いつもありがと、また宜しくね。

さて、今日は私の最初で最後のソッカー部ブログということでとても緊張しております。同じく学連として活動している廣田より「事実だけではなくそこから感じたことを書け」というアドバイスをいただきましたが、逆にプレッシャーになっております。しかし、せっかくの機会ですから私が感じていることをソッカー部4年唯一の文学部らしく読みやすい文章でお届けできるよう精進いたしますので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

ーなんで学連やってるの?

この4年間で何度聞いたか分からない言葉です。
まだお話ししたことがない方もいらっしゃるかと思いますので簡潔にお伝えしますと、“たまたま”です。

遡ること3年前、大学に入りサークルの新歓イベントに参加し、いわゆる大学生を経験していた4月。
様々な部活動から聞こえてくる「早慶戦開催!是非応援に来てください!」の声。

「行ってみたくない?早慶戦」何気なく言ったこの一言から私のソッカー部人生は始まりました。

「早慶戦 サッカー部」と検索し、ホームページを見るとそこには”recruit”の文字。

なんか募集してるよ、行ってみようよ。
そんなノリで溝口と共に訪れた合宿所。

なべしゅんさん(R2卒)と前ぽさん(R3卒)に連れて行っていただいたJUFAハウスで学連として働く先輩方に魅了され、気付けばソッカー部の一員になっていました。
何だか大変なことになったぞと思いつつ、4年間打ち込めるものが見つかったことにワクワクしている、そんな不思議な気持ちだったことを今でも覚えています。

ゴールキックすら知らなかった私がソッカー部で学連として4年間を過ごし、今振り返って感じることは

「継続は力なり」 これは本当だということ
そして、ソッカー部員の全力でサッカーに取り組む姿が私の原動力になっていたということ

この2つです。

まず1つ目、「継続は力なり」
これは本当なんです。大切なことなので2回書きました。
前ぽさんの代までは選手兼任の学連のみで、ルールも何もないところから始まった学連専任の活動。
下田には行かず、御茶ノ水やパソコン、公式戦会場に向かう日々。

学連の仕事は「当たり前に試合ができる環境」を作ることです。つまり、私たちがミスをすれば「当たり前」がなくなるわけだから、多大なる迷惑を掛けます。
どれだけ「役に立とう」と意気込んでも、プラスの影響を与えるというより、チームの足を引っ張らないように「当たり前を保持する」ことしかできなかったのです。

これは4年経った今でも変わらず、やっぱり「誰かの役に立ったなぁ」と感じることはないし、日々何かミスをしてしまっていないかとヒヤヒヤしています。

でも、それが「当たり前の環境を作る」ということらしいです。

ーミスをしない、即レス、ホウレンソウの徹底

私なりに努力したことは、学連やソッカー部では基本の基でした。
この基を積み重ねることで、少しずつ仕事が与えられるようになり、少しずつ当たり前の環境作りを任せてもらえるようになりました。
何が言いたいかというと、どんなに簡単なことでも、続けてみるとそれが自分にとっての普通になって、いつか振り返ると何か大きなものになっているかもよってことです。
別に大きなものになっている必要はないけれど、何かを続けるって意外と難しいから自信に繋がることもあるよってことです。
そして何より、頑張っていれば周りが絶対に助けてくれます。ご迷惑をお掛けした皆様、本当にごめんなさい、そして沢山ありがとうございます。

続いて、私が感じていることの2つ目は、ソッカー部員の全力でサッカーに取り組む姿が私の原動力になっていたということです。

試合の日にしか会う機会はありませんでしたし、会ったからといって特段何か起こる訳でもありませんでした。それでも、試合の日の全力な皆さんが、私が4年間学連を続けられた理由であることに間違いはありません。

関東リーグやIリーグでは本気で「勝て!!!」と本部や受付、アナウンス席から願っていましたし、アミノでは勝ち進むと信じて日程が決まった頃から授業を休む連絡をしていました。
同期が試合に出たり、点を決めたりすれば「あれ同期なんですよ〜!」と自慢もしていました。笑

きっと、サッカーに全力で打ち込む部員が憧れだったんだと思います。

私は4歳から高校生まで続けていたクラシックバレエをしょうもない(世界一恥ずかしい)理由で辞めてしまいました。ちょっと前に継続は力なりとか言ってるのに。
だからこそ、十何年もサッカーに向き合い、本気で戦う皆さんを尊敬しています、本当に。
ピッチで走り回る選手はもちろん、ベンチ脇でアップする選手、運営担当や補助学、審判として働いてくれる選手、応援席から全力で応援を届ける選手、裏で誰よりも働くスタッフ陣、みんなみんな超かっこよかったです。

そんなソッカー部の一部員として胸を張れるように、それが私の原動力でした。

ルールもよく知らなかったこんな私でも皆さんに助けられています。自信を持ってくださいね。すごいんですから。

そんな皆さんを見られる試合も数えられる程度になってきました。
Iリーグも後輩スタッフ育成のため、行かなくて良いことが増えました。
このブログも含め、初めての終活という感じでなんだか寂しいですね。

最後に、終活の1つとして感謝を伝えこのブログを締めたいと思います。

学連専任という新たな立場での入部を引き受けてくださったスタッフの方々、特に、何度も働き方について相談に乗ってくださった監督、部のことだけでなく人生についてお話ししてくださった八木さん。
学連専任という立場を用意してくださったなべしゅんさん、前ぽさん、一緒に専任として試行錯誤し、たっっくさん相談に乗ってくれた李くん(R4卒)、本当にありがとうございました。

同期の皆さん、たまに「ちゃんと走ってたじゃん!」って声を掛けた人がいると思いますが、本当に同期が走ってるところを見るだけで感動しちゃうんです。同期というのもおこがましい話かもしれませんが、残り1ヶ月、と言わず今後一生宜しくお願いします。

最後の最後に、石川!!
本当に世界一頼りなく、頭を抱えることも多い先輩だったと思います。沢山リマインドしてくれてありがとう。沢山話を聞いてあげてどういたしまして。あと、昨日はマッチレポート本当の本当にありがとう。来年から学連の形も少しずつ変わるようで、先も見えず不安なことも多いかと思いますが、とっても心強いマネージャー、スタッフ陣と共に頑張ってください。選手としてもね、応援してます。

まとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。

明日のブログは、1年生の4月から友人であり仕事仲間となった溝口怜奈(4年・筑紫女学園高)です。コロナ前までは部活動を口実に溝口家に入り浸っていたのも、溝口父におかえりって言われるまでの関係になったのも懐かしい話ですね。いつも一口くれるお弁当、大好きです。幻想的〜!が口癖でいつも多くは語らずにこにこしている怜奈ですが、どんな想いをブログに綴ってくれるのか、楽しみです。

《NEXT GAME》
10月11日(火)関東リーグ戦 第17節vs 産業能率大学 @非公開 18:00キックオフ

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