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2026.04.13 部員ブログ

「じぶんまかせ」(尾形祐輔)

平素より大変お世話になっております。文学部人間科学専攻2年の尾形祐輔と申します。

もう入部から1年が経ってしまいました。
気付いたら、どうでも良い合宿所のトイレに貼ってある張り紙の内容を覚えているという始末です。それだけ多くの時間をこの環境で過ごしてきたということだろう、と前向きに解釈しておきます。
履修登録が済み、2年から晴れて三田キャンパスで授業を受けることになりましたが、専攻での友達作りには苦労しそうです。サッカーにおける対人守備と共に、人との距離の詰め方もうまくなっていきたいところです。

このブログでは、ソッカー部の門を叩いてからの1年と私が大事にしている信念について簡単に綴らせていただきます。
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

サッカー人生で、挫折なんてなかった。

中学、高校と常に誰かに評価され、試合に出て、選抜に選ばれ、チームの中心として活躍し続けてきた。ずっとそれが当たり前だった。

少し自己紹介をさせてほしい。
中学時代は大阪の名門・RIP ACE SCに所属していた。高校は興國高校でサッカーを続け、1年次には大阪国体にも選出された。高校3年次には副キャプテンとして、ほとんど全ての公式戦にフル出場した。
そのような自分がソッカー部に入部し、新たなステージで躍動する——そのような未来を思い描いていた。少なくとも、入部前の私はそう信じて疑わなかった。
しかし現実は、そんなに甘くなかった。
2025シーズン、私はB2でのスタートとなった。思うような結果も出なかった。試合に出ることができない日々が続き、応援席から先輩たちのプレーを眺める時間が増えた。「B2」たったこの2文字が自分のプライドをどれだけ傷つけただろうか。自分のサッカー人生で、初めて「挫折」という言葉の意味を、頭ではなく体で理解した瞬間だった。
苦しかった理由は、それだけじゃない。
中学時代や国体で一緒にプレーしてきた仲間たちが、各大学で活躍している。そんな情報が耳に入る度に、正直、悔しくてたまらなかった。あいつも、あいつも、ピッチで輝いている。なのに俺は、という気持ちが頭の隅にずっとあった。
こんなに悔しかったのは初めてだったが、他人に目を向けることはなかった。
悔しさの矛先は、いつも自分に向いていた。
出ることができないのは全て自分のせい。
この悔しさは、腐るための感情じゃない。

そのような中で、1つの軸を改めて見つめ直した。

「じぶんまかせ」という生き方である。

中学時代、RIP ACEで教えてもらった言葉を思い出した。
「選択した結果は、良いこと悪いこと半分半分」
どんな選択をしても、良い面と悪い面は必ずある。だから大事なのは、選んだことを後悔しないこと。悔いのない判断をして、その結果に向き合い続けること。
慶應に来ることを選んだ。それは自分の意志だ。ならばその選択を、自分の行動で正解にするしかない。
ソッカー部は素晴らしいチームだ。仲間のために戦う文化、チーム全体を重んじる姿勢——それはこの1年で肌身をもって感じてきた。だけど、正直に言う。
私は自分のためにプレーしたい。

「じぶんまかせ」——全てを自らに委ねよう。

感覚を信じて、自分の判断でプレーする。普通この言葉は軽いニュアンスで使われるが、私にとってはこれが1番真剣な生き方だ。人の目が気になって縮こまるより、自分の軸を信じて動いた方が、結果としてチームへの貢献に繋がると信じている。
まわり道に見えるかもしれないが、自分にとってはこれが1番真っ直ぐな道だ。

そして今、あの応援席から眺めていた景色が、少しだけ変わった。
TOPチームに上がることができた。なぜだか分からない。B2で何もできなかった自分が、だ。少し戸惑ったが、「何がなんでも俺の価値を証明してやる」と決めた。
そして関東リーグ2部開幕戦でベンチ入りを果たし、初めてピッチに立った。
去年、応援席から見ていた先輩たちのプレーが、まだ目に焼き付いている。あの輝きは本物だった。そして今、自分がそのピッチに立つチャンスがある。少し前まで応援する側だった自分が、今度は応援される側になった。
全部員の想いを背負って、感動させられるプレーができるだろうか——いや、それを考えすぎてはいけない。
じぶんまかせで良い。自分にベクトルを向け、悔いのない判断をし、行動するのみだ。この軸だけは、絶対にブレない。何を言われようが、どんな結果になろうが、これを全うする。それが、1年間もがいて、ようやく手に入れた自分なりの答えだから。

今シーズンの目標は2つ。一部奪還、そして早慶戦勝利。
じぶんまかせで、万事を尽くすことを誓う。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部への変わらぬご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。

《NEXT GAME》
4月19日(日) 関東リーグ戦 第3節 vs 城西大学 @JOSAI SPORTS FIELD 第1グラウンド 14:00キックオフ

 

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