2025.10.17 引退ブログ
「刹那」(岡﨑寛大)
2025年8月17日、等々力陸上競技場。
タイムアップの笛と共に膝から崩れ落ちた。
長年待ち望んでいた早慶戦勝利。
この景色を忘れたくても忘れることはできないだろう。
まるで一本の映画を見ているのかと思わせるような試合に目頭が熱くならないわけがなかったが、感動と共に湧いてきたのは安堵の思いだった。
この試合を開催できたことへの安堵はもちろんだが、1番安堵したのは、心からこの勝利を喜べている自分への安堵だった。
閉会式が終わり、バックスタンドに移動。
雄大のカップリフト。
純太への横断幕。
司を筆頭とする応援部員たちの笑顔。
紳や眞木、スタッフ陣が心から喜ぶ姿。
石田のどこか悔しそうなそれでも前を向く姿。
等々力に轟く若き血。
間違いなく自分の人生の中で1番の景色だった。
バックスタンドで応援してくださった先輩方に挨拶をしていると一葉さんから一言。
「お前、ここで燃え尽きるなよ。」
その言葉がまた自分の心に火を付けた。
残り4ヶ月、この部のためにもう一度全てを捧げたい。
薄れていたチーム愛がまた濃くなる。いや、このチームが大好きなんだともう一度気付けたそんな夜だった。
このチームへの愛が薄れていることを自覚することが怖かった。
このような感情を最初に抱くようになったのは去年の春頃だったと思う。
そして最高学年として迎えた今シーズン、その気持ちは次第に強くなっていった。
入部当初から叶えたかった、「名実ともに日本一最高なチームで日本一かっこいいマネージャーになりたい」その夢が実現できるかもしれない現状に興奮する思いはあったがどこか心にモヤがかかっていた。
「誰よりもソッカー部愛が強いのが岡﨑」
2年前、尊敬する先輩からいただいたその言葉通り、ソッカー部へのチーム愛は誰よりも熱く、誰よりも深い、それくらいの自負があった。
Iリーグの試合はホーム、アウェイ関わらず時間が合えば観に行き、下田滞在10時間の日は毎週のようにあった。
月曜日のオフも下田に向かい、同じくオフが充実していない竹島、小林と作業する日々。
選手でもないのにサッカーが恋人なんてことを周りから言われてるくらいには慶應ソッカー部というチームに心酔していた。
別にそれをみんなに自慢したいわけでも、ここまで頑張っていたんだよって言いたいわけでもない。
ただ単純に、同期が、お世話になっている先輩が、可愛い後輩が、試合で活躍する姿を目に焼き付けたかったし、このチームが好きでたまらないからソッカー部へ愛を注いでいた。
次第にソッカー部への愛とそこに対する熱量が自分にとってのアイデンティティだと気付くようになった。誰よりも熱くチームに向き合い、泥水啜りながら「全てをソッカー部に捧げる」
不器用な自分がこの部で唯一誇れるものはチームへの組織愛とそこから生まれる献身性なのだ。
そのソッカー部愛がなければ僕がこの部にいる必要はない。
3年の初め、自分の中で何かが崩れた。
当時、10年に一度の人工芝張り替え工事と2週間ほどの沖縄合宿、その2つのタスクの主担当として私は業務にあたっていた。
ソッカー部に全てを捧げたいと思う自分にとって大きな業務を任せられることは非常に嬉しく、また上級生という立場になったこともあり、モチベーションはかなり高まっていた。
しかし、元々キャパシティが大きくない私がそのような重いタスクを器用にこなせる訳もなく、ミスが多発。
沖縄合宿での外部とのコミュニケーションのミス。
工事期間中に借りるグラウンドを予約したはずが、練習前日になって取れていないことが判明。
沖縄合宿ではあろうことか3日目に発熱し、インフルエンザを発症した。
元々、空回りしやすい人間であることは百も承知だったが、やることなすこと全てが裏目に回った。Iリーグで笛を吹きたいと思い、3級審判資格を取ったのにも関わらず紅白戦の誤審で審判をさせてもらえなくなった。社会人スタッフから絶大な信頼を持ったマネージャーになろうと意気込むも、対外業務のミスや社会人スタッフとのコミュニケーション不足から岡﨑に何かを任せるのは不安だという印象をつけることになった。
毎日のように受ける指摘や何もできない自分への失望から、2年生の時に得た虚の自信は次第に崩れていった。
日常生活でも、岡﨑と呼ばれるたびに肩が硬直し、心拍数が上がる。
精神的にきつくなっているなと実感し、自分は逃げる道を選んだ。
気付けば自分を守る言い訳を考えたり、自分のせいではないと考えたり、左貫から「お前は素直に謝れないよね」と指摘を受けるが、そうなったのもこの時期からだった気がする。
そのような側から見たら最悪のマネージャーではあったが、当時の自分にはもう一つ大きな心の支えがあった。
「国立早慶戦の成功」
自分の夢と想いを乗せた極上の舞台の創造。
そのために昼夜問わず考え、話し合い、動き、8月25日に倒れる覚悟で走り続けた。
国立早慶戦があるからなんとかこの部で自分がいる意味を見出せる。
その言葉の意味がどれだけ怖いことかわかっていても目の前の忙しさで目を逸らし、ただガムシャラに夢舞台の創造を目指した。
そして迎えた去年の国立早慶戦当日。
チームは0-4で大敗。
夢の舞台に選手を立たせることができた。
輝かせることができた。
あの空間はまさに熱狂そのものだった。
でも、結果は残酷なものであった。
運営と試合はまた別のものとはいえ、その前年までの自分は悔しくて仕方なかったと思う。
それでも、その日自分が感じたことはこれ以上ない達成感だった。
国立早慶戦を開催させたことに想像以上の達成感があったのかもしれない。
もちろん選手の悔しそうな顔を見て悔しいと思わなかったわけではない。
ただ、思っていたよりもチームの結果に対する自分の気持ちはなかった。
この舞台を創り上げられたことの嬉しさが勝った。
そして案の定、国立早慶戦で自分の気持ちは切れた。
もう自分の存在意義はこの部にない。
チーム愛が薄れていることを強く実感せざるを得なかった。
いつの間にか、自分の中でチーム愛というものが変わっていた。
「この部が好きだから、純粋にこのチームを愛している。」というものから「この部で必要とされている自分が好きで自分を必要としてくれるチームが好きだからこのチームのために頑張ろうと思う」という歪んだ愛へと変わってしまっていた。
1年生の頃から男子マネージャーだからという理由で何かと特別な役割を任せていただいていた。
特に2年生の頃は1番色々な役割を経験でき、やりがいを感じていた。
マネージャーの業務以外に人手不足のため、Iリーグの審判とスコア・得点板の役割をいただいた。
関東リーグ残り数節を最高のものにしたいという淺海前監督の希望に応えようと、「集中応援企画」を検討し、企画のリーダーとして色々な施策をホームの試合で行った。
当時の4年生がどうにか岡﨑寛大という人間が輝けるよう自分に働きかけてくれている行為を、自分は信頼をしてもらっているという風に勘違いしていた。
自分は当時の4年生の雰囲気、チームを良くしようとする姿勢が好きだったから、この頃は勝利して大好きな4年生が報われることに心の底から嬉しく思っていたし、チーム愛も深かった。
ただ、どこかで自分が輝いているチームが勝つことが嬉しいと思うようになっていたのかもしれない。
自分の存在意義がわからなくなった3年目、決してチームが嫌いだったわけでもなければ当時の4年生が嫌いだったわけでもないのに、存在意義を見出せないチームに対する愛情が薄くなってしまっていたのだと思う。
国立早慶戦が終わって、自分が主担当となる業務が少なくなり、ルーティン業務を行うことが多くなってから改めて思うと、自分はマネージャーのルーティン業務を怠り、自分が唯一無二で輝ける仕事のみにやりがいを感じていた。それは私が入部当時思い描いていたものとは全く異なるものであった。
入部当時の私がマネージャーになった理由は純粋に尊敬する選手たちの舞台を最高のものにしたいという思いから。
慶應に入れば何のしがらみもなく10年間サッカーができるという理由から、小学校のサッカースクールを辞め、受験勉強に没頭した。
ようやく掴み取った慶應でサッカーができるという切符。
でも自分は中学でサッカーから逃げた。
実力不足を感じながらも努力をしなかった。それでもチームでの存在意義を持つため、裏方の役割に逃げた。
だから、大学までサッカーを続ける彼らは自分にとって憧れであり、心の底から尊敬している存在だった。
せめて彼らのほとんどがサッカー人生ラストとなる舞台を輝かせたい、その思いでマネージャーとして入部した。
それなのに、いつの間にか選手を輝かせるのではなく、自らがチームで輝きたいと思うようになっていたのだった。
昂大やカズが涙を流してでも立ちたかった舞台を、なぜもっと選手を輝かせるために運営できなかったのだろう。
左貫や金鶴が4年生のためにと必死でもがき続けるB1 Iリーグの舞台をなぜもっと輝かせられなかったのだろう。
悔しい想いを胸に必死に目の前のフットサルに向き合うアンダーカテゴリーの選手になんでもっと寄り添えなかったのか。
4年生になり、良くも悪くも多くの業務の主担当を3年生以下に下ろす中で余裕を持つようになり、日々の選手の練習や、マネージャーの業務に目を向けることで3年生の時の後悔が目に見えるようになってきた。
アミノ明治戦、勝てば全国出場が決まる一戦。
朔の鬱憤を晴らすようなゴールと惠風の美しいミドルシュート、全国出場を告げる笛と共に歓喜に溢れかえるAGFフィールド。カメラマンとしてゴール裏でその瞬間を撮る中で、彼らをもっともっと輝かせたいと心の中で思うようになった。
連写したカメラの写真1枚1枚の表情が違うようにその一瞬一瞬で部員の想いは変化していく。彼らの今その一瞬に寄り添うことがマネージャーの使命であり、その一瞬の積み重ねがヒトを輝かせたい理由になるのだと思う。
遅すぎたかもしれないが、そこから改めて部員の一瞬に向き合うことができた。
等々力での人生最高の景色はその一瞬の積み重ねが形になったものだった。
だからこそ勝利を素直に喜べている自分に心から安堵したのだろう。
感謝パートというよりは伝えたい人に伝えたいことを伝えさせてもらいます。
多くの方に気持ちを伝えたく、大変長くなっております。ご理解ください。
先輩方
2個上の先輩には特にお世話になりました。笹さんのパッションと創太さんのロジカル思考を身近に感じ、日々刺激的でした。あれだけの熱量で人を巻き込める笹さんは常に自分の目標ですし、創太さんの下でもう少し学びたかったと思っています。
一葉さん、凌万さん、豪さん、友香さん
正直、去年1年間はマネジメント4人組の期待に応えられず、申し訳なく思うと共に、一緒に仕事をすることが時々精神的にキツくなることもありました。それでも皆さんと仕事ができたことが良かったと思えるのは、引退後でも気にかけてくださったり、言葉を掛けてくださったりというお気遣いがあったからだと思います。
友香さんと豪さん帰ってきたらまたご飯に連れて行ってください。
凌万さんはそろそろ菊田車ドライブ行きたいです。
一葉さん、背中追い続けます。
真恋さん、真菜さん、くるみさん
頼り甲斐も、面白みもない僕が最上級生としてブログを書いていることに驚いていることでしょう。長い関わりではありませんでしたが、最初の1年皆さんと仕事ができて良かったです。早慶戦などで時々連絡をくださり、ありがとうございました。
実咲さん、はなさん、ソヒョンさん
3人がいなかったら多分本当に精神的に持たなかったと思います。
現役時代は厳しく指摘しながらも後押ししてくれるソヒョンさんのおかげで頑張れました。
精神的にきついとLINEを送ればすぐに反応してくださるはなさん、実咲さんのおかげで助けられました。
4年生になっても泥臭く選手のために行動できる実咲さんと、純粋なチームへの愛を体現できるはなさん、この部を俯瞰して見ながらもがき続けるソヒョンさんは僕の目標でした。
あまりにも奢られすぎたのでどこかで清算させてください。これからもよろしくお願いいたします。
男子マネ御三方
1人は僕をソッカー部に誘い、1人はソッカー部での夢を与え、1人は男子マネとしての覚悟と楽しさを教えてくれました。
正直、勝又さんと風間さんが引退すれば部内で男子マネージャーとして比較されず、少し気持ちが楽になるかと思っていました。現実はその逆でお2人の偉大さを痛い程感じる日々でした。男子マネージャーの極意を教えてくださった2人にはこの上なく感謝しています。
若さん、感謝パートとかいらないと言ってましたが、多分名前載っけて欲しいと思うので一言だけ。夢を与えてくれてありがとうございました。いつかまた一緒に形あるものを創りたいです。
選手の皆さん
同期
見たことのない景色を見せてくれてありがとう。
決して選手と距離の近いマネージャーではなかったし、頼れるマネージャーでもなかったと思います。それでも向き合い続けてくれてとても救われました。
早慶戦後に多くの同期から楽しかったという言葉をもらって嬉しかった。
最後、皆んなが輝ける舞台をとことん追い求めます。
思う存分その舞台で楽しんでください。
後輩
マネージャーは選手の行動、言動一つで信じられないぐらい働けるし、それがモチベーションになります。
和唐とかはマネ部屋での会話を聞いてマネージャーが怖いと思っているかもしれませんが、マネージャーは根は大学まで選手を続けているみんなを心から尊敬しています。
だから、マネージャーを信じてください。
選手がマネージャーを信じられないチームは上にいけないと思っています。
選手とマネージャー、互いが尊敬し合える関係であることを願っています。
Bチームの選手は、TOPチームへ上がれない悔しさや苦しさから逃げ出したい人もいると思います。
それでも逃げ出さずに、ピッチ内外共に追い求める姿勢は自分には真似できません。
今年の夏の東北遠征、TOPチームが早々に敗退しオフになる中、Bチームの皆んなはどのような想いで東北遠征に臨んでいるのだろうと思っていました。翌日の練習で見せた彼らの気迫はとてつもないもので、多分誰1人腐らずに今ある環境で成長しようともがいていたと実感しました。
だからこそ来年以降必ずTOPチームで輝いてください。
計盛、哲平、荻島、英一の普通部サッカー部組、強豪チームでもない普通部からサッカーに向き合う君たちを誇りに思います。愚直に、真面目に、そして必ず輝いてください。
桑山筆頭に朔や碧意など慕ってくれてるのか、舐めてるのかわからない君たちも心から応援しています。
縦割りの皆んな、引退後皆んなでご飯行きましょう。
エドサも颯馬も腐らずに前を向き続けて。
マネージャーの皆んな
残酷なことを言います。誰か欠けてもこの部は回ります。あれだけマネージャー業務をこなしていた勝又さんや友香さんが引退してもマネージャー業務は滞りなく回っています。〇〇がいなきゃこの部は回らないよね、そんなこと絶対にありません。
だから、もし今存在意義を見出せていない人がいても、何も気にしないでください。無理にそれを見つける必要はないです。
ただ1つ、全員に言えること。
選手を応援し続けたい。その気持ちだけは忘れないでください。
純粋に選手やこのチームを好きだという気持ちと彼らのために頑張ろうという気持ちがあれば、それだけでこの部にいる意味はあると思います。
もしどうしても自分の存在意義を見出したければ僕に連絡してください。
マネージャー全員がこの部にいる存在意義を僕は自信を持って伝えられます。
神志那、辻野と比べる必要なんてありません。辻野には辻野の良さ、ジナにはジナの良さがあります。アドバイスするまでもないと思いますが、自信を持って、周りを信じて突き進んでください。来年の早慶戦を楽しみにしています。
南深、色々任せきりでしたね。申し訳ない。僕がアドバイスすることなんてないと思いますが、他人ととことん向き合うこと。それだけは忘れないで。来年はご両親よりも関東の応援に駆けつけます。
貝田、蜂に刺されていた頃に比べればとんでもなく成長してます。誰かのために何かをしたいという思いをそのまま行動に移せるのが貝田のいいところだと思います。転ばずにしっかりと歩みを進めてください。
心愛、まずは助手席にいてくれて本当に助かりました。器用さがあるからこそなんでもこなしてしまうと思うけれど、壁にぶつかったり面倒臭いことに出会ったりしてもガムシャラに頑張ってください。隣の駅から応援しています。
寺田、本当に僕の言葉が入部のきっかけになってくれたのなら嬉しいです。優秀で周りに気を遣えるからこそ、もっとわがままになってもいいと思います。色々なところでロマンを追い求めてください。
おぐさら、その素直さでどれだけマネ部屋の空気が変わったか。愚直に真面目にチームに向き合う姿は選手やスタッフの原動力に必ずなります。しんどくなったら連絡してください。愚痴を吐いてもいいからね。
せきみゆ、チーム、選手への愛が1番強いのは間違いなくあなたです。素直に誰かを応援したいと思う気持ちを、せきみゆから改めて教えてもらった気がします。ありがとう。引退後の話はいつでもゴンチャで聞くから連絡してください。梨帆と駆けつけます。
由依ちゃん、外業務での視野の広さや気遣いは1年生とは思えないものだし、マネ部屋の空気を和やかにできるのも由依ちゃんの良さです。後輩ができてもきっとついて行きたくなる先輩だろうから、そのままでいてください。
伊織ちゃん、マネ部屋を明るくしてくれてありがとう。その明るさはマネージャーだけじゃなくて選手からも求められるものだと思います。その明るさだけは忘れないで。この部をとことん楽しんでください。共にJ2に落ちたら試合観に行こう。
磯﨑、翔
まずは2人が入部を決めてくれてどれだけ嬉しかったか。どこか孤独に感じていたマネ部屋に2人が来てくれて本当に嬉しかった。ありがとう。
磯﨑、アイデア性も豊かだし、やりたいこともはっきりしているのですごく期待しています。僕みたいにやりたいことに没頭しすぎて通常業務を疎かにして欲しくはないですが、この部でやりたいことを形にしてください。
翔、俯瞰して物事を見られるところ、冷静さ、マネ部屋で必要な要素備わっています。疑問に思うところを口にできるのも強みです。抱え込みすぎず、板挟みにならず、選手の1番のサポーターでいてください。
頼りになるし、信頼できる自慢の後輩に何か少しでも残せるように
残りの期間行動で示します。
運営担当メンバー
左貫、信頼してはないと思いますが、僕に仕事を任せてくれてありがとう。選手の中で1番指摘してくれた人だと思います。いつでも記録入るから、残りの関東は選手として思う存分活躍してください。
由祐、本当に頼りになる運営担当でした。来年は1つ下の運営担当と貝田を信じて本部ではなく、ピッチで輝いてください。応援しています。
お嬢、入部を決める際の面談で熱く語ってくれた姿を見て、自分と似たものを感じました。そのソッカー部への愛をまだ同じ温度で持っていられることを尊敬しています。唯一無二の役職を最後まで楽しんで。
沖本、優羽、空閑
君たち次第で来年以降のソッカー部は良くも悪くも変わります。沖本、優羽は部員にとことん向き合って寄り添って、自信を持ってマネジメントの柱になってください。空閑は休めと言っても休まないと思うし、やり抜くことが君のバリューだと思うのでそのままでいてください。
3人にとって良いマネージャーの先輩ではなかったけど応援しています。頑張れ。
梨帆、彩夏、咲良
よくこの部に入らなかったら絶対に関わらないよねと話しますがその通りだと思います。
今年の春まで4人で同期飯したことないくらいですからね。
社会人やグラマネからの信頼厚い彩夏に嫉妬し、選手に誰よりも寄り添える梨帆を羨ましく思い、自分の軸を持って道を切り拓ける咲良に感嘆していたけれど、やりたいこと、成し遂げたいこと違うけどどこか似てるそんな3人がいてくれたことが自分にとっては支えでした。
梨帆は引退したら縁を切るとか言っていますが、どうせ会社内での話をベラベラとLINEで送ってくれるでしょう。
流石に竹島には色々任せすぎたのでこれから少しずつ恩返ししておきます。
咲良は1年間一緒に頑張ろう。
これからもどこかで関われる仲でいましょう。
辻野、右腕のポジションを南深に譲り、相棒のポジションを竹島に任せてしまうくらい信頼できるマネージャーじゃなくて申し訳ない。早慶戦準備に朝一から来てチーム入りの瞬間に選手の顔になった辻を見て、とんでもない人だなと思いました。
史上最高傑作の主務だしこれから先もついていきたい人です。
紳、眞木、2人をグラマネに決めた時ずっと支えられる人になろうと思ったけど、結局困らせてばかりでごめん。
眞木は中学から尊敬するリーダーだし、紳が持っている責任と覚悟は計り知れないものだと思います。
これから先の行動で2人への感謝を伝えられるように頑張ります。
相場、自らの怪我に苦しみながらもチームと向き合うことは並大抵のことではないと思う。だけどそれをこなす大知を見てトレーナーに選んで良かったなと思いました。
弥生、マネージャー以上に愛を持って志高くチームに貢献する姿を心から尊敬しています。
選手にとって弥生が唯一無二な存在であることを実感し、少し羨ましく思っていました。
引退しても慈英さん誘ってマリノス観に行こう。
永田、この部における自分の1番の功績は永田をこの部に引き込んだことであると自負しています。
10年目の仲だから永田に指摘されると素直に受け入れられたし、自分にとって本当にありがたい存在でした。
最後、チームを支えることを目標として入部した人間として、選手を最高の舞台に立たせよう。
関わってくださった全ての社会人スタッフの皆様
思ったよりも何もできない、期待外れなマネージャーだったと思います。
それでもめげずに指導をし続けてくださり、時には頼ってくださり、ありがとうございました。
駒野さん、高校3年の夏、大井町のスターバックスで2時間程お話させていただき、ソッカー部への憧れが増しました。
空回りする自分に、何が足りないのかを何度も何度も真摯に向き合って指導してくださり、ありがとうございました。
どこまで成長できたかわかりませんが、駒野さんのお言葉のおかげで少しはまともな男子マネージャーになれたのではないかと思っています。
来年以降駒野さんへの合いの手は磯﨑と森に引き継ぎますので、お含みおきください。
今後もマネ部屋をよろしくお願いいたします。
淺海前監督、友峰さんの元でソッカー部員としての礎を築けたと思います。
監督を辞められた後、「勇敢な顔で仕事をしていた」というLINEをいただき、嬉しかったです。
中町監督、日産スタジアムで応援し続けていた1人のマリノスサポとして、中町さんの元で仕事ができたのはこの上ない幸せでした。
すぐに自分の弱さを見抜き、マネージャーであるのにも関わらず選手に対する熱量と変わらずご指導をいただけたことに感謝しております。
陳さん、1年生の時に陳さんと出会えて良かったと思っています。「情熱は人を動かす」陳さんからいただいた言葉が今の自分を支えています。
瑞紀さん、沖縄インフルからお世話になりました。毎週木曜日に瑞紀さんとお会いできるのは週1の楽しみでした。身体のケアをお願いすることはありませんが、これからも精神ケアをよろしくお願いします。
保護者の皆様
日々から選手のサポートをいただき、ありがとうございました。
不完全なマネジメント体制に対して不安に思うこともあったと思いますが、日々ご支援いただけたことに感謝しております。特に女川まで駆けつけてくださった保護者の方含め、日々のリーグ戦でご声援くださった4年保護者の皆様には感謝しております。
1番嫌いな大学から慶應以外で1番好きになった大学の皆様へ
木庭、永戸、いとみう、高見
4年間ありがとう。
早慶戦前になると文句を言い合ったり、ストレスを溜めてしまったりしたかもしれないけど、あの熱狂を君たちと創り上げることができてよかった。
特に高見はプライベートでも本当に頼れて気の置けない仲になれたと思います。同期の男子マネがいない自分には高見の存在があまりにも大きかったです。
公平くんや夏妃さんを始めとする先輩方
熱いだけの自分を可愛がってくださりありがとうございました。
公平くんがいなければ夢は叶わなかったし、自分の熱意をかってくれる公平くんには頭が上がりません。
後輩の皆さん
色々迷惑を掛けたけれど、一緒に業務ができて楽しかったです。紀信、久保、花怜ちゃん、新谷ちゃん、来年の早慶戦を楽しみにしています。
そして縁あって繋がることができた早稲田の選手たち
ライバル校とは言え、早慶戦後にスタメンの選手が率先して片づけをする姿や、自分にまで運営ありがとうございましたと言ってくれる皆さんの人間性を尊敬しています。いとみうが早稲田の選手を誇りに思う気持ちもわかります。
後輩の選手たちには来年是非早慶戦をピッチで楽しんでほしいと思います。
慶應の応援席からこっそり応援しています。
百華を始めとするケイスポの皆さん
選手の一瞬を日々遺してくれてありがとう。
仙台に6人くらいで来てくれるくらい行動力があって選手とも仲の良い皆さんには感謝してもしきれません。
部員でなくてもマネージャーのように選手の一瞬、一瞬に寄り添ってくれる皆さんのおかげでこの4年間の部員の輝きが形になりました。
来年以降も隆貴中心にいい関係でいてください。
これからもよろしくお願いいたします。
友人たち
マルチタスクができない自分は、4年間友人との関係を捨ててでも部に専念しようとしました。
度重なるリスケやドタキャンが相次ぎ、嫌われてもおかしくない対応だったと思います。
それなのにも関わらず、また今度行こう、と誘ってくれたり、常に応援してくれたりする姿に勇気づけられました。
早慶戦国立開催を伝えた時、ザキの夢が叶ったと興奮してお祝いしてくれた皆んなの姿を見て周りの人に恵まれたなと実感しました。
そして、夢に向かって日々努力する周りの皆んなから刺激をもらっていました。
これからも刺激し合える仲でいよう。
山田さん
この文章を書こうか最後まで悩みました。
それでも、マネージャーをやりたいと思わせてくれたのは山田さんがいたからだし、自分に存在意義を与えてくれたのは山田さんでした。
早慶戦勝利後電話をくれた時には本当に嬉しかったです。
これからもどこかで繋がっていようとおっしゃったのは山田さんです。
10月に約束していた飲み会は達成できなかったけれど、いつか乾杯しましょう。
あまりお酒は飲めないですが、一杯くらいはお付き合いできるようにしておきます。
いつまでも待っています。
家族
ソッカー部のマネージャーであるせいで本当に色々と迷惑を掛けました。部内でのストレスを家で発散し、家族に対して何も恩を返せず、生活態度は最悪で、酷い息子だったと思います。
それでも最後までこの活動を応援してくれたことに感謝しています。
息子が活躍しているわけでもないのに、ほぼ毎試合どこにでも試合を観に来てくれる両親はあまりいないと思います。
関東後の家での父との反省会ができるのも、朝4時過ぎには起きて作ってくれた母のおにぎりを食べるのも残り僅かと考えると感慨深いですね。
葵衣
競技は違えど同じマネージャーという立場を選んでくれたことに嬉しく思っていました。
ラクロスを通じて出会った全ての仲間に感謝しながら自分と選手に日々向き合っていい大学生活を送ってください。
息子が出るわけでもないのに国立早慶戦の保護者席一画を岡﨑ファミリー10名程で埋めるという周りから見たら不思議な家族だと思います。
社会に出るまでまだ少し時間がかかりますが、社会人になる前から返せる恩を返していきます。
さて、ここまで読んでくださった方がどれだけいらっしゃるでしょうか。
あまりにも長すぎますが、最後に一つだけ。
こんなにも色々な人に自分の気持ちを伝えたかったのだなと引退ブログを書きながら感じました。
そう思わせてくれる皆様と出会えた縁をつくってくれたソッカー部がやっぱり大好きです。
残りのソッカー部生活、日々の一瞬を目に焼き付け、最後までこの部のために汗をかくことをここに誓います。
まずは今週末、関東リーグ、B1Iリーグ最終節、B2Iリーグ、新人戦、全て勝って最高の週末にしよう。
長々と失礼しました。
平素は大変お世話になっております。法学部法律学科4年マネージャー岡﨑寛大と申します。
4年間で関わった方々への想いが強く、10年目(7年目)の仲である広太の紹介通り長すぎる文章になってしまいました。
彼は覚えていないと思いますが、普通部時代練習後に眞木と広太が自分の裏方としての意義を認めてくれたことが、マネージャーになるきっかけになりました。ありがとう。
キャプテンマークを巻き、普通部卒で唯一グラウンドで闘い続ける彼を最後まで支えます。
さて、続いてのブログを担当するのは静岡が生んだ守備職人、五十嵐宥哉です。
今年の前期DF陣が離脱を繰り返す中、身体を張り続けた彼ですが、1年生の時はBチーム落ちも経験していました。彼がカテゴリー落ちをした次の試合でチーム付きをした時、周りが気落ちする中で、1人気迫あふれるプレーで1年生ながらチームを鼓舞する姿が印象的でした。無失点の「無」が書けない彼が来年以降日本の天下で活躍できるのか不安ですが、ブログはマネージャーの添削があるので大丈夫だと信じています。
《NEXT GAME》
10月18日(土)関東リーグ戦 第17節 vs 日本体育大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 14:00キックオフ
