2025.06.09 部員ブログ
「研鑽」(吉垣陽翔)
平素より大変お世話になっております。総合政策学部1年の吉垣陽翔と申します。
入部から早くも2ヶ月程が経ち、3月末の入部セレクションで死に物狂いでクーパー走に挑んだ日も、今では少し懐かしく感じております。最近は気温も30度近くまで上がり、練習参加初日から共にしてきたネームTシャツとも、そろそろお別れしたい気持ちが強くなって参りました。
先日、同期の慶吏(1年・前橋育英高)が書いたブログを読み、自分もいつか担当するのだろうと思っておりましたが、思いのほか早く順番が回って参りました。
今回は、現在の自分の状況と今後の目標について綴らせていただきたいと思います。
拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
「自分は関東1部の舞台で戦っていくことができるのか」
これは3月頃、TOPチームの練習に参加させていただいて1番感じていたことである。TOPチームの練習に呼ばれた時は自分の実力がどれほど通用するのか楽しみだった。しかし、練習が始まると高校年代とはプレースピード、フィジカル、技量全てが別の段階であり、先輩たちの練習強度に圧倒されている自分がいた。高校年代で通用していた自分の武器も簡単には通用しないという現実。そもそも練習の強度についていくのがやっとであり、自分のクオリティーを何も発揮できない日々が続き、この現状に焦りと不安しか感じていなかった。
今の自分と先輩たちとの差を埋め、そして追い越していかなければならない。そのために誰よりも練習する必要がある。頭では分かっていても、練習後はまともに自主練ができる足の状態ではなく、同じ時期にTOPチームに参加させてもらっていた村瀬(1年・國學院大學久我山高)と高校時代からの同期である初見(1年・桐蔭学園高)と一緒に先輩たちの体力に驚愕していた。
あれから2ヶ月以上が経った今、大学生のプレースピードなどの基準に少しずつではあるが慣れてきたと感じている。練習や試合の中でも自分の長所を発揮できる機会や回数は、日を追うごとに増えてきている。しかし、今の現状で良いのか。関東リーグ戦ではメンバー入りすらもできていない。関東1部という舞台でも、他大学では同い年で主力として活躍している選手もいる。彼らとは試合経験という面も含めて大きな差が生じてしまっていると思う。今の環境下での練習は自分の成長に繋がっているが、今の成長スピードで4年後プロになることができているのか。
自分の日々の行動を見つめ直していかなければいけないと感じている。
そこで、自分が目指している「4年後プロになる」という目標についても触れておきたい。
5歳の頃に何気なく始めたサッカー。いつしかサッカーが生活の中心となり、プロになりたいと思えるほど熱中していた。
正直に言って、東急SレイエスFCに所属していた中学年代はプロになるという目標はなんとなくでしか思い描けない将来像であった。しかし、高校3年生の頃に中学のチームメイトである愛簾がサンフレッチェ広島ユースからのトップ昇格を成し遂げたことを知った時、より一層プロになりたいという思いが強くなった。どこか今までプロという存在が遠くにあるような感覚だったが元チームメイトからプロ選手が出たことにより自分の努力次第では目指せる目標なのだと感じた。もちろんプロになるということは決して簡単でないし、この年代で勝ち抜いていくためにとてつもない努力が必要だと分かっている。この4年間どれだけ努力をしてもプロという世界に飛び込んで行くことができるのは一握りの選手しかいない。だが、この先の努力次第では「プロになる」という自身の大きな目標を成し遂げられるかもしれない。可能性がある限り努力し続け、このソッカー部での4年間を後悔なく過ごせるようにしたい。この目標の達成とソッカー部の勝利に貢献するため日々精進していきたいと思う。
拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。
《NEXT GAME》
未定