2025.05.19 部員ブログ
「驀進」(オノノジュ慶吏)
平素より大変お世話になっております。法学部政治学科1年のオノノジュ慶吏と申します。
入部当初はよくエドサ君(3年・東急SレイエスFC U-18/慶應義塾湘南藤沢高等部)と間違われていましたが、入部から1ヶ月以上経ち、見分けがつくようになったのか名前を呼んでもらえるようになりました。3月に手術をし、1ヶ月程で復帰できると言っていましたが、思いのほかうまくいかず、今もリハビリに励んでいる状況で申し訳なく思っています。
さて、入部して早々部員ブログを書く機会が私に回ってきたということで、先輩方のブログを読んでいたところ、まだ自分が1年生であり、ソッカー部員としての経験が浅いことに気付かされたので、私が何故今までサッカーを続け、これからもサッカーを続けようとしているのかを綴らせていただきます。拙い文章ですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
私がサッカーをするきっかけとなったのは、幼稚園のサッカークラブでした。そのクラブで、ボールを蹴ってドリブルしてゴールを決めるというサッカーの楽しさを学び、小学校でもそのままサッカーを続けていました。小学6年生にもなると東京都の選抜やFC東京サッカースクールアドバンスクラスに合格するなど、成長できる環境に身を置くことができました。中学はFC東京U-15むさしに入団し、今はJ1で活躍する佐藤龍之介選手などと共に切磋琢磨し、中学3年時にはクラブ史上初となる全国大会優勝にも貢献することができました。
しかし、順調に進んでいるように見えた私のサッカー人生もユースへの昇格面談で違う方向に進んでしまいました。ユースへの昇格ができないと伝えられた時、昇格できると思っていた私はかなりショックを受け、現実を受け止めるにはかなりの時間を要しました。その中で気持ちを切り替えるきっかけになったのは私の「絶対に見返してやる」というプライドでした。ユースへの昇格は叶わなかったものの、全国屈指の強豪校である前橋育英高校に入学した私は、当時の2個上の先輩方のレベルの高さと毎週火曜日に10km走るという事実に驚かされました。走ることが得意ではない私は、地獄の3年間になるだろうと思っていました。しかし今、思い返してみると高校の3年間は決して地獄なんてものではなく、もはや最高で一生の思い出です。それは単に全国高校サッカー選手権大会で優勝したからという理由だけではなく、高校の3年間で仲間と色々なことを乗り越え、人間力の重要性を学び、毎日を大切に過ごすことができたからだと思います。
振り返ると私が今までサッカーを続けてきた理由は、「なんとなく」が相応しいのかもしれないです。今まで「プロになりたい」と何回も口にしてきましたが、それはプロになれたらラッキー程度の意識でした。まだソッカー部に入部し、1ヶ月しか経っていないのですが、先輩方一人ひとりのサッカーに対する熱量に触れ、ソッカー部がどのような組織でどのような人が集まるのか、少し理解できた気がします。先輩方の姿を見てこの大学生活4年間をソッカー部に捧げる覚悟と本気でプロサッカー選手を目指すことを心に決めました。
今の私は胸を張ってこれからもサッカーを続ける理由を言えます。
”プロサッカー選手になるため”。
今まで私のサッカー人生に大きな影響を与えてくれたチームメイトや支えてくださった指導者の方々、サッカーをやらせてくれる家族への感謝を忘れずに、願えば叶うものではなく、決して簡単ではない私の目標をこの大学4年間で体現してみせます。そのためにはサッカーの技術だけではなく、人間として、ソッカー部の一員として、驀進していきます。
まとまりがなく拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。
《NEXT GAME》
5月24日(土)関東リーグ戦 第9節 vs 流通経済大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 14:00キックオフ