2024.07.15 部員ブログ
「チャレンジなくして栄光なし」(山内颯馬)
平素よりお世話になっております。総合政策学部1年の山内颯馬と申します。
さて、今回早くも部員ブログを書く事となり、何について書こうかとても悩みました。同期の平山(1年・國學院大學久我山高)が書いたような、感動的でかっこいいブログを書きたいと思いましたが、自分はそのような文章力を持ち合わせていなかったので、無理に繕うことなく、素の自分で文章を書こうと思います。
私の人生には大きな成功も、大きな挫折もない。振り返ると、つくづく簡単な人生であったと感じる。いつも楽な道に逃げてきた。小学2年生でサッカーを始めて、現在までプレーを続けている訳だが、プロになるという夢はなんと小5で諦めた。中学受験では、自分の学力よりも偏差値の低い学校を選び、お山の大将になっていた。大学受験に自分が耐えられる気がしないから、高校で慶應義塾ニューヨーク学院に入った。成功も挫折もしていない理由は明白である。それは、私が今までの人生で、挑戦をしていないからだ。成功する見込みのあるものにだけ努力を費やし、自分は優秀な人間であると思っていたかった。見込みの低いものに対しては、失敗を恐れて早々に諦めてきた。それが賢い生き方だと思っていた。しかし同時に、そんな自分の生き様に少なからず負い目を感じていた。
大学入学を控えた1月、私は決断に揺れていた。ソッカー部に入るか、否か。
友人の清水優羽(2年・慶應義塾ニューヨーク学院)が先に入部していたことで、自分も入部を考え始め、1月から練習参加をしていたが、実をいうとなかなか覚悟を決めきれずにいた。周りとのレベルの差を感じ、自分がソッカー部でスタメンで活躍できる自信を持つことができなかった。
それでも私が入部を決断したのは、自分の生き方を変えたいと思ったからだ。自分のできることだけに努力をし、きつい道から逃げ続けた自分を変えたい。チャレンジしなければ何も始まらないのだから。
私がそこまで失敗を恐れて保守的に生きてきた事の要因には、単に私が弱いということもあるが、同時に、極度に成功に捉われているということが挙げられる。難しい道を選んだことは自覚しているが、選んだ以上、成功しなければ気が済まない性分だ。現在、1番下のカテゴリーのスタメンにもなれていない私だが、一つひとつ課題を克服し、チャレンジを続けて必ず栄光を手にする。
この挑戦を誇れる日が来るまで、努力を続けることを誓って、私の部員ブログとしたいと思います。タイトルは、中学時代の恩師の言葉で、私の中で大切にしている言葉にさせていただきました。
長く拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後共、ご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。
《NEXT GAME》
7月21日(日)関東リーグ戦 第11節 vs立教大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 18:00キックオフ