2024.07.09 部員ブログ
「危機感」(田形昂生)
平素よりお世話になっております。法学部政治学科2年の田形昂生です。
今回、初めてブログを書くにあたって何を書けば良いか分からず、参考に同期のブログを読み返してみたところ、思いの外深い内容のものが多く焦っていましたが、川名(2年・興國高)のブログを読んで安心しました。さて、このブログは構成など考えずに好きなことを書いたため、テーマがぐちゃぐちゃになってしまいましたが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
人生の目的とは何か。
これは誰もが一度は考えたことがある問いだろう。私にとって、人生の目的とは幸せを追求することだと考えている。しかし、そもそも幸せとは何だろうか。今が幸せかと聞かれたら、私は幸せだと答えるだろう。しかし、今の自分の状況に満足しているかといえば、全く満足していない。
私にとって、快楽と幸せは別物である。今の時代、携帯をスクロールすれば簡単に快楽を得ることができる。高校1年生の自粛期間中、私は快楽に溺れた生活をしていた。学校も部活動もなく、朝は好きなだけ寝て、昼は友達とサッカーをし、夜は荒野行動に明け暮れていた。初めのうちは、夢のような生活だと思ったが、そのような生活を続けるうちに次第につまらなくなっていった。サッカーと受験勉強で忙しかった中学時代の方が、よっぽど充実していた。
私が思うに、幸せとは達成感である。達成感とは、自分の理想に近づいた時に得られるものであると考えている。努力して大きな成果を掴み取ることや、そのために小さな目標を達成していく過程が幸せであり、その過程こそが幸せの本質だと思う。ある理想を叶えたら、また別の理想ができるように、幸せに終わりはない。だからこそ、私は幸せを追求し続ける。
私にとって、幼い頃はサッカーで高みを目指すことが幸せであり、サッカーが人生の目的だった。大学生になってソッカー部の一員となり、サッカーは目的であるとともに、自分自身を成長させるための手段としての一面も持つようになった。ソッカー部という組織は、自分自身を成長させてくれる最高の環境である。去年、毎週のように行っていた福田さんのランやサーキットトレーニング、山中合宿など苦しいこともたくさんあったが、チームの勝利という理想を達成するために全員が努力する組織であるソッカー部でこそ、学べるものは多いと感じている。ソッカー部で過ごす日々は、まさしく幸せである。私は様々な理想を持っているが、その理想を叶えるために、この組織でサッカーをやっている。
サッカーを続ける理由のもう1つにプライドがある。前提として、私はとても怠惰である。オフの日は早起きをしようとしても睡眠欲に負けてしまうし、このブログも締切日の夜から書き始めている。すぐに妥協してしまうし、快楽に逃げてしまう弱い自分が常に存在している。しかし、負けず嫌いであり、負けを認めることができないほど高いプライドが、怠惰な自分を動かす原動力となっている。それでも時には、このプライドを持ってしても怠惰な自分に負けてしまいそうになる時があるが、そんな時、弱い自分に負けないために自分が大切にしていることがある。それは危機感である。
私が全力を尽くして頑張れた時には、常に危機感があった。サッカーの試合やテスト前日には負けることへの危機感、プライドを守らなければならないという危機感、理想を叶えられないという危機感が私を動かしてきた。朝に弱い私が、毎朝練習のために起きることができるのも危機感のおかげである。逆に言えば、危機感がない時に私は100%の力を出すことができない。
自分に甘い私は、毎日が妥協の連続である。妥協を完全になくすのは不可能だが、妥協を小さく、少なくすることはできる。すぐに妥協してしまう私にはまだまだ危機感が足りていないし、これはもちろんサッカーにも当てはまる。だから、妥協を減らしていくためにもっと危機感を持つ必要がある。
プライドと危機感を持って、私は幸せを追求していく。
長く拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、よろしくお願いいたします。
《NEXT GAME》
7月14日(日)関東リーグ戦 第10節 vs法政大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 18:00キックオフ