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2024.05.08 部員ブログ

「俺の膝」(沖本夏斐)

平素より大変お世話になっております。法学部法律学科2年の沖本夏斐です。

入部してから早1年が経ち、月日の流れの早さを感じると共に、今年1年を振り返ってみると、改めて自分はサッカーをしていないなと強く感じます。同期や先輩に未だに利き足とポジションを聞かれるイジリが今の1番の悩みです。あれは結構心にくるのでやめてください。左利きでSBです。忘れないでください。

さて、今回のブログでは「ゆっくり、着実に」をテーマに書かせていただきます。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただけますと幸いです。

「9」。この数字が何を意味するか分かるでしょうか。去年の長期オフの合計?大学に入ってできた新しい友達の数?違います。大学でソッカー部の活動に初めて参加した2022年12月下旬から現在まで、自分が健全なサッカー選手としてこの部に立っていた日数です。自分は高校3年生の夏に左膝の前十字靭帯断裂を発症し、手術とリハビリで約8ヶ月間サッカーができていませんでした。そして、大学入学とほぼ同時期に復帰を果たし、これから怪我していた分、目一杯サッカーを楽しめると思った矢先、完治したはずの左膝から聞き覚えのある嫌な音が鳴り、力が入らなくなり、膝から崩れ落ちました。あの鈍い音は今でも自分の頭の中に深く刻まれています。その瞬間、走馬灯のように怪我してから復帰までの辛く長い道のりがフラッシュバックし、全てを察しました。「またやったんだな」と。

案の定、前十字靭帯断裂と医師から診断を受け、シーズンインすらする前にシーズンアウトが決まりました。家に帰り、サッカーを続けるかどうかというところから家族と話し合いました。あの時、辞める気はないと言いつつも、本心では辞めるべきか本気で考えましたし、サッカーをすることに対しての恐怖心を強く感じていました。しかし、サッカーを続ける選択をすることができたのは、1番は同期の存在が大きかったと思います。「またおき(自分)のプレーを見たい。」や「一緒に頑張ろう。」と言ってくれたことが自分には嬉しく、原動力となり現在までリハビリを頑張って来ることができたと思います。期待してくれている同期への恩返しも含めて、万全な状態で復帰して自分がサッカーでチームに貢献していきたいと思っています。

先日、関東開幕前日の決起会で主将の山口紘生さん(4年・國學院大學久我山高)が仰っていた一言が自分の中に強く残っています。

「満足にプレーできるシーズンはもしかしたら今シーズンだけかもしれないから、後悔ないように毎日を過ごしてほしい。」

大学1年に全くプレーできなかった自分にとってこの言葉はとても重く、辛く、このままではいけないという覚悟をくれた言葉でした。

同期に助けられ、大学2年になってもまともにサッカーすらできていない自分がこれから復帰して何を成していくか、いい意味で言えば未知数であるとポジティブに考え、全力で取り組んでいきたいと思います。

長く拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共ご声援の程、よろしくお願いいたします。

《NEXT GAME》
5月19日(日)関東リーグ戦 第5節 vs 山梨学院大学 @山梨学院大学川田ツインサッカー場 14:00キックオフ

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