2023.10.17 引退ブログ
「有難う」(熊澤維吹)
平素より大変お世話になっております。文学部4年熊澤維吹です。
ちよ紹介有難う。
ちよとは2022年くらいからドラマの話と忘れ物をしやすいという話で意気投合し、2人で映画に行く程の仲になることができました。面白い話で僕を笑わせて、僕の何を言っているのかよく分からない話も共感しているふりをしてくれる優しいちよが、社会人となって、美白と高い鼻を手に入れた時にどれほど明るい未来が広がっているのか楽しみで仕方ありません。
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選手権出場を夢に見て、國學院久我山高等学校に入学したものの、その願いを叶えることができなかった。
ソッカー部の門を叩いた1番の理由は、応えられなかった期待に応えたかったから。自分の活躍を毎試合気に掛ける家族、自分のことをどこかできっと応援してくれている指導者の期待に応えたかった。
ソッカー部では、たくさんの出場機会に恵まれた。
大学1年、関東リーグ明治大学戦、自分がメンバーに選ばれ、途中出場をしたことで、チームを敗北させてしまった。滾ってると言いながら必死で練習に向き合っていた先輩、自分を信じて起用してくれた淺海監督に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。この経験があったから、チームを勝利に導ける選手になれたと言えるように、必死で練習しようと覚悟を決めた。
大学2年、関東リーグに一切絡めず、練習に食らいつくことで精一杯だった。
去年の経験を活かして、絶対に試合に出て貢献するんだという強い気持ちを持つ程、練習でアピール1つさえできない現状が辛かった。怪我もしてしまったし、悩んだシーズンだった。
大学3年、やっと試合に絡めるようになったものの、チームを勝たせることができなかった。こんな結果だと、大学1年のあの経験があって良かったなんて決して言えなかった。
入れ替え戦の亜細亜大学戦。チーム一丸で戦っても負けてしまった。2年連続でチームを降格に導いてしまった。
3部初代王者を掲げた今年はもう残り5試合。全部勝って、3部初代王者、昇格を達成しよう。
個人としてもこのままじゃ終われない。あの時の経験があったからと言えるように、チームが苦しい時こそ、チームを勝利へ導く活躍をしたいと強く思う。
淺海監督をはじめ、社会人スタッフの皆様へ
ソッカー部では、1年生の頃からたくさんの機会を頂きました。たくさんの機会から得た経験を必ず5試合で発揮します。
先輩へ
くま調子どうって声をかけてくれたり、引退してからも、試合結果を見て、くまやるじゃんとか、飯行こうよとか、連絡を下さり有難うございます。とても嬉しいです。
同期と後輩へ
全部勝って3部初代王者として昇格をして、笑顔で終わろう。その後も良い関係が続きますように。
家族へ
家族が最高の環境を与えてくれたおかげで、サッカーに打ち込むことができました。
父へ。サッカー経験がないのにも関わらず、私よりもサッカーを観て詳しくなって、持ち前の分析力で的確なアドバイスをしてくれました。誰よりも厳しく指導をしてくれて有難う。厳しい指導は、大きな期待と大きな愛であると今では受け取っています。サッカーが上手くなる本やビデオをいくつも買ってくれたこと、ひがくらで一緒にシュート練習をしたこと、ボレーシュートが上手くなる練習を考案してくれたこと、試合のビデオを一緒に分析したこと、誰よりも大きな声で檄を飛ばして応援してくれたこと、父とのサッカーの思い出は尽きません。僕や父が初めに思い描いたサッカー人生とはならなかった。たくさんの貸しが溜まっているだろうから、返せるようにこれからの人生頑張ります。返すのに時間がかかるだろうから健康でいることを約束してください。そして母との旅行を楽しんでください。
母へ。どんなときも応援してくれて有難う。サッカーが少しでも上手くなるようにスクールを見つけて連れて行ってくれたり、成長痛を治すために、遠くの病院の予約をとってくれたり、連れて行ってくれたりしました。夜遅く寝て、朝早く起きてご飯を作ってくれて、怪我しないで頑張ってねと毎日送り出してくれて有難う。そのことに感謝をしている一方で、体を悪くしないか、心配していました。自分の体を大事にして、父と2人で旅行を楽しんでください。
姉へ。試合を応援しにきてくれて有難う。早慶戦では出場して喜んで泣いてくれたことを聞いて、これまでの悶々としていた気持ちが少し昇華されました。中学受験をしたのも、早慶を目指したのも、あやの背中を追いかけていたようにも思います。体育会に入ったのもあやの言葉で入ろうと決意できて、そのおかげで、仲間と楽しく全力でサッカーができてます。誰かの誕生日プレゼントはいつも便乗してばかりで、長い間支えられてきてばっかりなので、これからは支える側にまわりたいと思っています。そしてあやからもらったたくさんの愛をしっかりお返しします。これからも仲良き姉弟として宜しく。
これまで指導して下さった方々へ
サッカーが好きになって、大学まで続けてこれたのは、愛のある指導があって、苦しい時に手を差し伸べてくれた方々のおかげです。あの時にあの人に出逢ってなかったら今の自分はなかったとよく思います。
友達に誘われて始まったサッカー人生。暗闇で見えなくなってゆくボールを夢中で追いかけていたし、家でもひたすらボールを蹴って遊んでいた。あの頃から、今もサッカーに対する想いは変わっていないと思っています。サッカーのおかげで、たくさんの人に出逢い、たくさんの仲間ができて、全力でサッカーができて、幸せだなあ。来年から社会人になるけどやっぱりサッカーやろうかな。
次のブログは誰よりも美しい姿勢で座る直井柚佑(4年・都立富士高)です。
一緒にクーパー入ったし、一緒の文学部だし、似てる部分が多いなって思っていました。真面目ですが、深掘りすると、直井がモノマネが上手で、魅力的なやば人であることが分かりました。
どんなやばいブログを書くか楽しみです。
《NEXT GAME》
10月22日(日)関東リーグ戦 第18節 vs 明治学院大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 14:00キックオフ