2023.09.18 部員ブログ
「納得できる終わり方」(柳瀬文矢)
平素より大変お世話になっております。法学部法律学科2年の柳瀬文矢と申します。
つい先日誕生日を迎え、大人としての自覚と責任が芽生えてきて、「これが大人になるということなんだなぁ」としみじみと感じています。あと、誕生日で色々買いたいものがあるのですが選びきれないので、何か「これは絶対買った方が良い!」というものがあれば是非教えてほしいです。
それはさておき、最近怪我から復帰して思うところがあったので、今回はそれについて綴らせていただきながら、自分の中でも再確認したいと思います。拙い文章ですが、ご一読いただけると幸いです。
私は大学でサッカーをするつもりなど毛頭なかった。
だが高校3年生の時にした二度の怪我が、消えかけたサッカーへの情熱を取り戻すきっかけとなった。
大学受験、監督との不和、仲間との対話など様々なことが起きた1年間だったが、自分の中では怪我でプレーできなかった時間が何よりも記憶に残っている。
私は、母の遺伝か、生まれつき身体が丈夫であまり怪我をした記憶はない。しかし、高校3年生の大事な時期に二度怪我をしてしまった。一度目はインターハイの4日前、二度目は選手権1回戦に勝利した次の日の練習だ。私は大切な最後の大会を2つとも絶望の中で迎えた。結果的にチームも思うようにいかず悔しい結果となったが、それ以上に自分が情けなかった。チームを勝たせるどころか、負けた責任の一端を負うこともできない自分の無力さがただただ虚しかった。
高校の練習は毎日のように走りがあり、体力がない自分には正直苦しいサッカー生活だった。だから、大学では辞めようと考えていた。しかし、二度の離脱を経て、このまま終わるサッカー生活に満足できていない自分がいた。そんな中、共に受験期を過ごした宗悟(2年・桐蔭学園高)や昂大(2年・國學院大學久我山高)、一寿(2年・桐蔭学園高)がソッカー部に入ると言っていて、同じ高校の純太(2年・駒澤大学高)と海聖(2年・駒澤大学高)、司(2年・駒澤大学高)が受かったら「一緒にやろう」と言ってくれて、大学でもサッカーをやりたいという気持ちがさらに強まった。
時々、自分が何故サッカーをやっているのか分からなくなる時がある。夜ストレッチをしていて、減った体重を戻そうときつくなりながらご飯をかきこんで、「なんでこんなに色々やってまでサッカーをしているんだろう」と何度も思う。
それでも、いざサッカーをすると、楽しくて、嫌なことをすべて忘れられる。点を決めた瞬間が1番気持ち良いし、それを共に喜べる仲間がいることが本当に嬉しい。
残り約2年半。もう高校のように「やっぱりまだやろうかな」というようなことはできない。なんとなくで続ける道も残っていない。悔いが残らないよう、自分が納得できる終わり方を見つける。
長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
9月27日(水)関東リーグ戦 第14節 vs 國學院大學 @慶應義塾大学下田グラウンド 14:00キックオフ