2023.08.14 部員ブログ
「原点にして頂点」(斎藤大雅)
平素よりお世話になっております。
今回部員ブログを担当させていただきます、文学部1年の斎藤大雅と申します。
暑い日も続く中、世間は甲子園やプレミアリーグ開幕、ミッション:インポッシブルの最新作上映中などの話題で持ち切りですが、ソッカー部は中断期間明けの関東リーグ、Iリーグ再開に向けて、研鑽に励んでおります。
拙い文章ではありますが、最後までお読みいただけますと幸いです。
初めてのブログということで何について書こうかと迷ったのですが、今回はスーパーニヤニヤルーキー古金谷悠太(1年・日本体育大学柏高)や尊敬する大先輩熊谷柊治さん(2年・ベガルタ仙台ユース/仙台第三高)ではなく、私の両親について書かせていただきます。
私は高校時代、京都サンガF.C.の寮で過ごしていましたが、現在は1人暮らしをしているということもあり、最近はより一層両親への感謝の気持ちが強くなりました。普段は会う機会も少なく、面と向かって気持ちを伝えられることもないので、このブログで伝えられたらと思います。
私は父がサッカーをしていたこともあり、サッカーを始めました。幼い頃から父とよく実家の近くの公園でサッカーをし、小学生、中学生の頃にはどの試合にも駆けつけ、日々アドバイスを貰っていました。父とボールを蹴っていた思い出は自分にとってかけがえのないものであり、自分の支えとなる原点のようなものです。高校生になってからは試合について話し合える時間が減り、少し寂しく感じましたが、名古屋から京都まで観戦しに来てくれた時は思う存分語り合うことができ、自分のプレーを客観的に振り返ることができました。今の自分がサッカーを好きになり、ここまで成長してこられたのは父という素晴らしいコーチが側にいてくれたからでしょう。
私の中学生時代のチームの刈谷JYの練習場所は実家から少し離れた場所にありました。その離れた距離を私の母が平日の仕事終わりにも関わらず、車で毎回送迎してくれていたことは本当に感謝しきれないです。また、送迎をするだけではなく、夜の練習後にすぐ栄養を摂れるようにと弁当を用意してくれていました。現在、1人暮らしで自炊を始めた私は、料理をすることの大変さがしみじみと理解できます。毎食沢山の品数を用意してもらい、それを当たり前のように食べていた私は恵まれた環境にいたのだと改めて感じました。私が人一倍大きい身体を作り上げることができたのは紛れもなく母の支えによるものでしょう。
父にも母にもまだまだ感謝することは沢山ありますが、兎にも角にも両親という自分を支えてくれた原点があるからこそどんな大変な時でも乗り越えられて来たのだと思います。今、自分が両親に対してできることはまだ何もないと思います。しかし、この4年間で強い心を持ち続け、努力している姿を見せ続けることが1つの恩返しだと思っています。辛い時には原点回帰。自分には強い支えがある。それだけで頑張れるのだと思います。
最後に、父は大学生時代に関東大学サッカーリーグ戦のベストイレブンに選ばれることもありましたが、プロサッカー選手にはなれませんでした。1つ、恩返しという意味でも必ず父を越え、プロサッカー選手になる。この決意を胸にこの4年間をかけがえのないものにしていきたいと思います。
拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願いします。
《NEXT GAME》
8月19日(土)第72回慶應・神戸サッカー定期戦 vs 神戸大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 15:00キックオフ