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2023.07.10 部員ブログ

「証明」(渡辺快)

平素より大変お世話になっております。法学部政治学科1年の渡辺快と申します。高校時代から更新される度に読んでいた部員ブログがついに自分に回ってきたこと、大変嬉しく思います。拙い文章ではありますが最後までお読みいただけますと幸いです。

2019年の夏、当時中学3年生だった私は受験のため、幼稚園の頃から続けてきたサッカーをやめる決断をした。6月の関東予選を勝ち抜き、クラブユース全国大会を直前に控えた中での選択、正直この時期が自分のサッカー人生の中で一番苦しかった。周囲の人から沢山の意見があった。それでも決めたのは自分だ。この選択を絶対に正解にすると心に誓った。

無事、慶應義塾高校に入学した私はサッカーができる喜びに満ち溢れていた。入部してすぐTOPチームに入ることこそできたものの、年間を通して試合に絡むことはほとんどなかった。それでもただサッカーが楽しかった。2年生になりスタメンの座を奪い、チームの中心として活動していくようになった。しかし、開幕当初から結果を出せず、個人としてもインターハイ予選前にチームに迷惑をかける等、散々であった。その後も悪い流れを断ち切れず、チームは降格を味わった。再起を図ろうと迎えた最後の年、自分に告げられたポジションは主将だった。自分は主将として何ができるだろうか?シーズン当初は昨年降格させてしまったという責任と、主将としての重圧で個人として思うようなプレーができず、チームとしても結果を出すことができなかった。自分を責め、色々なことを背負い過ぎていたが、現在の同期で当時、副将の直希(1年・慶應義塾高)や沖本(1年・慶應義塾高)は自分が怪我をして辛い思いをしていたにも関わらず、ピッチ外でチームを支えてくれた。同じく副将の神志那(1年・慶應義塾高)はピッチ上で誰よりも走り、同じくチームを支えてくれた。そんな仲間の姿を見ていたら自然と力が湧いてきた。夏前に初勝利を上げてからは徐々に勝ち点を積み重ねることができ、選手権に向けて最高のチームができたと自信を持って言える。だが、それでも足りなかった。

これまでを振り返ってみて、自分は何を達成できただろうか。ソッカー部に入部して、先輩の壁が高くとも、TOPチームで活躍している同期もいる。それでも不思議と焦りはない。今の自分は素晴らしい環境の中で良い練習ができている。残り4年間のサッカー人生で、あの時色々な選択肢があった中で慶應に入って良かったと言えるように、今まで自分に関わってくれた全ての人に自分の選択が正しかったと「証明」できるようにしたい。

最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
7月15日(土)関東リーグ戦 第9節 vs 東京学芸大学 @慶應義塾大学下田グラウンド 18:00キックオフ

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