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2023.06.19 部員ブログ

「道」(藤平一寿)

平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただきます、法学部法律学科2年の藤平一寿と申します。

入部から2年目にして、初めて部員ブログの担当が回ってきました。先日リリースされた左貫(2年・市立浦和高)の部員ブログでは、物事のベクトルが常に彼自身に向いている点において、尊敬すべき部分があると感じたと同時に、こういった尊敬できる部分を持つ選手が同期である喜びも実感しました。1年生からポジション争いをしてきたライバルが降格を告げられたあの日、声を掛けられない程落ち込んでいた彼をご飯に連れ出したあの時間は良い思い出となりました。どちらかがカテゴリー落ちを告げられた時に、また行きましょう。さて、この自身初部員ブログでは『道』をテーマに書かせていただこうと思います。拙い文章ではありますが最後までお付き合いいただけますと幸いです。

3歳で初めて触れたサッカー。今となっては人生の一部であると同時に、欠かせないものの一つでもある。高校時代からの同期である立石(2年・桐蔭学園高)は入部当初からTOPチームに所属し、既に試合にも絡み始めていた。高校3年間で試合にほとんど絡めずに腐りかけていた私が再度奮起し、「我がサッカー人生に悔いなし」と言って終わることのできるチャンスはこのソッカー部が最後なのである。そのような中でBチームからスタートしたソッカー部員としての道。もう終盤に差し掛かりつつある3歳からの『道』を引退時に振り返ってみた時に、決して華やかなものではないだろうが、少しでも輝いて見えるようにもう少しだけ足掻きたい。

当時のB、Cチームの1年生を中心に構成されたチームで戦い抜いた昨夏の金沢遠征では、全体を通して自分の思い通りのプレーができた。それを皮切りに、監督に「無理が効く選手」と評価していただけるようになり、TOPチームに呼ばれる機会が増え始めた。金沢遠征後の山中合宿では、TOPチームに参加し、早慶戦出場を懸けたメンバー争いの場に立つことができた。早慶戦当日、私はベンチにでもスタンドにでもなく、早稲田大学応援団の目の前にボールパーソンとして座っていた。高校2年生の選手権の時に経験した感覚と全く同じ感覚を味わった。直前までメンバーに入っていながらも、試合当日になるとベンチ外へと弾き出されてしまう。2度目の経験だった。ボールパーソンとして背番号18をピッチの脇から眺めるのは、「悔しい」この一言しか出てこない。圧倒的に実力不足で、自分自身に対して腹が立った。一歩ずつ前進して、結構な長い距離を進んだと思っていても、実際にはほんの少ししか進んでいなかった。

これまでにあったチャンスを掴み取ることができずに現在はBチームに所属し、6時30分からの練習に取り組む日々だが、今シーズンのIリーグでは未だ1勝のみ。チームとして非常に苦しい状況が続いていて、自身としてもチームに貢献できていないことを痛感している。この状況を打破し、常勝という言葉に相応しいチームになるために、ひいてはソッカー部として「逆襲の荒鷲」の体現者となるために、まずは個人として成長する必要がある。だからこそ、まだある成長の余白に練習という色を塗り重ね、まずはTOPチーム昇格を果たしたい。その先に早慶戦出場や「3部初代王者」、高校3年間の戦友である立石との共演などという目標を達成することができると確信している。これら目標を焦らずともいち早く達成し、残り少ない私のサッカーにおける『道』に華を添えられるように今後も邁進していく。

長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
6月23日(金)「アミノバイタル®︎ 」カップ2023 第12回関東大学サッカートーナメント大会 3回戦 vs 日本大学 @スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカー場 18:00キックオフ

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