「現状」(川合我空)

平素より大変お世話になっております。商学部３年の川合我空と申します。

さて、早くも、同期では今年度2番目の登板となり、ソッカー部生活2度目のブログ担当が回ってきてしまいました。正直なところ、ゼミの試験以外では勝ち目のない絋生（3年・國學院大學久我山高）の後には書きたくないですし、プライベートを犠牲にするストイックさと格別のユーモアを持ち合わせた入江（3年・慶應義塾高）に任せた方が良いブログができるのではないか、などと考えていたら当初の締切りを過ぎ、投稿日前日に慌てて執筆することになってしまいました。マネージャーの皆さん、締め切りを過ぎてしまって申し訳ありません。

今回のブログでは、ソッカー部生活がちょうど折り返し地点となった私の「現状」について綴らせていただきます。

前置きが長くなりましたが、お手隙の際にお読みいただけたら幸いです。

2/49試合、0/4,410分。

私がこれまで関東リーグでメンバー入りした、試合数と出場時間です。今思えば驕り高ぶった話ですが、入部当初は、開幕メンバー入りや1年生のうちにスタメンを奪取することを、本気で実現可能な目標として設定していました。こうしたことを念頭に置けば、川合我空というプレーヤーがこれまで成し遂げたものはあまりに乏しく見えます。

これまでのサッカー人生で、これ程までに試合に絡むことができなかった経験はありません。ですが、自身のプレーに対して自信を失ったり、方向性を見失ったりすることはありませんでした。だからこそ、2年間TOPチームの公式戦に出ることができていないという現状には、素直に苦しさを感じます。

一方で私たちは1選手であり、評価される側という立場は不変です。いくら現状に不満を唱えようと、自身の評価にもがき苦しんでいようと、このことが変わることはありません。つまり結局のところ、「やるしかない」のだと思います。不満を、苦しさを原動力に変え、11個しかないスターティングメンバーの座を我が物にし、慶應を勝利に導くことこそがソッカー部のためであり、選手としての渇きを満たす唯一の手段であることに、変わりはありません。そして、昂大（2年・國學院大學久我山高）をはじめとして、私と同じような境遇の選手は多いのではないかと思うと同時に、私はこれこそがソッカー部の良さなのではないかと考えます。こうした選手たちの想いが連なり、競争を生み出し、組織をより強く成長させていくはずです。

今、試合に出ることができていない全ての選手たちへ

それぞれが抱く感情を爆発させて、スタメンのやつらを喰ってやろう。その想いこそが、慶應が3部初代王者という目標を達成する、きっかけとなるはずです。

3戦未勝利。文字通り、正念場だと思います。そして、この苦しい現状を打破するためには、間違いなく私たち、試合に絡んでいない選手たちの奮起が必要です。

より一層の熱量をもって練習に臨み、次節以降、必ずや全部員の力で勝利を掴み取ることをここに誓い、ブログの締めとさせていただきます。

拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共ご声援の程宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
5月27日(土)関東リーグ戦 第6節 vs 中央学院大学 @中央学院大学つくし野総合グランド　14:00キックオフ