2021.03.26 部員ブログ
「準備」(菊池春哉)
平素よりお世話になっております。
この度部員ブログを担当させていただくことになりました、総合政策学部新2年生の菊池春哉と申します。このブログが初めてのブログとなるので纏りのない文章になってしまうかも知れませんが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
私がソッカー部に入部してから1年が過ぎた。昨シーズンの感想としては”辛い”この言葉に尽きると私は思う。しかし全てが辛い経験ではなく、勿論サッカーを楽しんで多くのことを学べたシーズンであり、練習試合にも出場し自分自身が成長したなと感じたことも多くあったが、この楽しくてやり甲斐がある生活は2020年の10月8日に終わった。この日に私は肩の脱臼、内側靭帯の損傷、そして前十字靭帯の損傷をした。この日はトップチームとの練習試合で気持ちがとても昂っていた。天候は最悪だったがそんなことはお構いなしに絶対に結果を残そうと思っていた。しかしその気持ちが空回りしてしまい大怪我をした。怪我した瞬間は”あ、終わった”と思い自分でもこれは大怪我だなと自覚した。3日後に大きな病院に行き診断を受けた。運が良ければ3ヶ月程度で済んでくれ悪くても半年程度で願っていたが、結果は全治10ヶ月と告げられたその時、私は頭が真っ白になって何も考えられなくなった。その時父親も側にいてくれていたのだが返事はろくに出来なかった。ここから3週間近くまともに歩くことも出来ないのでずっと家にいた。そして歩ける様になり1ヶ月ぶりにグラウンドに行くと皆が全力でサッカーをしているのを見てただ辛くなった。自分はこれから10ヶ月大好きなサッカーが出来ないと想像しただけで本当に辛かった。この時期はリハビリ等はしていたものの、ほぼ空元気で行っていた。モチベーションは下がる一方だった。12月8日手術を行うことが決定し少しだけ自分が目指すべきものが見えた時、手術の直前に早慶戦が行われた。この試合を見て私は自分が入部した時の目標を再認識した。それは早慶戦に出場して活躍すること。ただ辛かった日々が少しだけ楽になり手術後のリハビリからこの舞台を目指して直向きに努力をしようと思った。
そして2021シーズンが始まり自分はリハビリから始まるシーズンとなった。残り5ヶ月近くまたモチベーションが落ちてしまうことはあるかもしれないし辛いことの方が多いシーズンになるかもしれないが、自分が最高の舞台で戦う準備だと日々思い、且つ2021シーズンが”最高”なものとなるように残りのリハビリ期間を過ごしていきたいと思う。
拙い文章ではございましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援と応援の程宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
4月4日(日) 関東リーグ戦 第1節vs国士舘大学
@保土ヶ谷公園サッカー場 14:00キックオフ