第98回関東大学サッカーリーグ戦【2部】第14節 vs 順天堂大学

戦評

関東リーグ14節、再び首位を取り戻すべく臨んだ順天堂大学との一戦は、3-2で本塾が制した。

序盤は、お互い譲らない攻防が続く。本塾のMF齋藤(3年・FC町田ゼルビアユース/都立桜修館中等教育学校)、MF朔(2年・学習院高等科)がクロスをあげるも得点には繋がらない。17分、本塾が中央から崩し、FW香山(4年・慶應義塾志木高)がシュートを放つも、相手GKに止められてしまう。37分、MF朔のドリブルからDF大下(3年・東京ヴェルディユース/慶應義塾高)がシュートを放つも、相手GKにキャッチされる。本塾が攻める時間帯が多かったものの、前半は0-0で折り返す。

後半は激しい展開となる。51分に相手のビルドアップミスからMF角田(3年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)からMF齋藤と繋ぎ、中に折り返すとMF茅野(4年・慶應義塾高)がゴール右角に流し、先制点を奪う。54分にセットプレーの流れから失点し、一進一退の攻防が続く展開となる。オープンな展開の中、MF朔の突破からチャンスを生むも得点には繋がらない。追加点を獲得するべく、63分にMF朔に代わりMF村井(3年・ザスパクサツ群馬U-18/桐生高)を投入する。相手の猛攻が続くがDF三浦成(2年・浜松開誠館高)を中心に防ぐ。69分にMF角田がFKを獲得し、自ら芸術的なFKを決め再びリードを広げる。81分にMF齋藤に代えFW藤井(2年・静岡学園高)を投入する。82分にFW香山(4年・慶應義塾志木高)からMF辻野(3年・暁星国際高)と繋ぎ、FW藤井がチャンスを作るも惜しくもゴールとはならないが本塾の攻撃は止まらない。90+1分にMF辻野が運びFW香山へと繋ぐと、冷静にゴールを決め、試合を決定づける。90+5分に相手のロングシュートが決まるが、そのまま試合終了となる。

このまま良い流れに乗り、次節の立正大学戦でも勝ち点3を掴み取れるよう、部員全員で最高の準備を重ねていく。

《注目選手》
三浦成貴
ポジション: DF
出身校: 浜松開誠館高
一言: 本塾が誇る鉄壁のディフェンダー。彼の持ち前の対人能力は今後も慶應を救うだろう。