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2019.10.07 引退ブログ

「」(小島陸)

小島平素より大変お世話になっております。経済学部の小島陸です。
誰よりも真面目に授業に出ているのにも関わらず、異彩な経歴を放つ瀬戸稜太からバトンを受けます。年上、同期、後輩、全ての肩書きをコレクションした瀬戸は、優しさに溢れ、彼のことを嫌いな人は本当に1人もいません。

それに対し、サッカー部で最も嫌われている(本当は愛されている)ランキングに名を連ねる、黄色の戦士こと、小島陸が今回のブログを担当します。

2年前に書いた「木南くん」というブログが、Twitterで、29リツイート110いいねを記録し、一斉を風靡した為、若干のプレッシャーを感じていますが、今回は、自分の思っている事を淡々と書いていくので、優しい目で読んでください。

参考までに、ブログ「木南くん」

高校、大学、と7年間同じチームで一緒に過ごしましたが、こいつはずっと木南諒でした。自分に厳しく、かつ、自分で考えることが出来る、カッコ良い人間です。木南は来季の慶應ソッカー部を背負って立つ男です。
まだ読んでない人は読んで欲しいです。

公式戦1ゴール0アシスト。

これが僕の4年間の結果です。酷いですね、自分でもびっくりです。目標としていた早慶戦出場も勿論叶えられませんでした。
でも、こんな散々な結果なのに、サッカーを最高に楽しめた自分にはもっとびっくりです。

海徳に退部しろと脅された1年生春。
練習でグラウンドがほとんど使えなかった1年生。
サッカーを辞めようと思った2年生春。
公式戦初ゴールで挫折を乗り越えた2年生夏。
フットサルで日本一にあと少しだった3年生夏。
「サッカー」を教えてもらった3年生秋。
「社会」を教えてもらった4年夏。
史上初アイリーグ全国出場に貢献する4年秋。
トップチームで背番号を手にする4年秋。

僕の4年間ざっとこんな感じです。
こうやって振り返ると、充実していますね。最後の2つがめちゃくちゃ大事ですけど(笑)
(海徳とは仲良くなっているのでその点安心して下さい(笑))

充実していたのは、紛れもなく指導者の方や仲間のお陰です。サッカー部の指導者の方々には本当に感謝しています。

友峰さん。
要所要所で人間的に甘さのある僕を叱ってくれて有難う御座いました。変わらなきゃ、と本気で自分を見つめ直すことが出来ました。

高橋さん。
いつも応援してくれたり、怒られた時は優しくしてくれたり、試合前に握手する時に頑張らなきゃって毎回思わせてくれる人です。約束を果たせるように頑張ります!

大俊さん。
僕の思い違いでなければ、大俊さんは僕の事を信頼してくれて、僕も信頼していたので、最高の関係性を作る事が出来たと思います。丁度今日、Bチームはアイリーグに勝利し、チャンピオンシップに進む事が決まりました。残りの試合は少ないですが、勝利を重ね、大俊さんと共にタイトルを獲りたいです。

戸田さん。
短い期間でしたが、濃過ぎる半年間でした。僕に自信と責任と武器を与えてくれました。ポジショニング、判断基準、僕のプレースタイルに必須なスキルを磨く事が出来ました。練習中は、心の中のリトル戸田に問いかけて、今のプレーはどうだったか、どうするべきだったか、と自問自答しています(笑)。成長した姿を見せたいので試合観に来て欲しいです(笑)。

三浦さん。
毎週身体をケアしてくれました。友人の様にコミュニュケーションを取ってくれる三浦さんは心の拠り所でしたが、安心し過ぎて言わなくて良い事も言ってしまった事は後悔してます(笑)。

いとペイさん。
いとペイさんはシンプルにカッコ良かったです。見た目じゃなくて、生き方がカッコ良いです。欲を言えば、Dチームだった1年生の頃にチームを見て頂き、一緒に闘いたかったです。卒業しても、人生の先輩として仲良くして下さい!

四戸さん。
選抜や全国大会など全く経験した事もない僕を、日本一の目の前まで連れて行って下さいました。日本一という期待に応える事が出来ず申し訳ない気持ちもありますが、フットサルはめちゃくちゃ楽しかったです。新しい世界を教えてくれて有難う御座いました!

部員の中でも特に、皆さんとコミュニュケーションを取っていたと勝手ながら自負しています。皆さんとの接し方、関わり方はそれぞれ異なりましたが、皆さんの言葉一つひとつが今のサッカー選手「小島陸」、人間「小島陸」を作って下さいました。この恩を、残り2ヶ月の結果で返せるように頑張ります!

そして何よりも、一緒に闘い、一緒に苦しんで、一緒に笑った仲間達。
ありがとう。
ここでは同期という言葉は選べません。確かに同期は特別な存在です。しかし、同じユニホームを着て同じゴールを目指してきた仲間(地頭薗雅弥さんも含む)に、先輩後輩なんて関係ないからです。

居心地最高でした。皆の事好き過ぎて、今、もう、皆とサッカーしたいです。

皆からよく言われました。
「こじってサッカー本当好きだよね。」
大好きです。だけど、ただサッカーが好きなんじゃないんです。
皆とするサッカーが好きなんです。普段はふざけ合ってるのに、試合になると、皆で本気で勝利に向かって戦うサッカーが大好きです。

卒業した後も皆と会ったり、ご飯食べたり、楽しい瞬間は沢山あると思います。だけど、多分皆もそうだと思うけど、皆とは、サッカーしてる瞬間が一番楽しい。だから、残り少ない練習を本当に本当に本当に楽しもう!
かける、のり、ひで、がめ、かずま、こーや、ささ、なべしゅん、塩木、すみ!
最高だよ、お前ら。最高の2ヶ月にしようぜ!

これだけ本気になれるものに巡り会えた僕は幸せだと、今凄く感じています。サッカーを始めるきっかけを作ってくれたお父さん、ありがとう。

サッカーは6歳から始めました。家の前の道でお父さんに基礎練ばっかさせられました。お陰でインサイドパスはちょっと得意です。小学生でパスの魅力にはまり、中学、高校でもボールを繋ぐことに美学を感じ、中盤の選手としてサッカーを続けてきました。人生やり直せるなら、次は絶対的ストライカーみたいな選手になりたいですね。

話が逸れましたね。

少し去年の話をさせて下さい。

去年のこの時期は、Cチームでリーグ残留戦を戦っていました。最後の試合、ホイッスルが鳴った後、涙が止まりませんでした。多分、負けた悔しさの涙じゃないです。もう4年生と一緒にサッカー出来ないんだ、そんな涙だったと思います。
吉江、ともはやさん、うし、たけ、やまくん、ありしゅん、きっくん、かっしー、なつくん。
最後の最後までカッコ良かったです。試合中は、背中から吉江とともはやさんの声が、ウッシーの背中が、ベンチからの声が、僕の走る力になっていました。

今度は僕の番です。
Bチームの皆。試合できつい時、苦しい時、俺を見て、俺の声を聞いて欲しい。
ワンプレーで試合の流れを変えられる様な選手ではないけど、皆の背中をちょっとでも押せる様な選手になります。
だから、皆、あと3試合。1年間積み上げてきたもの全部出し切って、関東優勝しよう。優勝して、もう1回、もう1回だけで良いから、チャンピオーネの歌を大声で響かせよう。

4年の意地という言葉は、あまり好きではありません。意地なんて入部した時から持ってるのが当たり前だと思ってるから。でも4年の責任は少なからずあると思います。なので、去年の4年生の様に、その責任を果たせるよう、ピッチの中を駆け回ってやります!

勿論、精神面だけじゃなくて、技術的にも、判断的にも、まだまだサッカー上手くなりたいです。これからも毎日サッカー上手くなれる様な気がするんです。
だけど現実はあと2ヶ月しかありません。別に今まで焦ってなかった訳ではないんです。半年前から、終わりを見据えながら、毎日の練習に臨んでいました。それでも本当にあっという間でした。

そこで、少しだけ後輩に伝えたい事。
もう僕はサッカー出来ないので、今までの人生で学んできた事を少しだけ。

壁にぶち当たったら喜んで乗り越えて下さい。
悩みがあったら悩んで悩んで悩んで下さい。
負けず嫌いであって下さい。

シンプルだけど大事な事です。
これが出来たら、充実した毎日が送れるはずです。

 

 

 

 

 

 

去年の話をもう一つ。一度、戸田さんに質問をしたが事あります。
「僕って成長出来てるんですか?」
自分の成長を実感出来ずに不安だった僕に戸田さんは答えました。
「これだけタイトな試合に出続けていて、成長してない訳がない」
その時は分かりませんでした。だけど半年経った今になって、ああ、めちゃくちゃ成長してたな、と思うんです。

 

 

「Aチームで活躍する」
「プロサッカー選手になる」

4年前、夢と野望を持って、黄色のユニホームに袖を通しました。

現在の自分
「Bチーム所属」「一般企業に就職」

この4年間が僕にとって何だったのか、何を得る事が出来たのか、今は分かりません。もしかしたら、上の話の様に来年にはすぐ分かっているかも知れないし、10年経っても分からない可能性だってあります。
その4年間の意味に気付いた時、僕はこのブログの題名を付けようと思います。

だから今は、目の前のボールに向かって全力で走ります。

走ったその先に全国優勝、トップチーム登録が待っていると信じて。

そして、未来の僕が誇れる様な4年間になる事を信じて。

 

 

 

 

 

 

次回のブログは酒井和真です。

和真とは、沢山ロングキックしました。沢山1vs1しました。沢山昼ご飯食べました。沢山遊びに行きました。
本当に4年間ありがとう、目の前にしたら恥ずかしくて言えないからここで言うね笑
和真の大好きなカイル・ウォーカー(マンチェスターシティ所属)の様なオーバーラップはほとんど見れなかったけど、ウォーカー以上の対人の強さは4年間揺らぐ事なく、一緒に試合出た時はいつも信頼してた。
出会えて良かった、ありがとう。
そんな和真も、コミュニュケーションには少し難有りで、僕が知る限り大学4年間でマネージャー以外の女子とは話した事がないはずです。社会に出たら、持ち前のサイコパス感を前面に出して、新たな友人を得ていくと思うのですが、少し心配です。
冗談です(笑)。和真は仕事も完璧にこなすし、友人も大切にするし、きっと立派な社会人になると思います!

そんな和真は、4年間どんな事を考えて過ごして来て、今どんな想いを抱えているのか。普段の和真は自分の話をほとんどしないので、僕はもちろん、部員全員が和真のブログには注目ですね。

お楽しみに!

 

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