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2021.09.23 引退ブログ

「今の自分でいれるのは」(李公平)

 

平素より大変お世話になっております。学連幹事を務めさせていただいている、商学部4年の李公平です。今回の卒業ブログでは、私がソッカー部への入部に至った経緯と入部を決めた理由、現在の想いについて書かせていただきます。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

平素より大変お世話になっております。学連幹事を務めさせていただいている、商学部4年の李公平です。今回の卒業ブログでは、私がソッカー部への入部に至った経緯と入部を決めた理由、現在の想いについて書かせていただきます。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただければ幸いです。

「学連幹事募集しているよ。」
私にバトンを渡してくれた日川(4年・高崎高)が掛けてくれた言葉です。彼とはクラスメイトであり、大学生活での多くの時間を共に過ごしました。あの時、彼からのこの言葉がなければ、自分はソッカー部には入部していませんでした。本当に感謝しています。ありがとう。
1年生の頃、私はサークルでサッカーをしていました。振り返ると、自分にとってこの選択は逃げでした。「もうしんどい思いはしたくない」、「強豪校出身の選手が多いから試合には出れない」、こんな気持ちで3歳から始めて高校まで真剣に続けてきた部活動でのサッカー人生を終えました。ですが、「もし体育会に入部していれば、、、」という考えが頭から離れませんでした。このような状態では当然サークルでも上手く過ごすことが出来ず、いつしかサークルの練習にも行かないようになりました。
2年生になっても何にも打ち込んでおらず、このままでは大学生活を棒に振ってしまうと悩んでいました。悩む日々の中、日川が誘ってくれました。そうして私は2年生の夏にソッカー部に入部しました。

【変わった姿を見せたい】
これが学連幹事としてソッカー部に入部した1つ目の理由です。これまでの人生を振り返ると、自分は流れに身を任せて生きてきました。姉が通っていた幼稚園、小学校に通い、両親と相談を重ね中学受験をして中高一貫校に通い、当たり前のようにサッカーをしていました。
そんな中でも「高校までサッカーを続けてきたこと」、「内部進学で甲南大学に進学するのではなく、指定校推薦で慶應への入学を目指したこと」の2つについては自分の意思を貫いての行動でした。ですが、そのサッカーをあんな理由で諦めてしまったことは非常に恥ずかしく思います。また、指定校推薦で慶應への入学を目指すにあたり、両親にはいつも助けられました。
自分は本当に周りの人達に恵まれてきました。甲南大学でサッカーを続けている親友2人、同じ高校から共に慶應に入学し常に近くで刺激を与えてくれている蹴球部の親友、慶應でもクラスメイトだけでなく、ずっと関わっていきたいと思える友人が出来ました。その他にも今まで自分に関わってきて下さった全ての人の支えがあって今の自分があります。
そんな皆に自分で大きな挑戦をする決断をし、変わった姿を見せたいという気持ちが一歩を踏み出す要因となりました。

【今まで所属してきた組織の中で最大規模のチームで役に立ちたい】
これが学連幹事としてソッカー部に入部した2つ目の理由です。
私が入部するまでは選手が兼任で務めていた学連幹事という役職を、自分が専任として務めることになりました。まず簡単に学連幹事の仕事について説明すると、関東大学サッカー連盟の一員としてリーグ戦の現場運営から事務管理など、大学サッカー界の中心となって競技環境を整えています。チームの中では、練習などには行かずに、連盟との懸け橋となって選手登録などの作業を行います。
約150人の部員の中の学連幹事という一人の部員として、大きな組織の中でも自分の居場所を見つけてチームに貢献するために入部を決意しました。小中高と副将を務め、チームのために行動してきた経験を無駄にしたくはありませんでした。
そこで、「専任の価値をどう生み出していくのか」、「専任としてどうチームに貢献するのか」について考えてきました。しかし、正直今も明確な答えを出せていません。
学連幹事の仕事はチームにマイナスを与えないことに過ぎないと思います。それでも選手達が勝利を目指して進むスタートラインをマイナスにする訳にはいかないと、責任感を持って仕事をしています。しかし、プラスを与えることが出来ない力不足な自分が嫌いになることもありましたが、「選手達が慶應を代表して試合で活躍する姿」があるから今も頑張れています。
今シーズンから廣田(3年・暁星高)と雄大(2年・慶應義塾湘南藤沢高等部)が新たに学連幹事に就任し、選手兼任の彼らに助けられた場面は多くあります。ですが、自分が専任として入部したからには、専任の存在を無くしたくないと強く思っています。そのためにも卒業までに「専任の価値」を必ず見出したいと思います。

最後に、2年の夏からの途中入部を引き受けてくれた監督、スタッフの方々、本当にありがとうございます。最後まで感謝の気持ちを持って自分の仕事を全うします。
同期の皆、こんな自分を同期として迎え入れてくれてありがとう。1部残留、早慶定期戦での勝利を信じています。

長くまとまりのない文章になってしまいましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。今後共ソッカー部へのご支援とご声援の程、宜しくお願い致します。

明日のブログは、荻原瑶が担当します。日川と同じく瑶もクラスメイトで、日川が自分を誘ってくれた時は3人でいて、瑶もソッカー部の話をしてくれました。4年生唯一のマネージャーとして、チームのために強い責任感を持って多くの後輩マネージャーをまとめてきた瑶が最後にどんなブログを書くのか楽しみにしたいと思います。

《NEXT GAME》
9月25日(土)関東リーグ戦 第17節vs立正大学
@江東区夢の島競技場  14:00キックオフ

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