2024.06.17 部員ブログ
「結果へのこだわり」(和唐虎太朗)
平素より大変お世話になっております。法学部法律学科1年の和唐虎太朗です。初めてのブログとなりますので、拙い文章になるとは思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。
私のこれまでのサッカー人生は挫折だらけで順風満帆ではありませんでした。
幼稚園の時から毎年七夕の短冊に書き続けている
「世界一のサッカー選手になる!!!」
という夢からは程遠いものでした。
小学4年生の時に父の仕事の都合でベトナムに渡りましたが、当時現地で所属していたクラブには、イギリス人のコーチの下に様々な国の選手が集まっていて、英語を話せないという理由で練習ではパスを出して貰えず、毎回泣きながら帰ったことは忘れられません。また、昨年は1年間、アメリカのサッカー強豪校に留学していました。「日本人である上に、1年間しかいないため、TOPチームに入れても意味がない」と言われてしまい、Bチームでプレーすることは本当に悔しく、あまり泣き言を言わない私が、唯一両親に電話で弱音を吐いた時でした。
しかし、どんな苦しい時も私はサッカーを諦めたくありませんでした。その中でこの挫折を乗り越えるためには「結果を残し続ける」ことが重要ではないか、そしてただ結果を「残す」のではなく、「残し続ける」ということが大事だと考えました。それはCFである私としては常に「ゴールを決め続けること」に執着してプレーすることだと考えます。どんなにチームが苦しい時でも決勝点をもぎ取ることができるストライカーとして、チームメイトからの絶対的な信頼とチームでの圧倒的な存在を目指して、人一倍シュート練習を重ねてきました。練習の前後やオフの日には「誰よりも絶対に点を取る」という想いで、日が暮れてボールが見えなくなるまでシュートを打ち続けました。仲間がいる時はクロスの崩しからのシュート、1人の時はドリブルでカットインしてからのシュートをして、ゴールがない時でも足をボールに当てる感覚を少しでも研ぎ澄ますために金網やネットに向かってボールを蹴り続けました。その努力は結果として表れました。ベトナムでは2年連続クラブ得点王と最優秀選手賞を頂き、アメリカではBチームの公式戦13試合15ゴール13アシスト3ハットトリックという結果を残し、最終的にはTOPチームに昇格してゴールを決めることができました。2度の海外経験の中で、結果を残し続けることの重要性は万国共通であることと、努力は決して裏切らないということを身に染みて感じました。
そして、強豪校から選手が集まる大学でも結果を残すことで必ず自分自身を認めてもらえると信じてソッカー部の門を叩きました。しかし、そう簡単ではなく、誰よりも早く1月から練習に参加させていただいてるのにも関わらず、後から参加してきた同学年の選手にどんどん出場機会を取られてしまいました。練習でも先輩方を含め仲間たちのボールコントロールやフィジカル、スピードなど一つひとつのプレーの質の高さに毎日学ぶことが多く、私の実力ではまだまだ足りないのだと日々実感するばかりです。
しかし、私はストライカーとして「得点力」という武器だけは誰にも負けたくありません。「誰よりも点を取る」という強い意思を持って日々プレーをしていく覚悟です。
現在私は1番下のカテゴリーであるB2チームに所属していますが、自分の武器を磨いてチームのために尽力し、個人としては1日でも早くTOPチームに昇格できるよう努力し続けていきたいと思っています。
最後にこの素晴らしい部活で最高の仲間達と共にサッカーがプレーできることに感謝し、誰よりもゴールを決めて、チームを勝たせることができる慶應のエースストライカーになることを誓います。
誠に拙い文章ではごさいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後共、ソッカー部へのご支援とご声援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
《NEXT GAME》
6月19日(水) 「アミノバイタル®」カップ2024 第13回関東大学サッカートーナメント大会 3回戦 vs 城西大学 @JOSAI SPORTS FIELD 第1グラウンド 18:00キックオフ