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2016.10.11 引退ブログ

伝えたいこと(小坂慎太朗)

小坂2

平素より大変お世話になっております。総合政策学部4年の小坂慎太朗と申します。以前このブログで記したように、時はあっという間に過ぎ去り、私たちも引退するまで約2ヶ月となりました。引退までの1日1日を全力で取り組もうと考えると同時に、ふとした瞬間にこれまでの4年間を省みることが多くあります。その中でも痛切に感じていることを後輩に向けて書きたいと思います。

「変化を積極的に受け入れる」。私がこの4年間で最も重要だと感じたことです。至極当然のことの様に思えますが、このことを実践できている人はなかなかいないと思います。変化を受け入れるということは、それまでの自分が確立してきた方法とは異なる考え方や努力の仕方を持つことであり、それに伴って築いてきた積み重ねを否定されたように感じるからです。しかし私は、変化を受け入れるということは過去を否定することではなく、新たな積み重ねを始めることであり成長のための一歩であると考えます。
そういう私自身もなかなか変化を受け入れることが出来ない人間でした。これまでのサッカー人生において経験した成功や挫折をもとにした自分なりのサッカーヘの向き合い方や練習方法を以って大学サッカーへ打ち込んできましたが、小さい頃からの夢であったプロになることは出来ず、関東リーグでも目立った活躍することは出来ず、大学での4年間は決して成功したとは言えませんでした。それでも一つの目標であった早慶定期戦に出場することができました。それはある同期の言葉で私が変化を受け入れられたからだと思っています。その同期は今年の春になかなかパフォーマンスが上がらず関東リーグに絡めない私に対してアドバイスをくれました。しかしそのアドバイスは当時の私の考え方からは到底受け入れられないものでもありました。それでもどうにか現状を変えたいという思いからその同期の言葉を信じて考え方や取り組み方を変えました。するとその方法は私に合っていたようでパフォーマンスが向上し、より自信を持ってプレーすることが出来る様になりました。
同期のアドバイスを受け入れるときはそれまでの自分の考えを自ら否定している様で非常に怖かったことを覚えています。それでも現在はその考えが正しいこと、そして以前の私の考え方があったからこそ、そのことに気付けたと感じています。

この部活においても関東リーグなどの試合に出場できる部員は僅かですが、全部員が自分なりに考えて必死に努力をしていると思います。そしてその努力の積み重ねに自信を持っているからこそみんな悔しさや葛藤に負けずプレー出来ているはずです。だからこそ人の意見やアドバイスを聞き入れ、自分に変化をもたらすことは難しい。それでも夢や目標があるなら変化を恐れず積極的に受け入れてほしいと思います。一度変化してそれが合わないなら戻せば良いし、そういう試行錯誤の中で本当に譲れない部分や自分の軸が磨かれると考えます。そしてその変化のきっかけは至る所に転がっていると思います。同期や後輩との会話、グラウンドでの先輩の振る舞い、家族や友達などとの他愛もない話。それによって変化するのはサッカーへの取り組みかもしれないし私生活かもしれません。人間的成長はサッカーの成長に繋がりその逆もまた通じるものがあると思います。怖がらずに素直に変化を受け入れてください。

最後に、今シーズン初めに掲げた関東リーグ優勝という目標をインカレ出場に変えることになりましたが、やることは変わらないと思います。一戦一戦を全力で戦い少しでも上の順位へ行き、インカレに出場、そしてその先へ行けることができるよう、私たち4年生が本気で向き合うのでその様子を見てみんな付いてきて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
10/15(土) 関東リーグ戦 第18節 vs明治大学
@江戸川区陸上競技場 14:00キックオフ

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