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2015.10.15 引退ブログ

最高の思い出(比留間敬太)

慶應ソッカー部の冨永愛こと山岸翔からブログのバトンを託されました、法学部政治学科4年の比留間敬太と申します。

今回のブログでは、自分でもキャラ違いだとは感じますが、今思っている事を真面目に綴りたいと思います。少々長くなりますがどうかご勘弁願います。

私には慶應大学体育会ソッカー部OBである父がおり、父は2、3カ月に1回程大学時代の同期とその家族を集めての飲み会をすることがあります。
そんな父から私はいつもこんな言葉をかけられていました。
「体育会での一番の収穫は生涯の仲間が出来たことだ」と。

私は最初この言葉をなんとなく理解した気でいましたが、今4年間の体育会生活も終盤になり、この言葉の真意をひしひしと感じています。
私は人と人とが繋がる上で一番大切なことは様々な経験を「共有」することだと思っています。
より深い経験を、より大きな経験を共に分かち合うことこそが深い絆へと繋がると思っているからです。
だからこそこの4年間、今まで味わったことのない大きな達成感や苦しみ、多くの濃密な経験を「共有」してきたこの同期は人生で一番最高の仲間だと自信を持って断言出来ます。

話は変わりますが、須田監督がよく仰る言葉に
「慶應ソッカー部はサッカーだけでなく人間として成長する場所だ」
という言葉があります。
私自身この慶應ソッカー部という組織に入って人間として大きな成長を実感しました。長い長いミーティングを積み重ねて来たことも、今振り返ると意味のあるモノだったと素直に感じています。
本気でぶつかり合いながら互いの特徴、欠点を深く掘り下げる。その人の中身をより深くまで知っていく。こんな経験絶対に他では出来ません。晋平も言っていましたが、本当に貴重な経験をさせてもらったなと今では感謝しています。
経験というモノは生きて行く上でのその人の行動の指標になるものです。私はこの慶應ソッカー部という組織で他より多くの濃い経験をしてきた自負があります。この濃い経験はこれから先私が人生に悩んだ時、より良い方向に導いてくれる大きな材料になると確信しています。

私達は体育会以外の人と比べて果てしない時間を体育会という組織に捧げて来ました。部員全員が、時には大学の友達が旅行に行く中で、自分には遊ぶ暇もないと嘆いたことが一度はあると思います。しかし、上記した通りこの体育会に捧げてきた多くの時間は絶対に無駄ではなかったと感じる日が来ます。
だから後輩にはミーティングも辛い練習も、無意味に感じる慣習も、そして部活外でのパーっとやる飲み会でさえも本気でやり切って欲しい。
それはこの部活での日々を本当に濃密な経験にして欲しいからです。
全力で練習し、全力で遊ぶ。何事にも全力投球で臨むことが出来れば、4年になった時、ソッカー部に入った成果を強く感じられるはずです。

慶應ソッカー部でしか出来ない経験を経て人間的に大きく成長出来たこと、そして何よりも多くの困難を共に乗り越えてきた最高の仲間が出来たこと。
私は慶應ソッカー部に入って本当に良かったと心から感じています。

私は残りの体育会生活、目標としてきた「関東リーグ優勝」そして、「日本一」というバカデカい目標をこのチームの全員で勝ち取りたい。
自分が直接勝利に貢献出来なかったとしても、私のチームは関東一だったんだぞ、日本一だったんだぞと誇りを持って言いたい。
そして、将来は父の様に大人になって同期で集まった時、関東リーグ優勝という「最高の思い出」を酒の肴にして、全員で飲み明かそう。

最後3ヶ月、全員一丸となって関東優勝、日本一を達成し、全員で最高の瞬間を「共有」しよう。

長々と駄文を失礼致しました。

さて、私が次にこのブログリレーのバトンを託すのは、慶應義塾中等部から10年来の付き合いである飯沼可奈です。
今はマネージャーとして牙を隠しているものの、中学の頃は慶應女子の頭を務めていたこともある権力者可奈さん。
可奈さんのダイ・ハードも顔負けの超ド迫力のブログをどうぞご期待下さい。

≪NEXT GAME≫
第89回関東大学サッカーリーグ戦【後期】
10月18日(日) 第18節 vs専修大学 13:50kickoff @Shonan BMW スタジアム平塚

 

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