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2018.11.12 引退ブログ

環境と人(佐藤隼人)

佐藤隼平素はお世話になっております。
大学サッカー界No.1DFの鴻巣君からバトンを引き継ぎました、佐藤隼人です。普段はメロスでやらせてもらってます。鴻巣君ですが今季に入ってからの安定感は凄まじく、チームを牽引し勝利に貢献しています。その活躍たるや星3つ、いや7つ。まさにセブンスターです。
さて、鎮座すること早3年。色々想うことはありますが、私ながらに上手くまとめて述べたいと思います。チャンネルはそのまま、お付き合い下さい。

「環境が人を作る」
この言葉は今年までの経験から私が強く感じているものです。
高校受験時、一日中勉強し続けた日々は、私に勉強を習慣化させました。
高校ソッカー部での始発を伴う朝練は、親に起こされキレながら二度寝していた私を変え、今ではアラーム一発で起きた後、布団をたたみ部屋を軽く掃除して家を出ます。
体育会ソッカー部でのミーティングは、自分の未熟さを痛感させてくれました。義務教育と違い生活における指導者のいない環境においては、そういった自分の欠点を指摘してくれる同期の存在やミーティングは重要であったと思います。
リサーチでの役割は、私に責任感を与えてくれました。仕事における責任感は勿論、ここでいう責任感というのは、共に仕事をし戦った同期に対してのものです。リサーチは学年から出す最初の役職であり、その後、学生スタッフを務める人が多いです。実際、私の同期はそれぞれ副務、グラマネ、世界へとトビタっテしまいました。立場は変われど、一年間苦楽を共にした者として4年間支える。その責任感こそが私が体育会で得た一番大事なことかもしれません。しかし、今振り返ればその決意に対する後悔も当然あります。ただ、それ以上に、チームの模範となるべき同期と一年間密に過ごせたことは幸運であったと思います。彼らからは多くの事を学ばせてもらいました。
以上のように「環境」の変化は私の人生において重要な役割を果たしていると考えています。ただ、ここで私が言いたいことは、その「環境」は自ら選択し飛び込まなければならないということです。その勇気さえあれば常に成長し続けられると信じています。

「人が環境を作る」
この言葉は今年の経験から私が学んだことです。ここでいう「人」とはリサーチの後輩を指します。今年からリサーチも新体制を取り再始動しました。早慶戦以降リサーチとしても手応えを感じることの出来る試合が増えていきました。その原因は何でしょうか。新体制を取ったことに目が行きがちですが、私は今年からリサーチを担っている後輩によるものが大きいと感じています。語弊があればすみません。新体制としては1年目でありながらリサーチとしては最後の年。後輩に何が残せるだろうか。何を教えるべきか。そんな想いも持ちながら彼らと共有した1年間。多くを学んだのは私の方でした。彼らにはリサーチを行う上で一番大事な要素が備わっています。戦術眼、コミュニケーション能力、選手としての技術、…どれも正解のようで違います。「献身性」です。それが具体的に何を意味するかはあえて説明しません。というより言葉では説明出来ません。少なくとも私が彼らから感じたものは「存在意義」という何らかの理由に留まる小さいものではなくもっと意義のあるものです。
以上の経験において私が学んだことは、「環境」を作ることのできる「人」にならなければならないということです。体育会ソッカー部は今年より2部に降格しました。今、その「環境」に「人」を作る力は無いのかもしれません。つまり「人」が「環境」を作らなければなりません。「部員」が「ソッカー部」を作らなければならないのです。情けないながら、その役目は後輩達へと託すことになります。宜しくお願いします。
くどい文章になってしまいましたが大体私が伝えたいのはこんなもんです。

「環境が人を作る」「人が環境を作る」
皆さんの人生においてはこれらの言葉はどんな意味を持ちますか?一度これを機会に考えてみるのも面白いかと思います。
最後に、今に至るまでの「環境」と「人」、そして何より、試合前日に連絡をくれる(櫻井さん)ような歴代Rfamilyの皆に感謝して終わりたいと思います。ありがとうございました。
続いてブログを担当するのは塾高からの同期である飯塚です。バトンを引き継げるのも何かの縁かと嬉しく思います。選手として、学連として様々な経験をした4年間。最後のブログで、何を書いてくれるのでしょうか。

《NEXT GAME》
11月18日(日) 関東リーグ戦 第21節 vs立教大学
@立教大学グラウンド 14:00キックオフ

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