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2019.02.13 部員ブログ

後途の勝ち(ごどのかち)(山田武明)

山田武平素より大変お世話になっております。今回ブログを担当させていただく、商学部新3年の山田武明と申します。

「後途の勝ち」
これは武田信玄の有名な言葉です。

「どうすればあなた(信玄)のような不敗の武将になれましょうか?」という質問に、信玄はこう答えます。
「不敗などということはない。儂(わし)にも負け戦の苦い経験がある。だが、大局的に見れば、その失敗を糧にして、最後には実利を得て来たのだ。それが“後途の勝ち”というものよ。」

“後途の勝ち”をもう少し具体的に言えば、
「最終的にどうなりたいのか」「その成果を明確にして戦いに臨み、最終勝利を得る事」です。
局地的な負け戦があっても動じることなく、直ちに最終勝利に向かって、次なる勝利への準備をする、それが信玄の生き方でした。

僕は、1年間の浪人生活を経て本塾に入学し、ソッカー部に入部しました。ソッカー部に対しては高校1年生の頃から憧れがあり、絶対にこのチームの一員として関東リーグや早慶戦でプレーしたいと願っていました。実際この強い想いにより、浪人生活を乗り越えることが出来たと自負しています。しかし、いざ入部してみると、1年時は練習についていくのも必死で、新3年になった現在もDチームというのが現実です。当時の理想と現実に大きな差があり、歯痒い思いで一杯です。
一方、ソッカー部には浪人の星であり、同期の内桶(新3年・國學院久我山高)が昨年の関東リーグ、早慶戦に出場し活躍しています。高校時代の経歴には自分と大きな差はありますが、同じ境遇で入部した同期がそのように活躍しているのを見て、尊敬すると共に、自分自身にムチを打つキッカケとなり、その存在に非常に感謝しています。同期には他にも浪人して入部した者が3人おり、彼らにも負けないように切磋琢磨して成長していきます。

少し話が逸れましたが、今シーズンもDチームからのスタートであるのが現状です。ですが、予てから抱いていた目標である関東リーグ、早慶戦の出場は決して諦めていません。他の部員はきっと、自分に希望を抱いていることは無いでしょう。しかし、苦しい浪人時代を乗り切ったメンタルと反骨精神を武器に、日々精進致します。
また現在、自分はリサーチとしても活動させていただいておりますが、昨年以上にソッカー部の勝利、1部復帰に向けて全力で取り組み、チームに貢献します。
そして、ソッカー部員としての最後の日を、どんな形であれ自分自身の「後途の勝ち」を実現した状態で迎えたいと思っています。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援ご声援の程宜しくお願い致します。

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