第97回関東大学サッカーリーグ戦【3部】第8節 vs 神奈川大学

関東大学サッカーリーグ第8節、3部初代王者になるために是が非でも勝ち点3が欲しい本塾は、首位神奈川大学との一戦を1-1で終えた。

前半開始直後からFW山崎(4年・桐蔭学園高)を中心にハイプレスをかけ、ショートカウンターを狙う。すると、9分、MF角田(2年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)のサイドチェンジを受けたMF山本(4年・國學院大學久我山高)のクロスにFW立石(2年・桐蔭学園高)がワントラップしサイドネットに突き刺し、貴重な先制点を奪う。その後、相手に押し込まれる時間帯が続くが、DF内藤(3年・駒澤大学高)を中心とした本塾DF陣が体を張り、ゴールを許さない。そのまま前半を折り返す。

後半、追加点を狙う本塾は、HTに、MF荘司(3年・慶應義塾高)、FW山崎、FW村井(ザスパクサツ群馬U-18/桐生高)に代わって、MF塩貝(4年・暁星高)、MF香山(3年・慶應義塾志木高)、MF茅野優(3年・慶應義塾高)を投入する。しかし、相手にボールを保持される展開が続き、59分、相手のシュートを一度はGK竹内(4年・桐蔭学園高)が防いだものの、こぼれ球を押し込まれ同点弾を許す。65分、本塾は、MF角田に代え、MF田中(2年・三菱養和SCユース/成城学園高)、75分には、FW立石に代え、この日がデビューとなるFW藤井漱(1年・静岡学園高)を投入し、勝ち越しを狙う。その後、一進一退の攻防が続き、終盤は相手のゴールを脅かす場面も多々あったが、得点にはいたらない。そのまま試合は1-1で終了し、勝ち点1を分け合う結果となった。惜しくも首位相手に勝ち点3を奪うことはできなかったが、7月7日(金)の早慶戦へ向けて部員一丸となって練習に励んでいく。

《注目選手》
立石宗悟
ポジション:FW
出身校:桐蔭学園高
一言:素早くも力強いドリブルから相手ゴールに迫る慶應のストライカー。0局面を体現し、プレスのスイッチをかける姿にも注目だ。