2024.09.04 総理大臣杯
2024年度 第48回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント 1回戦
2024年9月4日(水) 14:00 KICK OFF @セイホクパーク石巻フットボール場
慶應義塾大学
同志社大学
得点者(アシスト者) | 45+2分 慶大 柳瀬 文矢(立石 宗悟) 60分 慶大 藤井 漱介 66分 慶大 村井 亮友 72分 同大 小山 凌(長野 太亮) 83分 同大 鹿取 勇斗 |
---|---|
警告・退場 | 警告50分 同大 野頼 駿介 |
慶應 先発
番号 | ポジション | 名前 |
---|---|---|
1 | GK | 村上 健 |
2 | DF | 大下 崚太 |
3 | DF | 西野 純太 |
4 | DF | 内藤 豪 |
5 | DF | 山口 紘生 |
7 | MF | 齋藤 真之介 |
8 | MF | 田中 雄大 |
10 | MF | 茅野 優希 |
11 | MF | 立石 宗悟 |
14 | MF | 角田 惠風 |
30 | FW | 柳瀬 文矢 |
慶應 控え
番号 | ポジション | 名前 |
---|---|---|
12 | GK | 根津 拓斗 |
6 | DF | 永澤 昂大 |
28 | DF | 入江 修平 |
15 | MF | 香山 達明 |
18 | MF | 辻野 悠河 |
19 | MF | 村井 亮友 |
24 | MF | 朔 浩太朗 |
26 | MF | 堀溝 大貴 |
13 | FW | 藤井 漱介 |
慶應 交代
- HT 柳瀬 文矢 → 藤井 漱介
- 54分 立石 宗悟 → 朔 浩太朗
- 65分 齋藤 真之介 → 村井 亮友
- 77分 大下 崚太 → 永澤 昂大
- 84分 茅野 優希 → 辻野 悠河
戦評
11年ぶりの総理大臣杯。満を持して東北の地に乗り込んだ本塾は、関西一位の同志社大学との対峙し、激戦の末3-2で勝利を収め、2回戦へと駒を進めた。
序盤は、互いに一歩も譲らず一進一退の展開が続く。35分、サイド深くからのロングスローから決定機を作られるもGK村上(4年・國學院大學久我山高)のスーパーセーブにより失点を防ぐ。その後も停滞した状況が続いたが、迎えた45+2分、MF角田(3年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)のクロスにMF立石(3年・桐蔭学園高)が折り返して、最後はFW柳瀬(3年・駒澤大学高)が押し込み先制点を奪い、1-0で本塾がリードして前半を終える。
HT、FW柳瀬に代えてFW藤井(2年・静岡学園高)を投入し、先制点の勢いのまま本塾が主導権を握る。51分MF角田とのパス交換から右サイドを崩したMF立石の決定機は相手DFに阻まれるも相手ゴールに襲い掛かる。さらに攻撃を活性化させるため、54分、MF立石に代えてMF朔(2年・学習院高等科)を投入。そして迎えた59分、DF大下(3年・東京ヴェルディユース/慶應義塾高)のパスを受けたFW藤井が相手DFを外し左足一閃。このシュートがゴールに吸い込まれ大きな追加点となる。その後は、一進一退の攻防となるが、65分、MF齋藤(3年・FC町田ゼルビアユース/都立桜修館中等教育学校)に代えてMF村井(3年・ザスパクサツ群馬U-18/桐生高)を投入すると交代で入ったMF村井がカウンターから自ら運び、1人で決め切り、3点をリードする。勝利は確実と思われたが、72分、相手のロングスローの流れから1点を返される。守備を安定させるべく、77分、DF大下に代え、DF永澤(3年・國學院大學久我山高)を投入するも、83分、またしてもロングスローから失点し、1点差に詰め寄られる。84分、MF茅野(4年・慶應義塾高)に代えてMF辻野(3年・暁星国際高)を投入して追加点を試みるが、その後も本塾は押し込まれる展開が続く。GK村上とDF西野(3年・駒澤大学高)を中心に粘り強く守り切り、総理大臣杯初戦突破、全国ベスト16の切符を手にした。
次節は一勝一敗で迎えた今季3度目の早慶戦。先日行われた早慶サッカー定期戦での悔しさを晴らすべく、勝利を掴むため全部員で早稲田大学へと挑む。
《注目選手》
藤井漱介
ポジション:FW
出身校:静岡学園高
繊細なボールタッチと抜群の運動能力で相手のゴールを脅かし続ける慶應のゴールゲッター。彼の変幻自在なボールタッチに今後も注目だ。