2022.03.05 部員ブログ
2022年度学生コーチ 横幕悠 インタビュー
今回は、2022年度学生コーチを務める横幕悠(新4年・慶應義塾高)にインタビューしました。
学生コーチは、グラウンドマネージャーとともに、選手の指導や選抜、練習メニュー作成、練習先導などチームマネジメントを行います。また、大学ソッカー部だけでなく、慶應義塾高校や慶應義塾普通部などにも学生コーチとして携わります。
指導者として慶應ソッカー部の門を叩いた彼の「学生コーチ」という役職に対する覚悟、想いは必見です。
–学生コーチになった理由を教えてください。
高校生の時に見た早慶クラシコがとても印象的で、その舞台に関わることにずっと憧れていました。高校生までは選手としてサッカーをしていたのですが、大学サッカーで通用するレベルではなかったこともあり、選手以外の形で関わることを目指しました。
そして、もともと自分は監督、指導者という職業に憧れがあり、指導者になりたいという気持ちを持っていたので、プレーヤーではなく指導者として関わりたいと思い学生コーチをやらせていただいています。
–学生コーチのやりがい、面白いところを教えてください。
自分たち学生コーチは、チームの目標から逆算して日々のトレーニングを作っていきます。1週間の練習の成果を試合の中で感じることができた時、それが結果に繋がった時にとてもやりがいを感じます。
選手としてプレーしている時では気づけないような部分が見えてくるのもコーチをやっていて面白いところだと思います。さまざまな理論、戦術、考え方、自分の知らないことがまだまだ多く、日々新たな発見の連続です。
また、サッカーを通じて自分の世界が広くなった気がします。自己組織化、複雑系、構造化などの新たな学び、指導者講習会や練習会での新たな出会いなど、サッカーが、コーチが、自分の世界を大きく広げてくれました。こういった「サッカー」の深さに気づけたのもコーチをやらせていただいているからだと思います。
–活動する中で大変なことはありますか。
結果が出ない時、チームが上手くいかない時は本当にきついです。
あとはとにかくやることが多いです。試合の分析、選手へのフィードバック、練習メニューやミーティング資料の作成、サッカーに関する知識のインプット等、常に何かしてます笑
ただ同期の学生コーチの三浦が言っていた「指導者が選手の言い訳になってはいけない」という言葉が常に頭の片隅にあるので絶対に妥協はしたくないです。この言葉は誰かの受け売りかもしれませんが。
大変なことも多いですしきついこともたくさんありますが、毎日が本当に充実していて楽しいです。
–最後に今後の活動への意気込みをお願いします。
チームとして掲げた目標である「早慶戦2連覇」「関東1部昇格」を達成するために1日1日を大切に頑張っていきます!
今後とも、皆様の温かいご声援の程、宜しくお願い致します。