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2019.11.14 引退ブログ

「グラマネ日記②」(隅谷雅治)

隅谷平素より大変お世話になっております。
“はなてん”こと学生トレーナーの花田佑からバトンを受け取りました、経済学部4年グラウンドマネージャーの隅谷雅治です。
彼は部車の中で私のボケやモノマネで笑顔を見せてくれる唯一の同期です。いつも気を遣ってくれてありがとう。笑
彼の紹介にあった様に私は部車の中で永遠に喋っている訳ですが、ただ自己満足で喋っている訳ではございません。
「試合前の緊張感を程良くほぐす」ことが私の部車の中での役割なのです。
内容は様々ですが、最近はSNSのパワーを得た幣部主務の〇〇〇いじりがトレンドです(気になる方は私か三浦トレーナーまでお問い合わせ下さい)。前置きはここまでにして私の最後のブログを始めます。

長い文章に移る前に、同期の皆にまずメッセージを送りたいと思います。
同期の皆、自分をグラマネに選んでくれてありがとう。お陰で自分が選手をしていたら到底見れなかったであろう景色を何度も見ることが出来ました。残りの10日間、本当に悔いのないように全力で駆け抜けよう。
綺麗事に聞こえるかも知れませんが本当にそう思えています。勿論グラマネになった当初はこんな風に思えていた訳ではありませんが今となっては本気で思えています。

早いもので残されたソッカー部生活も残り10日になり、自分のサッカー人生が終わりに近付いていることをひしひしと感じています。私は入部してから選手、リサーチ、グラウンドマネージャーと様々な役割、役職を経験し今に至っています。
私の下級生時代を知らない後輩も多いと思うのでここで私がグラマネになるまでを振り返りたいと思います。
1年目はC2(現在のD)チームに所属していました。周りのレベルが自分より高く、何をやっても上手くいかず、週末の練習試合でさえもピッチの外から見ている時間の方が長い、そんな選手でした。「どうして自分はここにいるのだろう?自分はこの部活にいるべきなのか?存在価値はあるのか?」等と自問自答を繰り返す日々を送る中でシーズン終盤、リサーチ決めの時期に突入しました。Topチームに関わり選手として関東リーグを戦う所まで遥かに距離が遠かった自分は裏方としてでも関わりたいと立候補をしました。同期の承認を得た時は選手として努力をしながら、自分にもTopチームの結果に何かしらコミット出来る可能性が出来たことにワクワクしたのを覚えています。

2年目もカテゴリーは変わらずC2チームでした。この年からIリーグに参入することが決まり公式戦の舞台に立てるチャンスが出来ました。その年の自分の目標はIリーグ出場でしたが蓋を開けてみるとメンバー入り0試合と酷い結果に終わりました。同期の多くが試合に出場しており自分はピッチの横で応援歌を歌うという何とも情けない状況に毎週末、複雑な心境だったのを覚えています。またリサーチとしては分析結果を共有する中で、Topチームの緊張感であったり関東リーグの難しさを知ることが出来た一方で、降格を食い止める程の働きをすることが出来ませんでした。
そうこうしている内に学年のスタッフ決めが進み、グラマネを決めるミーティングの時期になりました。勿論、候補者の一人となりサッカーを辞める可能性が出てきました。候補者同士での話し合い、候補者以外の選手との対話は自分にとって何ともむごい時間でした。「信頼しているから、隅になら任せられる」等の言葉が全く信じられない時もありましたし、サッカーがここまで上手くいっていない自分に務まるものではないと感じたのを覚えています。しかしながらソッカー部での残り2年間を選手としてパッとせずに終わるのなら、新たな挑戦をすることの方が自分の成長やチームの勝利への貢献に繋がるとマインドセットを変えグラマネになることを決意しました。
この様な経緯で私は選手からグラウンドマネージャーへと役割を移してきました。

そうして昨年2月から始まったグラマネとしての生活は毎日が刺激的且つ緊張感に溢れています。練習メニューの策定、メンバー選考、カテゴリー移動等、チームの結果もさることながら選手個人のサッカー人生も左右しかねない責任重大な役割を任せてもらっていると認識しています。1日1日の練習が勝負で大事な週の練習前日は考え過ぎて中々寝付けなかったり、新しいメニューをやる日には緊張でどうにかなりそうだったりします。
実施したトレーニングが上手くいけばグラマネ部屋で後輩グラマネの関にダル絡みをし、上手くいかなければ30分でも1時間でも一人で萎えるという生活を送ってきました。
こうした中でトライアンドエラーを繰り返し、チームが結果を出せた時には何にも変え難い喜びがありました。
前期Iリーグで国士舘に競り勝った瞬間、筑波に競り勝った瞬間、チャンピオンシップ出場権を獲得した瞬間は体の底から嬉しかった。グラマネをやってて良かったという感覚を心の底から覚えました。勿論選手と努力があったからなのですが、、今シーズン残す所Bチームは順位決定戦、Topチームは関東リーグは2試合です。
私はこの感覚を何としても味わいたい。
今年のチーム目標である関東2部リーグ優勝して昇格を達成し皆で喜びを分かち合いたい。

全部員が自分の置かれた状況で出来ることをやって最高の10日間にしよう。

何ともまとまりのない内容でしたが今思うことを書かせていただきました。
次回は副将の八田和己です。
彼はその美しいお顔からは想像出来ない程に試合中に泥臭くピッチを走り回り慶應に勝利をもたらして来ました。
ピッチ外では施工屋さん顔負けの技術で合宿所をリノベートするという意外な一面も。将来はDIYパパになること間違いなし。そんな彼のブログに乞うご期待!

《NEXT GAME》
11月16日(土) 関東リーグ戦 第21節 vs拓殖大学
@中台運動公園陸上競技場 14:00キックオフ

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