2015.10.23 引退ブログ
グラマネ(立松和樹)
こんにちは。石油王・飯高颯生からバトンを受け継ぎました、経済学部4年グラウンドマネージャーの立松和樹です。
私がこれまで1年半以上グラマネをやってきて、今素直に思うことを綴りたいと思います。
「残りの2年間、どんな形でも良いからチームの中枢で活躍したい。」
そんな思いでグラマネになりました。そしてCチームを担当することとなり、上のチームの選手たちに刺激を与え、チームの勝利に貢献するべくCチームの強化に尽力しました。
そして今年になって感じているのが、去年の自分と今の自分は違うということです。
関東リーグで優勝したい、Cチームとして過去最高の成績を残したい、そう思う気持ちを確実に去年より強く持つことが出来ていると思います。
しかし一方で、去年は感じていなかったことを今年感じています。それは、自分が担当するチームの選手、同期との距離です。
正直、グラマネという立場になったとしても、選手との今までの関係が変わることはないと思っていました。
逆にそこを変えないのが自分の強みだ、くらいに考えていましたし、去年は実際そうでした。
ですが、それはただ逃げているだけで、自分には厳しさが足りない、甘かっただけだと反省し、今年は4年としての自覚を持ち、覚悟を持って厳しい意見を選手にぶつけることを意識して取り組んできました。
でもそれはやはり辛いことでした。
自分も所詮選手と同じ学生であり、特に偉いわけでもないのに、選手に対して上から指示をし厳しい要求をする。それが出来ない選手に対しては厳しく接し、怒る。
気付いたら今まで仲が良かったと思っていた選手とも距離を感じるようになっていました。
それでもこれまで頑張って来れたのは、まずは同じグラマネの同期である小田の存在があったからかなと思います。彼とは高校から一緒ですが、自分と同じ立場で常に頑張っている姿からはパワーをもらえますし、グラマネについての相談ができるのは彼だけでした。
でもやはり、一番大きいのは「同期」の存在だと思います。信頼する同期であるが故にもっと要求したくなる。もっとやってくれるだろうと期待してしまう。だからこそぶつかってしまうことはあるけれど、この同期だからこそ、こんな自分の要求になんとか応えようとしてくれていると思っています。
グラマネと選手の関係はむずかしい。チームをまとめる立場として厳しさを持たなくてはいけないけれど、それは結果として選手との間に距離を作ってしまいます。覚悟を持って嫌われ役になるのがグラマネなのかもしれません。
しかし、今の同期とだからこそ、自分は辛いことがあってもグラマネという役職を続けられていると思いますし、今は本当に、今のこのチームでグラマネをやることが出来ていることを幸せに感じています。
このチームで、関東リーグ優勝、日本一を達成できるよう残りの期間できることに精一杯取り組んでいきたいと思います。
次回のブログ担当は米井良です。リサーチの長としてチームを支えている彼の4年間の分析に期待します。
≪NEXT GAME≫
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