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2018.11.18 引退ブログ

生涯の友(小山怜央)

小山怜平素より大変お世話になっております。部内外問わず男性を虜にする高橋美沙子よりバトンを受け取りました、ちびれおこと小山怜央です。

最近、私に対するオフでのイメージに大きな誤解があることが大きな悩みの一つとしてありますが、ペラペラと自分の話をしすぎてしまったこの4年間に対しての後悔が少しあるのと同時に、もっと深く追及されるべき人間がいるはずと思います。最後のブログで何を書くか最後まで悩みましたが、シンプルに私自身のサッカー人生を振り返らせていただきます。

4歳からの18年間、週1オフ、旅行や遊びもほとんど行かずに続けてきたサッカーが、遂にあと4回の練習と、関東リーグ1試合を残すのみとなりました。嬉しいような悲しいような不思議な感覚です。引退してからの生活が待ち遠しい一方で、生活からサッカーがなくなる自分への不安の方が圧倒的に勝ります。
私のこれまでのサッカー人生は、「常にギリギリ」そのものでした。身体が小さい、スピード、ドリブル、パワーどれをとっても人並み以下の私は、とにかく周りを見て、ギャップに顔をだし、簡単にボールをはたいて身体を当てられないようにすることで、なんとか乗り切ってきました。そのせいか一度も大怪我をしたことがありません。(決して闘っていないわけではないのです)
高校、大学ともに Aチームには所属しているものの、輝かしい結果や活躍を収めることは出来ませんでした。一度も目標にしていたことを成し遂げることは出来ませんでした。しかし、そんな私がサッカーを一度もやめたいと思ったことも、嫌いになったこともなかったのは、各年代のかけがえのない仲間が私を支えてくれたことにあります。サッカーが私に残してくれたものは、一生付き合っていく仲間、付き合っていきたい人たちに出会えたことだと思います。バディ、ジュスティ、桐蔭、ソッカー部のひとりひとりにお礼を述べたいところですが、割愛しますので、一言欲しい方はご連絡ください。

ソッカー部生活のほとんどをBチームでプレーしてきましたが、幸せなことにラストシーズンをトップチームとして過ごすことが出来ました。しかし、神戸定期戦と関東リーグ1試合の出場機会しか得ることは出来ませんでした。全員が毎週末の公式戦で活躍するために、日々練習をしていると思いますが、残念ながらスポーツでは、選ばれる選手と選ばれない選手が必ずいます。これは天と地の差です。前者は最高の応援のある舞台で最高の準備をし、活躍し、プレーすることが出来ます。後者は悔しい想いを抱きながら6時半練に向かい、ピッチ脇で応援です。毎日一緒に練習している同期や後輩たちがあんなにも遠くの存在に感じる瞬間はありません。あと一歩で出場することが出来ない、活躍することが出来ない、もどかしいという言葉そのものの一年でした。悪い時こそ何が出来るか、気持ちを切らさず次の準備が出来るか。そんなかっこいいことを言ってみたかったですが、私は正直100パーセントの準備が出来ていたわけではないと思います。弱い人間だと思います。そんな時でもだらしない自分を笑ってくれる同期や、いつも自分の話しかしない同期、共に死線をくぐってきた同期たちがそばにいてくれました。これからも末長く、宜しくお願い致します。

最後にはなりますが、この場を借りて、いつもお世話になっている両親に一言綴らせていただきます。22年間ほとんど我慢をしたことがないと言ってもいいほどに我儘に育ててくれてありがとうございました。日吉でのひとり暮らしを始め、なかなか結果がでない中でも、信じて応援し続けてくれたのは本当に支えになりました。私が出場する試合はすべて応援に駆けつけてくれる父親、ほとんど毎日(母が二日酔いの時はなかった)おにぎりを作ってくれた母親には、もっとゴールをたくさん見せてあげられなかったことがサッカー人生の後悔です。今現在、これまでにないくらいの心配をかけってしまっていると思うので、もう少しの間一緒に頑張ってください。宜しくお願いします。

次のバトンは、仙台の申し子、ソッカー部副将、岩崎湧治です。同じ日吉組、トレーニング仲間にもかかわらず私のことが嫌いだと言われ続けてきましたが、私はたじゅじのことが嫌いではありません。ただもっと仲良くなってみたかったというのが本心です。彼のブログに乞うご期待ください!

《NEXT GAME》
11月24日(土) 関東リーグ戦 最終節 vs神奈川大学
@柏の葉公園総合競技場 11:30キックオフ

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