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2018.10.13 引退ブログ

千里の道も一歩から(風間真哉)

風間平素より大変お世話になっております。
退部危機を乗り越え、多分難しい本を読むことが趣味の堤惠杜から紹介を受けました。今回のブログを担当させていただきます、法学部政治学科4年の風間真哉です。
入部当初、まともにボールも触れず走ってばかりいた時からあっという間に4年が経とうとしています。この4年間でサッカー選手としてはもちろん、一人の人間として大きく成長し、とても充実した大学生活を送ることができました。
今までお世話になった先輩方の熱く個性的なブログを読んでは刺激を受けていた側でしたが、いよいよ私自身の順番が回ってきました。最後のブログは私自身が今思うことをありのまま綴りたいと思います。

全国各地から集まった150人以上の部員が日々しのぎを削っているソッカー部で、内部進学で無名校出身の私にとってこの部でのライバル達は「くぐってきた修羅場が違う」人達でした。これまで真面目にサッカーに取り組んできたつもりでしたが、努力の量、質、メンタル、全てにおいて私自身の甘さを痛感させられました。越えなければならない壁が見えないほど高かったのを今でも鮮明に覚えています。
そんな中、一番下のチームからはじまり、少しずつカテゴリーを上がり、4年目に初めて関東リーグ開幕をトップチームで迎えることができました。理不尽と闘い、ライバルと闘い、相手と闘い、自分と闘ってきましたが、4年目に待っていたのはスタメン争いではなく怪我との闘いでした。高校時代からうまく付き合ってきた怪我がラストイヤーに再発しました。サッカーが出来ず、治るかもわからない怪我と闘うのは非常に苦しく、ありとあらゆる負の感情がありました。それでも、サッカーが好きだから。このままじゃ終われない。頑張る理由はそれだけで充分でした。家族をはじめ、たくさんの人に支えられて今なんとかサッカーをすることができる状態になりました。本当に嬉しいです。また怪我で離脱を繰り返す私をトップチームに残し続けてくれた社会人スタッフの方々には感謝の気持ちで一杯です。

振り返るとソッカー部で数えきれないほどの悔しい思いをしてきました。しかし、どれだけ追い込まれても最後は結局、「やるしかない、なんとかするしかない」という気持ちに立ち返りました。何度もここに立ち返りました。そこからたくさん学習し、初心を思い出し、試行錯誤を繰り返しました、「勝つ為に」。サッカーに夢中になり、1日1日の小さな成長を積み重ねてきたらいつの間にか、たくさんのものを乗り越えることができていました。そこには、それぞれの現状と闘っている仲間が沢山いました。時には彼らと愚痴をこぼしながら、鼓舞しあい、来たるチャンスを掴むため想いを溜め込んでいました。どんな状況でもいつかの時のために進み続けることの価値を今強く感じています。
1年生の時、訳の分からなかったミーティングに怯えながら雑用をこなし、今は監督のケンさんに下手すぎてたくさん怒られたこと。CチームでのIリーグ1部昇格。Bチームで初めて吐くほどきつい練習を経験したこと。新人戦のオーバーエイジ枠で才能溢れた後輩達に交じり、全国の切符を掴めたこと。どれも最高の経験です。

今までサッカー選手としてひたすら上を目指してきました。そんな終わりが見えているサッカー人生、最高のクライマックスを迎えるべく、自分がこれまで積み上げてきたものを全て体現し、必ずチームの勝利に貢献します。
最後に、毎日自分より遥かに上手い選手達と一緒にプレーできることは非常に楽しく、毎日学ぶことばかりでした。ソッカー部に入ったことで鳥肌が立つような貴重な瞬間を味わえたし、面白くて刺激的な人にたくさん出会えた。みんなのおかげで強くなれた、ありがとう、これからもよろしくお願いします。

さて、私が次にブログを託すのは慶應義塾湘南藤沢中等部から10年の付き合いになる高松由佳子です。中高時代からの心の友が数人同期にいますが彼女は誰よりも強いです。由佳子ワールド全開、勝利の女神顔負けの迫力満点のブログをご期待下さい。

《NEXT GAME》
10月14日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs青山学院大学
@日本体育大学グラウンド 11:30キックオフ

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