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2021.07.14 部員ブログ

「武器」(荘司慈英)

平素よりお世話になっております。今回初めてブログを担当させていただくことになりました、商学部1年の荘司慈英です。拙い文章ではありますが、最後まで読んでいただけましたら幸いです。

私のこれまでのサッカー人生を言い表すとしたらそれは、「左足のキック」です。
「左足のキック」を武器にして脚光を浴びた日々もあれば、「左足のキック」しかなく不甲斐ない惨めな思いをした日々もあります。
小学校低学年。中村俊輔の「左足のキック」に魅了された私は、毎日キックの練習をするのが「趣味」でした。周りから「サッカー馬鹿」と馬鹿にされても嬉しかったのを覚えています。
中学校に入学。他のプレーは上手くありませんでしたが、「左足のキック」には自信が付く程になりました。中学の監督は、平均的に出来る選手より、ひとつ武器を持っている選手に対してより目を掛けて下さる方で、私のことを1年生から引退するまでずっとスタメンで使い続けて下さいました。後から聞いた話ですが、私が1年の時、当時2年の先輩方は監督から、「慈英はキックがあるから、他の劣る部分は皆でカバーするように」と言われていたとのこと。本当に感謝しかありません。またその監督から、「セットプレーはキッカーが7割だよ。」と言葉をかけられ、キックの精度をもっと、もっと上げたいと言う気持ちが強くなりました。母に頼んで、ゴール前に空気を入れると膨らむサッカー用のダミー人形を買ってもらい、それを壁にしてボールの速さや高さ、回転、軌道など自分なりに研究しました。監督の言葉は、自分のキックへの拘りを更に持つきっかけとなりました。
塾高ソッカー部へ入部。自分の気が付かない所で甘えていたのだと思います。「左足のキック」に関して監督からかけられた言葉はこうでした。
「お前の守備力の低さに目を瞑ってまで、『左足のキック』を優先しようと思わない。」
そしてスタメンから外れてしまいました。私はその言葉がショックで、あろうことか 「腐って」しまい、練習にも身が入らない時期を数ヶ月も過ごしました。更には、もうプレーするのも辞めてしまおうか、、、と思いました。今思うと本当に未熟だったと思いますが、当時は心底悩みました。中高の先輩や友人、以前サッカーでお世話になった監督・コーチ、沢山の方達に時間を作っていただき、話を聞いていただいて、自分で考え考え考え、そして今、こうしてソッカー部のブログを書いています。
本気のサッカーを一からもう一度。これまで培って来た「左足のキック」は更に高みを目指し、そして、圧倒的に劣る身体、対人能力に対して、目を背けず己と対峙して少しでも克服出来るよう、一層努力しようと思っています。

最後までお付き合い下さりありがとうございました。大学でサッカーを始めてから数ヶ月。自分の思いを改めて確認するような内容となってしまいましたが、これからも精一杯頑張ります。今後共、ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

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