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「嫌いなものでも続ければ好きになる」(堀溝大貴)

2021.12.07

平素よりお世話になっております。総合政策学部1年の堀溝大貴です。当初は4時半起きからの6時半練という狂気の沙汰とも思えるような時間帯の練習に戸惑っておりましたが、今ではすっかり慣れ、濃いメンツの同期と共に大学サッカー生活を切磋琢磨しています。そろそろ茅野たん(1年・慶應義塾高)の世話をするのは疲れたので代わりのお世話係を絶賛募集中です。幼い頃から敬虔なキリスト教信者であるため、常に旧約聖書を持ち歩いているイメージをお持ちの方が多いと思いますが、自分は全くそんな信心深い人物ではありません。ここでありのままの自分を語らせていただこうと思います。
今回初めてのブログを担当させていただくということで、今までずっと内に秘めていたことを綴らせていただきます。拙い文章ではありますが読んでいただければ幸いです。

サッカーを楽しいと思ったことがないし好きだったこともない。
何度も何度も何度も何度もサッカーを辞めようとしたが辞める勇気すらなかった。

これが高校3年生までの私が感じていたサッカーに対する率直な感想である。練習メニューにあるランメニューや筋トレが嫌いなのではない。サッカーというスポーツ自体が嫌いだった。この文章を読んで、それは大袈裟だと思ったり誇張していると思った方もいるかもしれないが、紛れもなく本心である。父と兄がサッカー経験者であった影響から、自分は幼少期からグラウンドでボールを蹴っていた。しかしサッカーそのものは惰性でやっているに等しく、チームの練習にいく際は常に憂鬱な気分で一杯であり、練習が終わった後にチームメイトと遊ぶことなどを考えて必死に気分を紛らわせていた。そんな甘いメンタルを持っている自分が本当にサッカーが好きで真摯に向き合っている同世代の選手達に勝てるはずがなく、瞬く間に周りに追い越されていった。

年齢が上がっても、漠然とサッカーつまらないし早く辞めたいという想いを抱えたままサッカー人生を歩んでいった。しかし、サッカーを辞めるという決断を親や周りの友人に伝えるということは軟弱者の私にとってはあまりにも難しく、仲の良い友達に相談すらも出来なかった。そして、親にがっかりされたり友達にどう思われるかが怖くて、必死にサッカーが好きなように振る舞っていた。学校でも周りの友人から「サッカー好きなんだね」と言われる度に後ろめたい気持ちになり、適当に返事を誤魔化していた。

そんなこんなであっという間に時間は過ぎていき、選手として何も成長しないまま高校最後の年になった。そんな私に転機が訪れたのがコロナ禍での長い練習自粛である。学校は長期間行くことが出来なくなり、怠惰な生活を繰り返していた。腐ってもサッカー部員なのに1日ボールを蹴らない日が平気である。さすがにそんな自分に嫌気が差し、コロナ禍で自分はこのサッカー人生で何をしたかったのか見つめ直した。そこで気付いたことがある。それは嫌々ながらもこなしていたサッカーが自分の人生において1番取り組んできたものであり、最早自分のアイデンティティの一部として形成されているということだ。また、嫌々ながらもしていたサッカーでもチームとして何かを達成した瞬間や勝利した瞬間は大好きであった。コロナ禍によって自分を整理した結果、自分が実はサッカーが好きだったのだと理解した。そこからは残り半年を悔いがないようにサッカーに全力で取り組んだ。しかし十数年間真剣にサッカーに向き合ってきた人と逃げ続けてきた人の差はあまりにも大きく、目標として掲げていた全国大会出場は叶わないまま最後の大会が終わってしまった。

ある日、選手権予選に負け受験勉強をしている時にテレビで全国高校サッカー選手権が放送されていた。そこでは昔のチームメイトが味方を鼓舞し熱く戦っていた。今でも不思議だが、選手権で昔の仲間がテレビ越しに大活躍しているのを眺めて、悔しいという気持ちよりもまた同じピッチでプレーしたいという気持ちが猛然と湧いてきた。こんな中途半端な気持ちでサッカーを辞めたくない、だから慶應でもサッカーを続けようと思い、ソッカー部体験入学前まで受験期真っ只中の友人を気分転換という名目で引っ張り出しサッカーの練習に付き合ってもらった。

大学サッカーは高校までと比べてレベルは数段上でハードであったが、不思議と毎日の練習が楽しかった。そして何より、ともき君(4年・慶應義塾高)とC1チームのおかげで更にサッカーが大好きになり、楽しみながら努力するのが1番成長するという実感をこの歳にして初めて得ることが出来た。サッカーが好きになると意識も変わった。いつの間にか高校の練習後に食べに行った金のとりから(渋谷店)やちばから(渋谷・道玄坂店)は所にある米やプロテインに代わり、寝る時間も前より早くなった。さらに、前までは絶対にしなかったであろう自主練をオフの日にも行うなど、以前の自分では考えられないほど真摯にサッカーに向き合うようになった。そのお陰か、現在ありがたいことにTOPチームに所属させてもらっている。もちろん全員が自分よりサッカーが上手く日々学ぶことで一杯である。座右の銘にもしているからこそ”好きこそものの上手なれ”、この言葉を常に頭の片隅において練習していきたい。

大変読みづらい上に長く拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。今後共、ソッカー部へのご支援ご声援の程、宜しくお願い致します。

《NEXT GAME》
12月12日(日)第27回東京都サッカートーナメント 学生系の部 予備予選 2回戦vs日本大学
@非公開  13:30キックオフ

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