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「無駄な過去はない」(秋葉満喜)

2021.09.27

平素より大変お世話になっております。
大薗慶悟からバトンを受け取りました、法学部政治学科4年の秋葉満喜です。ゾノは私が今まで接してきた人間の中で1番キャラが濃く、一生忘れることはないです。部室でのゾノからの絡みに悩まされ眠れない時期もありましたが、それも誰かを笑わせるための絡みだと知り安心しました。

遂に4年ブログの担当が回ってきてしまいました。高校1年生の時からの7年間、毎日のようにしてきた下田でのサッカーが終わりを迎えると同時に、「東横線直通Fライナー特急元町中華街行き」にお世話になることも少なくなると考えると、卒業をひしひしと感じます。

前置きが長くなりました。ソッカー部での最後のブログですが、今後の自分に向けた自戒の意味も込めた文章を書いてみようと思います。そして口にしたことのない想いも赤裸々に書けたらなと思います。メッセージ性に欠け、纏りのない仕上がりになっているかと思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

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「空白の1年」

ソッカー部生活を振り返る上で、自分にとって1年生時代は欠かせない。

ソッカー部生活の始まりは自分の想像と大きくかけ離れたものだった。10人弱で構成された新入生チームはほぼ毎日6:30練。そして練習メニューはランメニューと対人メニューの繰り返し。対人メニューでは一対一の勝敗によってポイントが付き、ポイントが低い人のみが追加でランメニューを行うものだった。一対一で負け、走って、体力が残っていない状態で一対一を行い、また負けて走る。この負のスパイラルが精神的にもきつかった。この生活が2週間程続き、「今週でこの走り終わらなかったら流石に辞めたい」って皆で帰りながら話していたのが懐かしい。

そんな形で始まった1年生のシーズンは「存在価値」という言葉に悩んだ1年だった。この1年は、DチームFW陣の7、8番手(選手の名前が記されているボードのマグネットをいつも下から確認していた)、Iリーグメンバー入り0回。そして、サッカー以外のピッチ外の面でも何もチームに貢献出来なかった。もしかしたら何かチームに貢献すること自体諦めかけていたのかもしれない。既に1年生の時から黄色のユニホームを身に纏い、関東の舞台で戦っている同期がいた。自分と同じようにサッカーでチームに貢献出来ていない同期だって部門活動に力を入れたり、練習で誰よりも声を出したり、皆自分が出来ることを通してチームに貢献しようと、自分の存在価値を発揮しようともがいていた。でも、自分はそのような状況を受け入れて、どうにか前に進もうと考えることが出来なかった。自分に甘く弱い人間だったから。そして、今の自分、等身大の自分と本気で向き合わないといけないとはっきり気付かせてくれたのは、”あの新入生チーム”で共に歯を食いしばっていた同期がその年のIリーグ最終節のピッチで戦う姿だった。1年の時の試合の記憶なんて全然残っていないのにこの試合だけは今でも鮮明に覚えている。「自分は何をしているのだろう」と、はっとさせられたから。気付けば1年のシーズンが終わろうとしていた。負の自分と本気で向き合うのが遅かった。「困難な時こそその人の人間力が出る」とよく言われるように、自分の人間としての未熟さを痛感する1年間だった。そして、今後の人生においても教訓にしなければならない1年間でもある。

この経験をしたからこそ、自分との向き合い方、特に困難な状況に陥った時の負の自分と向き合えることが出来るようになったと感じる。二度とあのような1年を経験したくないから。

「デジャブ」

2年生のシーズンは割と試合に出させてもらえるようになり、一戦力としてIリーグを戦うことが出来たシーズンだったが、シーズンが終わる頃に再びDチームの最下層に戻ってしまっていた。また1年前と同じ状況、完全にデジャブだった。でも自分の気持ちは1年前とは大きく違うもので、「切り替えてここから這い上がろう」と思えている自分がいた。そして思考が変われば自ずと行動も変わり、結果も変わった。3年生の時には、Zチームに昇格し、最高のメンバーとサッカーをすることが出来た。決して美談にしようとも思わないし、たかがカテゴリーが上がっただけの話である。実際ソッカー部でまだ何も成し遂げていない。でも、確実に、困難から逃げずに自分の足で一歩前に進めた感覚がそこにはあった。もの凄く小さな一歩かもしれないけど、本当に苦しかった分、大きな自信になった。

以前の自分から前に進めた先に待っていたのは、「このチームで、このメンバーで全国に行きたい」と心の底から思えるメンバーだった。まさか一緒にサッカーが出来ると思ってもいなかったスーパーな4年生達。1年の時のように、また一緒のチームでサッカーをしたいとずっと思っていた同期。サッカーの実力は認めるけど少し生意気な後輩。自分は多くの試合には絡めなかったのは事実としてあるけど、そんな自分個人のことなんてどうでも良いと思えるほど最高のチームだった。

「4年の意地」

これまで1年生時代の恥ずかしい過去を中心に振り返ってきたが、トピックは「4年の意地」という現在に移っていきたい。

いつかのイチローが言っていた。「無駄な過去はない。全くミスなしでそこに辿り着いたとしても深みは出ない。遠回りが1番の近道。」と。1年生時代を失敗のままにするか、イチローが言うように「無駄ではない過去」に出来るかは自分次第。自分の人生はまだまだ道半ばであるが、ソッカー部人生は残り約30日。残された時間は僅か。個人としてもBチーム所属だし、BチームとしてもIリーグでは上位に食らいつけるか下位に沈むかの瀬戸際にいる。前期は多くの試合に出させてもらったにも関わらず、チームを勝利に導くことが出来なかった。最後の最後まで出し切る。やり抜く。結果を出す。そして引退する時に、歴代の先輩方が残してくれた舞台と、「4年の意地」という非科学的だけど毎年4年生に見せてもらってきたものを後輩に残す。関東の舞台を目指す一選手としても、Iリーグ1部で戦うBチームの一員としても、最後まで足掻こう。

最後にこの場を借りて感謝の言葉を伝えさせてください。

4年間ご指導して下さったコーチングスタッフの方々、日頃ご支援いただいているOBの皆様、ソッカー部を応援して下さる関係者の皆様、誠にありがとうございました。

そして、
Bチームの皆へ。

前期は苦しかった。けど、最後何が起こるか分からない。ラスト3試合、福本コーチ、三浦(3年・慶應義塾高)、れん(3年・慶應義塾湘南藤沢高等)、あべしん(4年・多摩大学目黒高)と共に積み上げてきたトレーニング、そして自分達を信じて戦おう。全国への可能性を繋げよう。

そして同期へ。
最近、同期と4年間の思い出話をする度にひしひしと感じるけど、個性豊かなこの同期に囲まれて良かった。慶應を背負って関東の舞台で戦い続けている人、下から這い上がって活躍している人、自分の時間を削ってチームのために動いてくれている人、明確なビジョンを持ち行動している人、考えて努力し続けている人、皆を笑顔にしてくれる人、粗相しちゃう人、お酒飲むと変わっちゃう人、イントネーションおかしい人など、あまり踏み込んで書いてしまうと良くないからここら辺にしておくけど、本当に皆から刺激を受けているし、尊敬している。ありがとう。これからも宜しく。

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本当に拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後共、ソッカー部へのご声援の程宜しくお願い致します。

そろそろソッカー部No.1ラッパーの清水凜太郎がマイクを握りたそうにしているので彼に譲ります。まだ入部する前、新入生のLINEグループで彼の写真を見た時、隣にいた眞木(4年・慶應義塾高)と「アメリカからやばい奴がくる」と目を合わせたのを今でも覚えています。金髪姿でガタイの良いアメリカ人に囲まれながら映っていたのです。そんな彼とはピッチ内外において多く時間を共にしてきました。彼は「あのー、〜でして、〜であるからこそ〜すべきで、でも〜でして、〜」と1回喋り始めると喋り終えるまで「。」が付かないことで有名なのでしっかりとブログが書けるのか、同じく多くの時間を共に過ごしてきたケンタ(4年・慶應義塾高)と一緒に心配しています。ですが、根は真面目で重度の友達想いである彼が何を書くのか凄く楽しみです。次、宜しく!

《NEXT GAME》
10月2日(土)関東リーグ戦 第18節vs明治大学
@非公開  11:00キックオフ

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