オフィシャルブログ
「意味とか、効率的とか、コスパだとか」(中井晴斗)
2019.10.12
今回ブログを担当させていただく、4年経済学部の中井晴斗です。
皆さんがこのブログを読み始めているということは世界最大規模の台風19号で外出出来ずに暇を持て余しているということでしょうか?
では最後までお付き合い下さい。
あれは確か今年の夏の始めのことです。朝6時半の練習から吐く程走った時期がありました。遠征に行っても試合後のランメニュー等とてもハードでした。
ただそのきつい練習中、選手からは不満も漏れます。
「こんなの意味あるの?」
「もっと効率良い練習あるだろ」
「コスパ悪いよね」とか。
出ました。コスパことコストパフォーマンスという言葉。最近よく耳にします。
結果的にその厳しい練習のお陰で夏を乗り越えられ、試合後半のきつい時間も自分達の目指すサッカーを出来る様になりました。
そしてこの期間はとても意味のあるもので、後期のIリーグに向けて自信を付けるものでした。もし「意味がない」と言ってやらずにいたらどうなっていたでしょう。
最近、物事をやる前に「意味がある・ない論争」「コスパ良い・悪い論争」「効率良い・悪い論争」が巻き起こることが多いです。
そして例えやらないという決断をしても責められることはありません。むしろよく決断した!と褒められるかも知れません。
というのも、今求められている能力は「よく考えてから行動する」力だと感じるからです。就職活動中も各企業の性格診断テストで、「自分は行動を起こしてから考えるタイプだ」を選択するのはタブーで、「考えてから行動を起こすタイプだ」の方を選択するべきだと習いました。
最近読んだ本、『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』(2016、森岡毅)というベストセラー本にも、選択と集中が大事であり、例えば上司から10個の仕事を与えられたら10個全てに全力を尽くし6割程度の出来よりも、2,3個を選択し、それらの精度をひたすら高めることに注力するべきだと書いてありました。
確かに時代の流れ的に生活の一部や面倒なことが代替されていき、どんどん便利になる中で、自分がすべきことは何か、しなくてもよいことは何か、自分にとって何が重要かをを考えてから行動することは重要ですし、効率的です。ですのでコスパが悪いこと、意味がなさそうなもの、効率が悪そうなものには手を出さない方が得策かも知れません。
しかし本当にそうなのだろうか?とも思います。この3つの言葉が言い訳になってるだけではないかと思うんです。
困難なもの、大変なもの、時間が掛かるもの、達成出来るかどうか分からないもの。これらを「コスパ悪い」と吐き捨てて逃げているだけではないでしょうか。
効率的な勉強法は直ぐには身に付きません。効率的な勉強法に辿り着くまでに膨大な時間と多くの遠回りが存在しています。コスパの良い稼ぎ方をしている人はそれまでに大変な苦労を重ねた後に、それまでやってきたものが一つひとつ実を結び、今となってはコスパ良く稼げているのです。
実は意味のあるもの・コスパが良いもの・効率的なものは、沢山の意味がないように見えるもの・コスパが悪いもの・非効率的なものの積み重ねから成り立っているのではないかと思うんです。
そして何だか偉そうに語っていますが、これは自戒を込めたメッセージでもあります。ソッカー部内に於いては、自分は「こんなの意味ねえだろ」と評論家気取りで、本当にすべきことから逃げて来たのではないかと思うからです。
そう考えると、私達の主務、塩木康平っていう男は凄い。
彼を副務に出すミーティングの際、私は他の候補者を推していました。何故なら塩木は不器用な生き方をしているなと感じていたからです。そして周りの塩木を推している部員の話を聞いても懐疑的に思う自分がいました。
しかし当時の自分は間違っていたと思います。彼の何事にも妥協しない姿勢や全てに全力な姿勢はこの4年間で、自分が無駄だと切り捨てていた物を有意義なものに変え、そして何より全部員からの信頼を強固にしました。そして彼の良さを語り、心の底から推していた人達が、今トップチームとなって関東2部優勝という目標の目前まで来ています。
アリババ創業者、ジャック・マーもこう言っていました。
「貧乏マインドの人に尽くす程最悪なことはない。
『新しいことに挑戦しよう』と誘うと、『経験がないから無理』と諦める。
『伝統的なビジネスだよ』というと、『じゃあ成功しないね』と却下される。
『店を経営してみたら?』というと『自由はなくなる』と主張。
『起業してみたら?』というと『プロじゃないから無理』と受け入れない。
口先だけは大学教授並み。
でも行動は、盲人以下。
彼らにこう聞いてみて。
『じゃあ、あなたに何が出来るの?』
何も答えられないから。
私の結論は言い訳を熱弁している暇があったら、もっと素早く行動に移せば良い。
いつも考えてばかりいるよりも、何か実際にやってみたらどうか。」(一部省略)
正しく自分は貧乏マインドでした。しかしこれは誰の心にも存在しています。
つまり何が言いたいかというと、やらない言い訳は無数に存在するということです。
選択の連続の中で、例え妥協した選択をしてもそれを慰めてくれる友人はいますし、SNSを見れば自分の選択は正しかったと決定付けさせてくれる匿名の意見が沢山あります。
しかしそうやって言い訳ばかり続けて無意味だと思うものを切り捨て続けて残ったものが、実は1番無意味なものなのかも知れません。
4年目にして漸く重要なことに気が付くことが出来ました。この経験がこの先の人生に役立つことは間違いないですし、今まで有頂天で生きてきた自分の鼻をへし折る良い機会でした。ですのであと数年は「考えてから行動する」よりも「行動してから考える」人で在りたいです。そして人々が無意味であると笑うものを少しずつ意味のあるものに変えられる様になってから初めて、自分がすべきことを考えて行動するのも遅くはないんじゃないかなと思います。
長々且つダラダラと失礼致しました。
台風による被害がそれ程大きくならないことを祈るばかりです。
続いては斉木健将です。
彼とは1,2年のときは犬猿の仲でしたが今では話さない日はありません。明日も2人で映画を見に行く約束をしています。
恋愛関係はありませんよ。
丁度、卒業旅行はタイにでも行かない?と健将を誘おうと思っていた所です。皆さんこのことは内緒にして下さいね。
ありがとうございました。
《NEXT GAME》
10月14日(月・祝) 関東リーグ戦 第16節 vs産業能率大学
@産業能率大学グラウンド 14:00キックオフ
「Work hard, see results.」(酒井和真)
2019.10.09
Hey,everyone 元気ですか。今回ブログを担当させていただきます、商学部4年の酒井和真です。ビッグフェイス小島よりバトンを受けました。彼は公式戦1ゴール0アシストと言っていました。私は2ゴール0アシストです。ちょっとだけ勝ちました。
最後のブログということで、私が大学生活を経て大切と感じたことを伝えられたらなと思っております。拙い文章になりますが、読んでいただけたら幸いです。
今までのソッカー部生活を振り返ると、本当に色々なことがあった。週2で30分走、金曜日の1周走、毎日ミーティング、草刈り、徹夜でのリサーチ資料作り、関東2部降格、Iリーグの残留争い、B309でのパワプロ大会、ながさとの毎日の闘い、関東リーグ、Iリーグでの優勝争いなど様々なことを経験した。
そんな中、先日私の所属するBチームは、Iリーグのグループリーグを突破し、チャンピオンシップに進めることになった。しかし、私としては嬉しさ半分、悔しさ半分と複雑な心境だった。何故なら、私は1試合として試合に出場していないからだ。今までに味わったことのない悔しさを味わった。
私はサッカーが下手くそだ。試合に出れていないのは当然かも知れない。技術がある訳もなく、闘わなくてはならない選手であるのに、ミスばかり気にして闘うことも出来ていない。ミスを減らそうと消極的になり、横パス、バックパスに逃げてしまう。ボールを受けることを怖がり、パスコースを作らない。そしてミスをしたら落ち込んで立て直すことが出来なくなってしまう。完全に負の連鎖に陥ってしまった。
好きで楽しいからサッカーをしているのに、サッカーが嫌いになりかけたりもした。試合前日のメンバー発表で、スタメン組で1回もプレーしていないが、僅かな可能性に掛けて聞くがメンバー外となり、萎える日々。長らく同じBチームで共にプレーしてきた下谷にはメンバーに入れないことをいじられた。
何も言い返せない。私は何一つとしてチームに良い影響を与えることが出来ていない。自分が果たして成長しているのかも分からなかった。
そんな中、ある日の練習後、久保飛翔元コーチに言われた。「和真、春見た時よりも守備良くなってるじゃん。」何気ない一言でしたが、めちゃくちゃ嬉しかった。どん底で、もがいていた自分の支えとなった。他にも、たけまさの「ナイスオープン」という声や、たいちがビデオの近くでぼやいている「ナイスボール」という言葉で少しずつ自信が付いた気がする。ありがとう。その良かったシーンを20回位巻き戻して見て、体に覚えさせて、積み重ねている。小さな成功体験を重ねていくしかない。
何だかんだ、私は少しずつ成長しているのだと思っている。勿論、試合に出れていない以上もっとやらないといけない。下を向いている暇なんてない。悔しさを原動力にし、試合に出る為に努力し続ける。これが今の私に出来ることだと思っている。
「Work hard ,see results.」
私の好きなKanekinさんの言葉。あの木南君に見せられて好きになった。私の髪型はKanekinヘアーと化した。今では綾部君もはまっている。しかし、私には結果が出ていない。まだまだ足りていない。もっとやらなきゃいけない。
結局何が言いたいかというと、成長するには、日々の積み重ねが大事ということ。当たり前の様だが、これに尽きると思う。1回1回の練習に対して良い準備をする。一つひとつのプレーにこだわる。上手くいかなくても、下を向かない。毎日、自分の限界をちょっと超えることを繰り返していく。少しずつ積み重ねを増やしていく。自分がやると決めたことを信じてやっていく。
サッカーに限らず、何事に於いても大事なことだと思っている。入部してからここまで本当にあっという間だった。後輩の皆には1日1日を大事にして積み重ねて欲しい。
すぐにIリーグのチャンピオンシップが始まる。厳しい戦いが続くと思うけど、俺達が積み重ねてきたものをぶつけよう。絶対全国大会に行こう。私には全国大会の経験はないので、最初で最後の全国に絶対行きたい。勿論、私自身もピッチに立てる様に尽力する。
まだまだ、個人としても、チームとしても出来ることは沢山あると思う。限界を吹き飛ばそう。W.H.S.R.
Thanks watching and I see you again soon.
次のブログは、長老中井晴斗です。ベテランの風格を漂わす彼は、何を語るのか。皆さん、晴斗のブログにご期待下さい。
《NEXT GAME》
10月13日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs産業能率大学
@産業能率大学グラウンド 14:00キックオフ
「」(小島陸)
2019.10.07
平素より大変お世話になっております。経済学部の小島陸です。
誰よりも真面目に授業に出ているのにも関わらず、異彩な経歴を放つ瀬戸稜太からバトンを受けます。年上、同期、後輩、全ての肩書きをコレクションした瀬戸は、優しさに溢れ、彼のことを嫌いな人は本当に1人もいません。
それに対し、サッカー部で最も嫌われている(本当は愛されている)ランキングに名を連ねる、黄色の戦士こと、小島陸が今回のブログを担当します。
2年前に書いた「木南くん」というブログが、Twitterで、29リツイート110いいねを記録し、一斉を風靡した為、若干のプレッシャーを感じていますが、今回は、自分の思っている事を淡々と書いていくので、優しい目で読んでください。
参考までに、ブログ「木南くん」
高校、大学、と7年間同じチームで一緒に過ごしましたが、こいつはずっと木南諒でした。自分に厳しく、かつ、自分で考えることが出来る、カッコ良い人間です。木南は来季の慶應ソッカー部を背負って立つ男です。
まだ読んでない人は読んで欲しいです。
公式戦1ゴール0アシスト。
これが僕の4年間の結果です。酷いですね、自分でもびっくりです。目標としていた早慶戦出場も勿論叶えられませんでした。
でも、こんな散々な結果なのに、サッカーを最高に楽しめた自分にはもっとびっくりです。
海徳に退部しろと脅された1年生春。
練習でグラウンドがほとんど使えなかった1年生。
サッカーを辞めようと思った2年生春。
公式戦初ゴールで挫折を乗り越えた2年生夏。
フットサルで日本一にあと少しだった3年生夏。
「サッカー」を教えてもらった3年生秋。
「社会」を教えてもらった4年夏。
史上初アイリーグ全国出場に貢献する4年秋。
トップチームで背番号を手にする4年秋。
僕の4年間ざっとこんな感じです。
こうやって振り返ると、充実していますね。最後の2つがめちゃくちゃ大事ですけど(笑)
(海徳とは仲良くなっているのでその点安心して下さい(笑))
充実していたのは、紛れもなく指導者の方や仲間のお陰です。サッカー部の指導者の方々には本当に感謝しています。
友峰さん。
要所要所で人間的に甘さのある僕を叱ってくれて有難う御座いました。変わらなきゃ、と本気で自分を見つめ直すことが出来ました。
高橋さん。
いつも応援してくれたり、怒られた時は優しくしてくれたり、試合前に握手する時に頑張らなきゃって毎回思わせてくれる人です。約束を果たせるように頑張ります!
大俊さん。
僕の思い違いでなければ、大俊さんは僕の事を信頼してくれて、僕も信頼していたので、最高の関係性を作る事が出来たと思います。丁度今日、Bチームはアイリーグに勝利し、チャンピオンシップに進む事が決まりました。残りの試合は少ないですが、勝利を重ね、大俊さんと共にタイトルを獲りたいです。
戸田さん。
短い期間でしたが、濃過ぎる半年間でした。僕に自信と責任と武器を与えてくれました。ポジショニング、判断基準、僕のプレースタイルに必須なスキルを磨く事が出来ました。練習中は、心の中のリトル戸田に問いかけて、今のプレーはどうだったか、どうするべきだったか、と自問自答しています(笑)。成長した姿を見せたいので試合観に来て欲しいです(笑)。
三浦さん。
毎週身体をケアしてくれました。友人の様にコミュニュケーションを取ってくれる三浦さんは心の拠り所でしたが、安心し過ぎて言わなくて良い事も言ってしまった事は後悔してます(笑)。
いとペイさん。
いとペイさんはシンプルにカッコ良かったです。見た目じゃなくて、生き方がカッコ良いです。欲を言えば、Dチームだった1年生の頃にチームを見て頂き、一緒に闘いたかったです。卒業しても、人生の先輩として仲良くして下さい!
四戸さん。
選抜や全国大会など全く経験した事もない僕を、日本一の目の前まで連れて行って下さいました。日本一という期待に応える事が出来ず申し訳ない気持ちもありますが、フットサルはめちゃくちゃ楽しかったです。新しい世界を教えてくれて有難う御座いました!
部員の中でも特に、皆さんとコミュニュケーションを取っていたと勝手ながら自負しています。皆さんとの接し方、関わり方はそれぞれ異なりましたが、皆さんの言葉一つひとつが今のサッカー選手「小島陸」、人間「小島陸」を作って下さいました。この恩を、残り2ヶ月の結果で返せるように頑張ります!
そして何よりも、一緒に闘い、一緒に苦しんで、一緒に笑った仲間達。
ありがとう。
ここでは同期という言葉は選べません。確かに同期は特別な存在です。しかし、同じユニホームを着て同じゴールを目指してきた仲間(地頭薗雅弥さんも含む)に、先輩後輩なんて関係ないからです。
居心地最高でした。皆の事好き過ぎて、今、もう、皆とサッカーしたいです。
皆からよく言われました。
「こじってサッカー本当好きだよね。」
大好きです。だけど、ただサッカーが好きなんじゃないんです。
皆とするサッカーが好きなんです。普段はふざけ合ってるのに、試合になると、皆で本気で勝利に向かって戦うサッカーが大好きです。
卒業した後も皆と会ったり、ご飯食べたり、楽しい瞬間は沢山あると思います。だけど、多分皆もそうだと思うけど、皆とは、サッカーしてる瞬間が一番楽しい。だから、残り少ない練習を本当に本当に本当に楽しもう!
かける、のり、ひで、がめ、かずま、こーや、ささ、なべしゅん、塩木、すみ!
最高だよ、お前ら。最高の2ヶ月にしようぜ!
これだけ本気になれるものに巡り会えた僕は幸せだと、今凄く感じています。サッカーを始めるきっかけを作ってくれたお父さん、ありがとう。
サッカーは6歳から始めました。家の前の道でお父さんに基礎練ばっかさせられました。お陰でインサイドパスはちょっと得意です。小学生でパスの魅力にはまり、中学、高校でもボールを繋ぐことに美学を感じ、中盤の選手としてサッカーを続けてきました。人生やり直せるなら、次は絶対的ストライカーみたいな選手になりたいですね。
話が逸れましたね。
少し去年の話をさせて下さい。
去年のこの時期は、Cチームでリーグ残留戦を戦っていました。最後の試合、ホイッスルが鳴った後、涙が止まりませんでした。多分、負けた悔しさの涙じゃないです。もう4年生と一緒にサッカー出来ないんだ、そんな涙だったと思います。
吉江、ともはやさん、うし、たけ、やまくん、ありしゅん、きっくん、かっしー、なつくん。
最後の最後までカッコ良かったです。試合中は、背中から吉江とともはやさんの声が、ウッシーの背中が、ベンチからの声が、僕の走る力になっていました。
今度は僕の番です。
Bチームの皆。試合できつい時、苦しい時、俺を見て、俺の声を聞いて欲しい。
ワンプレーで試合の流れを変えられる様な選手ではないけど、皆の背中をちょっとでも押せる様な選手になります。
だから、皆、あと3試合。1年間積み上げてきたもの全部出し切って、関東優勝しよう。優勝して、もう1回、もう1回だけで良いから、チャンピオーネの歌を大声で響かせよう。
4年の意地という言葉は、あまり好きではありません。意地なんて入部した時から持ってるのが当たり前だと思ってるから。でも4年の責任は少なからずあると思います。なので、去年の4年生の様に、その責任を果たせるよう、ピッチの中を駆け回ってやります!
勿論、精神面だけじゃなくて、技術的にも、判断的にも、まだまだサッカー上手くなりたいです。これからも毎日サッカー上手くなれる様な気がするんです。
だけど現実はあと2ヶ月しかありません。別に今まで焦ってなかった訳ではないんです。半年前から、終わりを見据えながら、毎日の練習に臨んでいました。それでも本当にあっという間でした。
そこで、少しだけ後輩に伝えたい事。
もう僕はサッカー出来ないので、今までの人生で学んできた事を少しだけ。
壁にぶち当たったら喜んで乗り越えて下さい。
悩みがあったら悩んで悩んで悩んで下さい。
負けず嫌いであって下さい。
シンプルだけど大事な事です。
これが出来たら、充実した毎日が送れるはずです。
去年の話をもう一つ。一度、戸田さんに質問をしたが事あります。
「僕って成長出来てるんですか?」
自分の成長を実感出来ずに不安だった僕に戸田さんは答えました。
「これだけタイトな試合に出続けていて、成長してない訳がない」
その時は分かりませんでした。だけど半年経った今になって、ああ、めちゃくちゃ成長してたな、と思うんです。
「Aチームで活躍する」
「プロサッカー選手になる」
4年前、夢と野望を持って、黄色のユニホームに袖を通しました。
現在の自分
「Bチーム所属」「一般企業に就職」
この4年間が僕にとって何だったのか、何を得る事が出来たのか、今は分かりません。もしかしたら、上の話の様に来年にはすぐ分かっているかも知れないし、10年経っても分からない可能性だってあります。
その4年間の意味に気付いた時、僕はこのブログの題名を付けようと思います。
だから今は、目の前のボールに向かって全力で走ります。
走ったその先に全国優勝、トップチーム登録が待っていると信じて。
そして、未来の僕が誇れる様な4年間になる事を信じて。
次回のブログは酒井和真です。
和真とは、沢山ロングキックしました。沢山1vs1しました。沢山昼ご飯食べました。沢山遊びに行きました。
本当に4年間ありがとう、目の前にしたら恥ずかしくて言えないからここで言うね笑
和真の大好きなカイル・ウォーカー(マンチェスターシティ所属)の様なオーバーラップはほとんど見れなかったけど、ウォーカー以上の対人の強さは4年間揺らぐ事なく、一緒に試合出た時はいつも信頼してた。
出会えて良かった、ありがとう。
そんな和真も、コミュニュケーションには少し難有りで、僕が知る限り大学4年間でマネージャー以外の女子とは話した事がないはずです。社会に出たら、持ち前のサイコパス感を前面に出して、新たな友人を得ていくと思うのですが、少し心配です。
冗談です(笑)。和真は仕事も完璧にこなすし、友人も大切にするし、きっと立派な社会人になると思います!
そんな和真は、4年間どんな事を考えて過ごして来て、今どんな想いを抱えているのか。普段の和真は自分の話をほとんどしないので、僕はもちろん、部員全員が和真のブログには注目ですね。
お楽しみに!
《NEXT GAME》
10月13日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs産業能率大学
@産業能率大学グラウンド 14:00キックオフ
「ソッカー部への感謝を込めて」(瀬戸稜太)
2019.10.04
平素より大変お世話になっております。商学部の瀬戸稜太です。
4年生ブログリレーの1番目です。きっと多くの人が見てくれると思います。そう考えると緊張してしまい、いつも通り皆さんを爆笑の渦に連れ込めないのは残念ですが、特に自分と関わった後輩に少しでも届けばいいなと思い書きたいと思います。入部当初から抱いていた気持ちとそこから私がどの様に考え成長出来たのかについてです。
初めて練習に参加したのは、2016年3月20日辺りでした。名前と出身校を大きく書いた白いTシャツを着て練習に参加しました。同期は名門校出身ばかりで、2月から入部している人が多く、誰とも話さない様な日々が続きました。今ではすっかり仲が良いですが、当時は少ししんどかったのを覚えています。そして、サッカーにおいては先輩に委縮してしまう様なことが多くあったかと思います。勿論、私の人間力、コミュニケーション能力がもっと高ければ良かった話ですが。
そんな経験から、私は同じ様な思いを後輩がしない為にはどうすれば良いか考えました。まず、私はサッカーの名門校の出身ではないので、その様な人に対してサッカーの要求は言い易いはずであり、そして、何故かいじれることが多いので(決して納得はしていません)後輩も親しみ易いのではないかという2つの強みを生かそうとしました。結果として、4年生の私に対して厳しく言ってくれたり、練習後に話し合ったりする場面も増えチームの総合力が上がりました。そして、個人としても利点がありました。特に1年生が要求してくれたことはある意味新しい発見であり、さらに自分を成長させてくれました。
私が3年間もお世話になったイトペイさんこと伊藤洋平コーチ(兼女子部監督)もサッカーにおいて人間関係が大事だとよく仰っています。3年間弱、試行錯誤し4年生となった今でこそ思う、良い人間関係の築き方は、実力を伴った上でいかに“なめさせるか”なのではないかと思います。厳しくして下の立場の実力を発揮させない、あるいは、その様な環境を整えないのは、自分の実力に自信が無いだけだと思います。なので、先輩になればなる程自分の実力を上げる努力をし続けなければいけないのだと分かりました。
そこでふと思い浮かんだのは福沢諭吉先生のお言葉です。「先導者たれ」という言葉には、単に時代の最先端を走っているだけでは足りず、皆んなの気持ちを汲むことの出来る器の大きな人間で、且つ、いつの時代も努力していることが必要だと言っているのではないかと自分なりに解釈しました。ソッカー部においての最先端、すなわち、トップに上がり活躍することは出来ていませんが、トップたる前提条件は満たし、それを実践出来たと思います。恐れずに言うと、傲慢に上の立場に立つくらいならば自分の信念を貫いて下の立場でいるべきだと後輩には伝えたいと思います。と言うのも、長い目で見れば、そしてチャンスを掴めたら、最先端を走れる可能性が高いと考えるからです。
今度は、社会においていかにこの思いを抱き続けられるかが勝負だと考えています。これは私の人生における軸であり、これを見つけることが出来たのは、慶應義塾体育会ソッカー部に関係する皆様を始め、家族や友人の援助があったからこそだと思い、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。本当にありがとうございました。
次のブログ担当者は、髪の重要性について語り合い、使っているシャンプー・リンス・ドライヤーさえも情報共有し、切磋琢磨している小島君です。雨の日が苦手な僕らの合言葉は、「だって俺らは炎タイプじゃん」。
《NEXT GAME》
10月5日(土) 関東リーグ戦 第15節 vs日本体育大学
@葛飾区奥戸総合スポーツセンター 11:30キックオフ
「楽観」(森友紀)
2019.10.03
平素よりお世話になっております。今回のブログを担当させていただく環境情報学部1年の森友紀です。これまでのサッカー人生について書くのも良いなと思ったのですが、今回は自分のモットーである「楽観」について書こうと思います。拙い文章ではございますが、最後までお読みいただけると幸いです。
楽観、それはつまり悲観の逆。当たり前だ。そう、何事も悲観しない。全てを良い方向に考える。私はまだ19年しか生きていないが、この短い時間の中で見つけた最強の考え方だ。いつからこの様に考えるようになったかと言うと、それは小学校低学年の時である。当時いわゆる普通の小学生だった私は、どんな些細なことでも盛大に笑う、ある人物に出会った。それを見て、私はとても幸せそうだなと素直に感じ、それから私もその人物の真似をする様になったのがきっかけである。丁度その時期に、「笑う門には福来たる」という言葉を知って、笑うのは良いことなのだと確信したことを覚えている。それまでと何ら変わらない生活をしていたが、日常から笑うことを意識する様になってから、自分の周りで起こること全てが楽しく、面白く感じた。例えば人の話を聞く時も面白いものだと思って聞けば、つまらない話も面白く感じたりする。理解出来る人は多くはいないと思うが、私はそうだ。その話の中で面白い部分を探す、日常に潜んでいる面白さを見つける、と言った方が分かり易いかも知れない。嫌なことがあっても、笑うことでそれを忘れ、楽観的に物事を捉えられる様になった。
振り返ってみるとこの考え方に大分助けられている。失敗を犯した時も一瞬だけ落ち込み、反省はするものの、すぐに切り替えることが出来た。だから失敗についてずっと考えることは今までになかった。それが逆に同じ失敗を繰り返してしまう原因になることもあったが、気にしない。サッカーでも、この考え方は私を良い方向へ導いてくれた。中々思う様に行かず、「何故だろう」と思うことがあっても、すぐに「そういうこともある!」と開き直ってプレーすることが出来た。 今でもそうだ。
ソッカー部に入って約半年が過ぎた。今までサッカーをやってきた環境とは大きく異なり、困難ばかりだ。しかし今は憧れの舞台である早慶戦に出場して、勝つ、という明確な目標がある。だからこの目標に向かって、今まで通り、何でも楽観的に物事を捉え必ずそれを実現させたい。
最後は結局何とかなる!
最後までお読みいただきありがとうございました。今後共、ご支援ご声援の程宜しくお願い致します。
《NEXT GAME》
10月5日(土) 関東リーグ戦 第15節 vs日本体育大学
@葛飾区奥戸総合スポーツセンター 11:30キックオフ
- 「最幸のサッカー人生」(田村祐二朗)
- 「最後は勝って笑おう」(下谷秀太)
- 「恩返し」(川野太壱)
- 「必死のパッチ」(宮本景)
- 「虎の巻 “森友紀編”」(森友紀)
- 「こんな日でも神様は見ている」(廣田尚)
- 「コーチのバトン」(三浦竜佑)
- 「change before you have to〜変革せよ、変革を迫られる前に〜」(小林蓮)
- 「後輩たちへ」(横幕悠)
- 「自分なりの答え」(齊藤滉)
- 「夢と覚悟」(宮本稜大)
- 「微力でも、それでも」(倉橋真菜)
- 脱・「いてもいなくても変わらない存在」(川上くるみ)
- 「当たり前の毎日のために」(大嶽真恋)
- 「For」(竹本海人)
- 「決戦前夜」(宮澤開)
- 「情熱」(齊藤淨)
- 「他生の縁」(加藤翔生太)
- 「悪ガキの最後の悪あがき」(島田雄大)
- 「間違いじゃなかった」(岡田舜立)
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