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感動(多嶋田雅司)

2016.08.11

岡端2

こんにちは。本日ブログを担当させていただくことになりました、商学部1年の多嶋田雅司です。今回はこの場を借りて自分が高校サッカーを通じて感じたことを記させていただきます。

「お前たちのプレーは人を感動させない」

この言葉は私が高校3年生の頃、夏のインターハイ全国大会の初戦敗退後に李総監督から頂いた言葉です。大会は神戸で行われ、受験勉強で忙しい部員もいましたが、わざわざ神戸に駆け付けてくれて、声を枯らして必死に応援してくれました。しかし私たち選手は本当に勝ちたいという意欲の見えない「人を感動させない」プレーをし、最悪の試合をして試合に敗れてしまいました。自分たちの情けなさに失望すると共に、部員の仲間たちへの申し訳なさが残る大会として終わりました。

それを機にチームが冬の高校サッカー選手権に向けて変わり始めました。1日約2時間の練習時間、200人以上の部員、使えるコートがサッカーグラウンドの半分以下という厳しい環境ではありましたが、一人一人がこれまで以上に自分たちと向き合い、質の高いトレーニングを行うようになりました。全ては冬の選手権で家族、スタッフ、自分たちを支えてくれている方々全員を感動させるため、そして日本一を獲るために。

また、私は私生活の面で感動したことがありました。それは山本研(現慶應ソッカー部)が定期的に部室の掃除を行い、壊れて使えなさそうな部員のスパイクが放置してあったらまとめて処分してくれていた事です。それを見た周りの部員も彼程ではありませんが、部室の掃除を少しずつ定期的に行うようになりました。当たり前の事なのかもしれませんが、今までは汚れていたら少し掃除する程度だったので、私は彼の行動にとても感動しました。1人のちょっとした行動がチームに良い影響を与えていたのです。

そして冬の選手権を迎え、毎試合が厳しい戦いでしたが、チームのために部員が1つになり、全員の力で私たちは全国大会準優勝という歴代最高の結果を残して高校サッカーを終えました。これといった成績を上げられていなかった最高学年としての最後の大会で、私たちは自分たちのスタイルを貫き、多くの人を感動させることが出来ました。それは試合に出られなくても必死に応援してくれた仲間たち、影で支えてくださった多くの人たちの姿が、私たち選手を感動させたからこそだと思っています。また李総監督からの言葉があったからこそ、自分たちはここまで成長できたと思っています。

私は高校サッカーの経験から人に感動を与える素晴らしさ、与えられる素晴らしさを身をもって実感しました。皆さんも何か少しでも良いので人を感動させてみて下さい。公共の場を掃除してみたり、困っている人を助けてあげるなど、少しの事で良いのです。その行動が周りに影響を与え、その組織は必ず良いものになると断言します。

私の今の目標は、スタッフや支えてくれた全ての方々を自分のプレーで感動させる事です。特に清水監督(國學院久我山高校監督)を感動させたいです。高校時代、私は自分に弱く、プレーでチームになかなか貢献出来ませんでした。また私生活の面でもチームの一体感を損なったり、校則違反の髪型にするなど迷惑をかけてばかりでした。そんな自分を3年間見捨てないで本当に厳しく指導してくださった恩師に何も恩返しできなかった事がすごく心残りなのです。私はこの慶應ソッカー部という素晴らしい環境の中で選手として、人間として大きく成長し、必ず人を感動させる選手になります。その為に私は労力を惜しまず、チームに少しでも貢献できるように真剣にサッカーと向き合っていこうと思います。そして少しでも清水監督に恩返しが出来たらなと思います。

最後まで拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

 

《NEXT GAME》
第66回慶應・神戸サッカー定期戦
8月21日(日) 14:30kickoff @慶應義塾大学グラウンド

学生最後の”アツイ”夏に思うこと(小比賀奨)

2016.08.08

小比賀2今回部員ブログを担当させていただく、ソッカー部4年小比賀(おびか)と申します。
4年生は毎年11月から12月にかけて最後の部員ブログを更新し、その時にこれまでのサッカー人生を振り返ったり、同期への思いを綴ったりするのが一種慣例となっています。それを前にこのタイミングでブログ担当が回ってきたことで、若干何を書くかは迷いましたが、今回は「学生生活最後の夏に思うこと」について書かせていただこうと思います。

先日第67回早慶サッカー定期戦が行われました。私自身1年生から1軍と2軍を行き来し、遂に4回目の早慶戦を迎えましたが、早慶戦1週間前に2軍に落とされてしまい、最後までその舞台でプレーするという夢は叶いませんでした。もちろんこの悔しさは言葉では言い表すことが出来ない程深く、一生私の人生に付き纏うものとなると思います。

しかし悔しい気持ちの反面、そこでピッチに立つ同期の存在をどうしても後押ししたいという思いがあり、同期の浅井(4年・中京大学附属中京高)と共に試合に出場する同期8人に向けたムービーを作成することになりました。ムービーの内容は同期からのメッセージに加え、試合に出場するご父母の方々からのメッセージを動画として編集したものでした。それぞれ試合に出場するご父母の方々の言葉には熱がこもり、時には涙を流しながらメッセージを送ってくれた方もいました。

ムービーを見て感動にどっぷり浸りながら、それと同時に私自身も長いサッカー人生にしっかりと決着(ケリ)を付ければいけないと強く思いました。4歳から始めたサッカーは今年で19年目になります。人生の大半をこのスポーツに費やしてきて、辛いことも苦しいことも、そしてほんの一瞬の喜びの瞬間も、このスポーツを通して経験してきました。アスリートとしてのサッカー人生に線を引くと決めたからこそ、自分のサッカー人生に矜持を抱ける”締め”にしたいと思います。

この夏までに4年生は部活動と並行して進路を選択してきました。今年は既に2人のプロ内定者を擁するチームではありますが、それと同時に同期の半数以上は就職活動も経験してきました。私自身も就職活動を通して本当に沢山のOBの方々や、尊敬する諸先輩方にお世話になりました。そこでの経験もこれからの人生の糧に出来るように、そしてこれまでのサッカー人生に決着が付けられるように、厳しくそして”アツイ”夏を乗り越えたいと思います。

夏場、部員は秋に実りの季節が来るよう、厳しい練習を毎日乗り越えています。変わらぬ弊部へのご支援、ご声援の程宜しくお願い致します。
Bの4年生

 

写真は先日の練習試合後のBチームの4年生の集合写真です。

 

 

 

 

 

 

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第66回慶應・神戸サッカー定期戦
8月21日(日) 14:30kickoff @慶應義塾大学グラウンド

チビで何が悪い(花田佑)

2016.08.06

藤川誠2はじめまして。今回ブログを担当させていただく、法学部法律学科1年の花田佑です。日頃より慶應ソッカー部を応援していただき、ありがとうございます。

「お前はチビだから試合には使えないな」「その身長じゃボランチは出来ないよ」これはかつて私がある指導者の方に言われた言葉です。私を一度でも見かけた方は分かると思いますが、私はとても身長が低いです。私は自分より身長が低い選手とプレーした記憶はほぼありません。つまり、ピッチ上では常に私が一番チビでした。

この言葉を言われた私は当然傷つき、腹が立ちました。チビで何が悪いんだと。ただ、腹が立ったと同時にこうも考えました。では、どうしたら試合に使ってもらえるんだろう。どうしたらチビでも使わざるを得ない選手になれるのだろう。このようにして私が意識し始めたことは、止める、蹴る、ポジショニング、そして「頭を使う」ことです。抜群にスピードが速い選手や抜群に身長が高い選手ならば、そのポテンシャルを生かすことで十分戦えるでしょう。しかし、私にはそれが無いのです。そのため、私はどこにポジションを取って、どのタイミングでボールを受けて、どこにトラップをし、次にどんなプレーをするかを常に頭で考えイメージしながらプレーしてきました。いくら相手が大きくて強くても、私に接触する事が出来なければ、ボールを奪われることも潰されることもありません。とりわけワンタッチプレーは私がこだわっているプレーの一つです。ワンタッチプレーの場合、私がボールに触れている時間はおそらく0.何秒かでしょう。そのワンタッチでチームにとって有効なプレーが出来れば、もはや身長など関係が無いと私は考えています。

かつてプロバスケットボール選手として活躍し、身長160cmでNBA歴代身長最小選手と言われているマグシー・ボーグス選手の言葉の中に印象に残っているものがあります。それは、「僕は常に、コートで一番背の低い男だった。だから身長180センチの選手の戦い方は、さっぱり分からない。僕に分かるのは、ボールは宙に浮いているより床についている時間の方が多いこと。床はマグジーの領域だ。ここは誰にも譲らなかった。」というものです。彼もまた自分の特徴を理解し、その特徴をネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに捉え、”オンリーワン”となるプレーで活躍しました。このように、スポーツは違えど身長が低い選手が活躍することは、私に希望を与えてくれました。

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1993年までのNBA最高身長のマヌート・ボル選手(231センチ)と現在でも最低身長のマグシー・ボーグス選手(160センチ)

 

 

 

 

 

さて、皆さんにとっての”オンリーワン”は何でしょうか。あなたの特徴は何ですか?と尋ねられ、皆さんはすぐに答えることが出来るでしょうか。たとえ、それが他人から見ればその人の弱みであっても、自分の意識次第では強みになると私は思うのです。なぜなら私は身長が低いからこそ、止める、蹴る、ポジショニング、そして「頭を使う」ことを意識し続け、今の私に至ったと自信を持って言えるからです。もちろん、この”オンリーワン”を大学サッカーでも”オンリーワン”とするためには、日々努力し続け、その質をさらに高めていく必要があります。ただ、一人ひとりが”オンリーワン”を持っている集団は、間違いなく人々を興奮させ同じ境遇の人に希望を与えると私は思うのです。これを機会に皆さんも自身の”オンリーワン”について考えてみてはいかがでしょうか。

長くなりましたが、私の大学サッカーでの目標は、フィジカルが重視されるこの大学サッカー界で、身長が低い私が自分の特徴を生かして活躍することです。そして、それをどこかで見ている身長の低い選手に希望を与える事です。この目標を達成できるよう、日々自分自身と向き合い、努力し続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。今後とも慶應ソッカー部の応援をよろしくお願い致します。

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8月21日(日) 14:30kickoff @慶應義塾大学グラウンド

準備と我慢(藤川誠人)

2016.08.04

藤川誠2今回ブログを担当させていただく総合政策学部2年の藤川誠人です。今回でブログを書くのは2回目になります。前回は私の生き方について話しましたが、今回はサッカーについて話したいと思います。

私は幼稚園の頃からゴールキーパーをやっています。
小学低学年まではフィールドをやりながらで、本格的に始めたのは高学年になってからですが、基本的にはキーパーをやってきました。
そこで、ピンチの時にシュートを止めることの楽しさを感じ、現在でもキーパーをやっています。
皆さんもご存知の通り、キーパーというポジションは1人しか試合に出ることが出来ず、中々チャンスも回ってきません。
そこで、私が常に意識していること。それは「我慢と準備」です。現在は3番手キーパーとして、1年の上田や3年の田野さんが怪我した時に控えに入り、監督の須田さんやGKコーチの高橋さんに「藤川試合に出るぞ」と言われた時に120%のパフォーマンスを発揮出来る様に準備をしています。
ですが、正直現在は悔しい気持ちで一杯です。この立ち位置に全く満足していませんし、巡ってくる数少ないチャンスをモノにしてやる、というメンタリティーで日々の練習を行っています。悔しいことは我慢をし、それを糧に良い準備をする。これを最も意識してサッカーを行っています。

私はプロサッカー選手になることが大きな目標です。キーパーの中では173センチと身長は大きくありません。
長所であるキックとコーチングという武器をもっと伸ばし、短所の部分を長所に変えるくらい努力を積み重ねなければいけません。
甘くない世界ですし、173センチとこれ程小さいキーパーはJリーグにいません。だからこそ挑み続けたいと思っています。また、サッカー選手になるのは狭き門である事から現実を受け入れてプロサッカー選手になる事を諦める選手が多くいると私は感じます。冷静に考えれば、サッカー選手になりたいと思う選手の分母が減っていくわけです。つまり、私は諦めていく人が多いことと自分自身が諦めず夢は叶うと信じ続けることでプロサッカー選手に近づいていくと考えています。
その為に必要な要素をこの最後の学生生活で習得していきたい、このように思っています。

長々しく書いてしまいましたが、最後に私はどんな状況でも自分が出来ることを全うし、巡ってくるチャンスをモノにし、試合に出て勝つことで慶應ソッカー部に貢献します。

《NEXT GAME》
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