BRBお知らせ
■2014年度東京都1部リーグ 第13戦vsFC.OSSA(1-2敗戦)
2014.09.30
2014/9/28(日) 13:00 KICK OFF
慶應BRB
FC.OSSA
1 | 0 | 前半 | 1 | 2 |
1 | 後半 | 1 | ||
得点者(アシスト者) | 23分 FC.OSSA 48分 慶應BRB 森田 達見 82分 FC.OSSA |
警告・退場 | 警告57分 慶應BRB 大山 元輝 警告61分 FC.OSSA 柴崎 短朗 警告90分 FC.OSSA 古川 大貴 |
慶應 先発 | 番号 | ポジション | 番号 | 慶應 SUB | ||
野口 桂介 | 81 | GK | GK | 21 | 藤安 雄治 | |
岩田 修平 | 23 | DF | DF | 2 | 佐潟 隆平 | |
大和田 達 | 15 | DF | MF | 17 | 小坂井 深 | |
三上 佳貴 | 3 | DF | MF | 9 | 原田 亮 | |
大山 元輝 | 5 | DF | MF | 11 | 藤村 龍生 | |
古賀 久善 | 6 | MF | FW | 20 | 加藤 慧太朗 | |
加美 義人 | 16 | MF | FW | 18 | 甲斐 悠佑 | |
川越 勇治 | 24 | MF | ||||
太田 大輔 | 13 | MF | ||||
三浦 良介 | 12 | FW | ||||
森田 達見 | 10 | FW |
慶應 選手交代 | 分 | OUT | → | IN | 分 | OUT | → | IN |
HT | 三浦 良介 | → | 甲斐 悠佑 | → | ||||
75 | 太田 大輔 | → | 加藤 慧太朗 | → | ||||
80 | 加美 義人 | → | 原田 亮 | → |
戦評
FC.OSSA。設立者小山内の名前を冠し、ひたすら強くなりたいともがいて12年。 やらない。普通やらない。普通、チーム名に自分の名前入れちゃったら、目指すレベルだって「スナックはるみ」と同程度だ。たとえば下記の東京都4部(抜粋)と関東1部リーグのチーム名をご覧いただきたい。どちらがどちらかは秘す。ただ、小山内と愉快な仲間たち・FC OSSAが、その名前で関東リーグを狙う冒険譚がいかに痛快なそれかを感じていただければ。12年前、変わった特徴も貫けば強みと彼は見越していたのか。そして後継者問題はどうするつもりなのか。同姓がベストだけど、オサダとか、このさいオザキぐらいまで間口を広げて、今のうちから唾を付けといた方がいいのではないか。場が暖まってきたら小山内も、実は来年シニアチーム立ち上げるんすよ、もちろん名前はFC OSSAN、Nはオサナイのナですけど! ぐらいは言ってくれるものと期待したい。
表 どっちかが東京都社会人4部リーグ(抜粋)でどっちかが関東サッカーリーグ1部
SMスナイパーズ | FC KOREA |
AOKING | ヴェルフェたかはら那須 |
ATOLETICO Y! | Tonan前橋 |
蹴球団赤さそり | 東京23フットボールクラブ |
FC玉川っ子 | エリースFC東京 |
SCあつしこジャパン | 日立ビルシステム |
FCウィルセロナ | 流通経済大学FC |
ONsenZE | 浦安サッカー倶楽部 |
ころまるフットボールクラブ | VONDS市原FC |
※個人的に4部の方へ親近感を覚えることを付言する
前置きが長かったのは試合に触れたくないからである。
リーグ優勝を新参・Criacaoにかっさらわれた今、慶應BRBが狙うのは関東リーグ参入戦への出場権確保。つまりは上位3つに食い込むこと。残り2試合を2連勝なら文句なし。が、相手はFC.OSSAとCERVEZA FC東京。昨年のリーグ戦9勝2敗2分けの内、2敗を食らった相手。最後の二戦で去年の自分を乗り越えるってストーリーってのもいいんでない? と思った時点で意識し過ぎだったのか。
試合展開は、やる前から百も承知。愚直にプレスのBRBと、確かな技術でいなしてカウンターのOSSA。押し切るか凌ぎ切るか。23分。BRBのディフェンスラインに乱れ。凡百のチームなら乱れたことも気付かれない程度だったが、OSSA FW見逃してくれず。ポストプレーから左に展開されるとそのままするするゴール前。あ。フリー。やべ。ヘディングでスコン。0-1で前半終了。
後半開始からBRBはFW甲斐悠佑を投入。運動量を捨てて、前半までのFW三浦良介とのタイプ落差で目くらまし勝負。大正解。3分に甲斐の突破からPK獲得。FW森田達見が決めて1-1。さぁここからですよ! 今年得意の逆転コースの鋳型に流し込んでやりますよ! ギアをトップに入れて再びのプレス。その先にあったのは、後半42分、小山内を支える愉快な仲間の一番手・主将MF風岡俊亮の左足。隙間が見えたかとりあえず打ったか、BRB守備陣の間をすり抜けたシュートはOSSAの夢を載せてコロコロと。ここまで2試合、一回転余計に転がる野口流の家元として、お手前抜群にBRBを窮地から救ってきたGK野口桂介、必死のセーブはわずかに届かず。1-2。それまでもバーやポストに幾度となく嫌われたBRBの攻撃は、ロスタイム右DF岩田修平のミドルシュートに願いを込める。左ポスト。相手のああいうシュートが決まる日に、味方のこういうシュートが決まらない。笛が響いて一気に実質5位転落。関東リーグ参入戦に向けては、BRBが最終戦勝利大前提の上、OSSAが残り2試合で勝ち点を落としてくれないとダメ。さぁ窮まった。どうせ最終戦に勝たないと関東参入戦は行けなかったんだからと理詰めで平常心か、転勤を考えるとこのメンバーで戦う最後の試合だとセンチメンタル路線か、んなもん何がどうだって目の前の相手を倒すだけだろと開き直るか。何でもいい。誰でもいい。もちろん俺でもいい。ともかく連敗でシーズンを終えたくないんだ。
写真
■2014年度東京都1部リーグ 第12戦vs三菱養和サッカークラブ(4-1勝利)
2014.09.17
2014/9/14(日) 19:00 KICK OFF @三菱養和会 調布グラウンド
慶應BRB
三菱養和サッカークラブ
4 | 1 | 前半 | 0 | 1 |
3 | 後半 | 1 | ||
得点者(アシスト者) | 1分 慶應BRB 大山 元輝(森田 達見) 49分 慶應BRB 三浦 良介(川越 勇治) 53分 慶應BRB 太田 大輔(森田 達見) 74分 三菱養和 波多野 龍史(加藤 宏輝) 89分 慶應BRB 加藤 慧太朗 |
警告・退場 | 警告44分 三菱養和 増田 隆明 警告63分 慶應BRB 森田 達見 |
慶應 先発 | 番号 | ポジション | 番号 | 慶應 SUB | ||
野口 桂佑 | 81 | GK | GK | 61 | 小野 真朋 | |
佐潟 隆平 | 2 | DF | DF | 22 | 筒井 寛樹 | |
大和田 達 | 15 | DF | DF | 23 | 岩田 修平 | |
三上 佳貴 | 3 | DF | MF | 8 | 市川 慎士 | |
大山 元輝 | 5 | DF | MF | 11 | 藤村 龍生 | |
川越 勇治 | 24 | MF | MF | 17 | 小坂井 深 | |
古賀 久善 | 6 | MF | FW | 20 | 加藤 慧太朗 | |
加美 義人 | 16 | MF | ||||
太田 大輔 | 13 | MF | ||||
森田 達見 | 10 | FW | ||||
三浦 良介 | 12 | FW |
慶應 選手交代 | 分 | OUT | → | IN | 分 | OUT | → | IN |
58 | 川越 勇治 | → | 岩田 修平 | → | ||||
64 | 三浦 良介 | → | 藤村 龍生 | → | ||||
87 | 加美 義人 | → | 加藤 慧太朗 | → |
戦評
人知れず燃え、いつの間にか消える。隣町ボヤのようだった慶應BRB2014サマー・プロミネンス・シリーズ。しかし3連勝は3連勝。実体としての勝ち点9を積み上げ、気付けば関東社会人サッカー大会出場がちらつく暫定三位。関東リーグ昇格戦を兼ねた同大会への切符は、残り三試合を三連勝なら文句なし。「三連勝なら」の「なら」お目見えで、秋の味覚・星勘定である。今年は群馬開催だろ? 俺もう今日の帰りに新幹線の指定押さえとく! ところで残り三試合の相手どこだっけ? 養和とオッサとセルベ! ガヒ~ン! やーりーなーおーしー。えー、気を取り直して。二勝一分けでもなんとかなるかも! マジ? じゃあ車中のお楽しみに上毛カルタも買っちゃえ! それより九月の二試合はルナチック・セプテンバー・シリーズってのはどう? あれ、ゴメンさっき相手どこって言ったっけ? だから養和とオッサとセルベ! ブヒ~ン! えー、二勝一敗だとすると・・・、ヨウワとオッサとセルベ! 楽しい。22世紀まで続けられそう。残り三つが、初顔合わせの三菱養和SC、去年負けたFC.OSSA、負けた上にリーグ優勝までさらわれたCERVEZA FC東京であることを脇によけたり戻したりしつつ、IF関数を使いまくる慶應BRBの2014晩夏。
はい現実。三菱養和サッカークラブ。この10年の東京アマチュアサッカーを語る一断面。同じクラブで育った11人による、人工芝上の滑るようなパス回し。ついに社会人サッカーにもこのようなチーム。2006年に東京都社会人に加盟(再加盟かもしれない)すると、Jリーグ100年構想を振りまきながら6年で関東リーグ昇格。今年は再び都リーグに舞台を移したものの、選手の彼女じゃなくても見に来る価値のあるチームとしての地位は揺るがない。
慶應BRBとしてもリーグ戦としての緊張に加え、あの三菱養和とやれるという武者震いで臨んだ試合だったが、残念ながら内容は低調なまま終わった。4-1勝利も、崩したのは一回だけで、後は前後半それぞれの立ち上がりのぶちかましと、試合終了間際の人間暴れ馬によるもの。前半30秒での得点にバランスを崩したか、攻めは単調、途中からはむしろ短調と呼びたいもの悲しさ。ベンチもベンチで、家畜でも追い込むかのような怒声以外に手が無く、選手は萎縮を気取られないよう球際だけは激しくいきながら、誰でもいいから早く点を取ってくれと願うのみ。相手も主力の合流が遅れるなど本来の華やかなさは見られず、双方ともやりたいことを表現できぬまま、勝ち点3だけがBRBへ。えー、残り2連勝なら文句なしだから、とりあえず今日はだるま弁当でも食っとく?
写真

ハーフタイム激おこぷんぷん中年。しかし真に注目すべきはGK61チャンオノが見せた、「正しいパンツはき方教室」の成果である。
■2014年度東京都1部リーグ 第11戦vs三菱東京UFJ銀行(3-2勝利)
2014.09.02
2014/8/31(日) 11:00 KICK OFF
慶應BRB
三菱東京UFJ銀行
3 | 0 | 前半 | 1 | 2 |
3 | 後半 | 1 | ||
得点者(アシスト者) | 40分 三菱東京UFJ 深町 伸太朗(関 隼平) 64分 慶應BRB 加美 義人(甲斐 悠佑) 79分 慶應BRB 川越 勇治 83分 三菱東京UFJ 川久保 理(飯髙 和也) 88分 慶應BRB 太田 大輔(岩田 修平) |
警告・退場 | 警告29分 三菱東京UFJ 小原 敬 警告43分 慶應BRB 加美 義人 |
慶應 先発 | 番号 | ポジション | 番号 | 慶應 SUB | ||
野口 桂佑 | 81 | GK | GK | 61 | 小野 真朋 | |
佐潟 隆平 | 2 | DF | DF | 7 | 金房 拓海 | |
三上 佳貴 | 3 | DF | DF | 23 | 岩田 修平 | |
大和田 達 | 15 | DF | MF | 11 | 藤村 龍生 | |
大山 元輝 | 5 | DF | MF | 17 | 小坂井 深 | |
古賀 久善 | 6 | MF | FW | 18 | 甲斐 悠佑 | |
加美 義人 | 16 | MF | FW | 20 | 加藤 慧太朗 | |
川越 勇治 | 24 | MF | ||||
太田 大輔 | 13 | MF | ||||
森田 達見 | 10 | FW | ||||
三浦 良介 | 12 | FW |
慶應 選手交代 | 分 | OUT | → | IN | 分 | OUT | → | IN |
52 | 佐潟 隆平 | → | 岩田 修平 | → | ||||
63 | 三浦 良介 | → | 甲斐 悠佑 | → | ||||
82 | 加美 義人 | → | 藤村 龍生 | → |
戦評
社会人サッカーが社会人によるものである以上、日本経済の影響を大きく受けるのは当然の理である。しかし1990年代から2000年代に吹き荒れた銀行再編の嵐が、2014年の今日、三菱東京UFJ銀行サッカー部の隆盛となって実を結ぶとは、当時どの評論家が予想しただろうか。
もともと銀行各社のサッカー部は、JFA管轄の東京都社会人サッカーリーグには所属せず、銀行のみで形成される銀行リーグ(正式名称:インターバンク)で覇を競うのが一般であった。毎週末、各行保有の鉄筋コンクリート研修所にて、整備された天然芝とシャワー付きロッカールームで行われるそのリーグは、河川敷の泥武者リーグとは別世界。「就職活動の時はそこまで考えなかったよな-」「俺の預金で何故週末の面倒まで」「大体あいつら毎週のように顔合わせててるから親密度が増しちゃってさ」「しかし研修所の管理人さんて、総理大臣が来てもあの態度かね」。持たざる者の羨望と憎悪。環境が劣悪だから都リーグはイヤ、と公言する者がいた時代の話。
そこに現るなんやかや。慣れ親しんだ銀行の名前が見るたびに長くなったり突然ひらがなになったりして、三菱東京UFJ銀行サッカー部が産まれた。恐ろしい。何と恐ろしい。Jリーグに「浦和F東JEF」がと想像してみて欲しい。結局うまく噛み合わなくて、そこまで強くないんじゃないの、という現実的な意見は却下させて頂こう。つまり伝統ある銀行リーグに、単独でも優勝候補のチームが束になって僕達メガレンジャー、みたいな化け物が誕生したのである。膨れ上がった部員数こそ金融ビッグバン。血も涙も無いセレクションを経て出来上がったチームに、もはや業界リーグは間尺が合わない。東京都社会人サッカーリーグのレベル向上も加わって、上の環境でやりたいんで都リーグのチームで、と若者が口にし始めた2010年前後。
一方で少数派だった「外に打って出ましょうよ」という熱血漢も合併効果で倍増。三菱東京UFJは都リーグ参加を決断する。他チームに流れていた面々も舞い戻ると、安定的に使えるグランド、手堅い運営、何より各大学体育会サッカー部選抜のような布陣を引っさげて、ついに今年は都一部初見参。前節まで6勝3分2敗は関東リーグ昇格戦圏内。来年はいよいよ東京海上日動との三菱村頂上決戦が実現するのか。こりゃ仲通りは荒れるぜ、という憶測がランチタイム丸の内紳士淑女の口の端に上った、ことにしたい。
さて。ようやく日付は2014年8月31日。ここは駒沢オリンピック公園・陸上競技場。11時キックオフ予定は東京都社会人サッカーリーグ1部・三菱東京UFJ対慶應BRB。これまで双方言い出しかねて、練習試合すら経験のない初顔合わせ。提出された三菱東京UFJメンバー票には慶應義塾体育会ソッカー部出身者5名。BRBには三菱東京UFJ勤務者が2名。学校を選んだ俺と勤務先を選んだ俺、あり得た未来同士の戦い。自分達にとってだけ、とてつもなく価値のある勝負。いいじゃねえか。社会人サッカーなんてそんなもんだんろ? お前だってどっかの世界で踊る阿呆だろ? ていうかもう話しかけねえでくれよ! 俺は今年で一番気合いが入ってんだからよ! 慶應BRB 2014サマー・プロミネンス・シリーズ、トリを飾る試合前のロッカールーム。
試合開始。まずは押し込むBRB。個々の技量で勝る相手に混然一体、地車押せ押せ大行進。しかし相手を興奮させてだんじり祭に持ち込む作戦はあっさりいなされ、10分過ぎからは相手のパス回しに一転食傷気味。特筆すべきスピードのFW深町伸太朗に気を配ると、空いた中盤スペースに千両役者・MF関隼平を筆頭にFW川久保理、MF風間荘志のソッカー部卒二名に加え、早稲田卒・MF小原敬が顔を出す。しかもさらに一列奥ではこれまた早稲田OBのMF池西希が鳥類を思わせる俯瞰力と指示の声。的確にボールを捌いて出所を絞らせない。もちろん全員ワンステップ・サイドチェンジ1級の資格取得済み。オセアニアあたりのクラブ・ワールドカップ出場チームで「普段は銀行員のマイクさん」ってこういう人たちかしら。守備でも両サイドバックはソッカー部出身の飯高和也と香川佑介。好みのタイプまで知られている。こりゃボール取れん、攻められん、と思ってるだけの40分、関からのスルーパスを一度は引っ掛けたが、こぼれ球を深町にさらわれて失点。自分の方が先に触れるんじゃないか、というボールを持ってかれた屈辱と共に0-1で前半終了。
ハーフタイム。むしろ連続失点しなかったことを褒める福田監督。逆転はサマー・プロミネンス・シリーズ初戦で予習済み。じれずに後半の走力勝負は第二戦で体得済み。心配いらねえ。俺たちはぶれねえ変わらねえ。後半雲が切れたら勝負だ。行け! 阿呆の社会人どもよ行け! お前らの阿呆ぶりを存分に発揮して、駒沢のピッチで踊れ! 残り45分を俺達のやり方で踊りきれ!
後半。三菱東京UFJは中盤一枚入替。BRBスタメンを読み間違え、相手右サイドの裏を狙う布陣でスタートしたのを戻す形。ならばこちらも右DFに攻撃的な岩田修平投入。微妙な情報戦。知り尽くした相手との駆け引き。15分過ぎた辺りから相手プレスぬるむ。行員にやや疲れか。今からの15分間が勝負と、迷わず18分にFW甲斐悠佑投入。チーム代名詞にドログバ効果期待。当たるときはこんなもので、1分後、こぼれ球拾って前を向いた甲斐に、三菱東京UFJディフェンスが一瞬ステイ。この怪物FWは何をやらかすのか。パース だーす だーけ でーす!! 走り込んだMF加美義人、相手GKにしてソッカー部出身・福本晋也の動きを見定めてゴール。俺はお前が1年の時の4年なんだよ! 同点。踊り狂うベンチ。
さらに34分、関と競り、こぼれ球を拾いきったMF川越勇治が勢いそのまま振り抜く。弾道は、いまわの際まで思い出し笑い可能な30m級ミドル。サイドネット流れ込んで2-1逆転。これで膝をつくメガレンジャーでは無い。4分後、今度は三菱東京UFJ。関がBRBディフェンスを引きつけてからのスルーパス。BRB左MF太田大輔はまんまと裏を突かれ、相手右DF・ソッカー部卒の飯高和也から最後は川久保が決めて2-2。歓声と怒号のスタンド。勝負と3点目の予測は野暮。展開に身を任せるのみ。三菱東京UFJが再び右サイド突破。完全フリーの至近シュートは登録ホヤホヤ、もちろん初登場のGK野口桂佑が左足一本。俺はデビュー戦で3点取られるキャラじゃねえとひと吠え、チームを救う。BRBも甲斐のセンタリングが川越にあと一歩合わない。自分はこの試合で2点決めるキャラじゃ無いんですとよく聞き取れない声で、混沌を継続。43分。BRB右サイド岩田が敵陣侵入。ゴール前は3対3。三菱東京UFJは自陣ゴール前に戻りきれず、守備側人数が余らない。追い詰めて追い詰めて、ついに走り勝った88分目。注文通りのセンタリングに待ち受けるファーサイド太田。叩き付けたヘディングは、本日ここまでの禍福をあざないながらゴールへ。3-2。ロスタイム含めた残り5分は、3秒に1度は祈っていたのでお百度参り達成の300秒。タイムアップ。万歳。
これをもって慶應BRB 2014サマー・プロミネンス・シリーズは三戦全勝で大団円。通算成績も6勝3分2敗で、やっと勝ち星がそれ以外を上回って暫定3位。褒めてはいけない。褒めるとろくな事がない。なので「浦和F東JEF」はこの際「ウラワ・エフトウ・ジェイイーエフ」と読んで頂いた方がそれっぽいこと。さらにJEFもUFJも誕生経緯は合併だし、UFJのUはUnitedだしと、いろいろ他にもそれっぽいことをお伝えして余韻を抹殺する。ワンサくん。
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