BRB・一貫校からのお知らせ

■2014年度東京都1部リーグ 第9戦vsV.F.C.東京(3-1勝利)

2014/8/10(日) 14:00 KICK OFF

慶應BRB

V.F.C.東京

3 2 前半 1 1
1 後半 0
得点者(アシスト者) 22分 V.F.C.東京 手塚 健之
40分 慶應BRB オウンゴール
45分 慶應BRB 森田 達見
90+4分 慶應BRB 加藤 慧太朗
警告・退場 警告37分 V.F.C.東京 佐藤 瑞樹
警告53分 慶應BRB 古賀 久善
警告76分 V.F.C.東京 浜崎 真人
警告90+1分 V.F.C.東京 根本 知治
警告終了後 V.F.C.東京 河合 崇泰
慶應 先発 番号 ポジション 番号 慶應 SUB
今泉 誠也 51 GK GK 61 小野 真朋
筒井 寛樹 22 DF DF 19 田中 進吾
大和田 達 15 DF DF 23 岩田 修平
三上 佳貴 3 DF MF 7 金房 拓海
大山 元輝 5 DF MF 8 市川 慎士
古賀 久善 6 MF MF 11 藤村 龍生
加美 義人 16 MF FW 20 加藤 慧太朗
川越 勇治 24 MF
太田 大輔 13 MF
森田 達見 10 FW
三浦 良介 12 FW
慶應 選手交代 OUT IN OUT IN
67 三浦 良介 加藤 慧太朗
87 川越 勇治 藤村 龍生

戦評

慶應BRBはここまで8試合消化で3勝2敗3分。何ともいえないこと、ウチの息子の通知表の如しである。是非突き抜けていただきたい。しかし根はいい子。変に焚き付けて崩れてもらいたくも無い。刷新か継続か。さぁどこから手を付けようか。福田監督・迷い無き一手は「ちょっとどうかと思うぐらい走る」。シーズンインからずっとやってるじゃないすかカントクという意味では継続だが、夏場に入ってペースむしろ上がってないすか熱中症とか責任問題って知ってますよねカントク、という意味では革新的。7月6日のフエンテ戦引き分けから1ヶ月、人工芝1本残らず踏み倒す覚悟でくまなく駆け巡った。

さて8月10日14時。対戦相手VFCはここまで5勝2分けの実質首位。この試合、俺達の暑苦しさで蝉も黙らせてやろうぜの心意気は、台風11号余波の暴風雨であえなく変更。雨脚こそ弱まったものの、アメンボでもいそうな水たまり散見に加え、メアリーポピンズが現れかねない強風の下、シンプルに蹴り込むスタイルを確認。それ以外やりようのないことは脇に置き、俺達なんて以心伝心なんだろうという陶酔でキックオフ。

前半の展開は、今日はこれしかないだろうというそれ。お互い無理せず簡単に蹴り込み、共にポスト系と技巧系のツートップが身体を張ったりこぼれ球をつついたり。しかしピッチ状態いかんともしがたく、お互いボールが流れてゴールキックの山。スコアが動くならミスかセットプレーで、得点よりも失点が産まれる雰囲気だとピッチ上の誰もが思う中、先に崩れたのはBRB。22分に相手FKをゴール前でこぼし、10番に易々と。それ! それやっちゃだめ! だから勝ちきれないんでしょ! もう! もうこの子は! 悪いとこだけ指摘して放り出したい気分は、しかしぐっと呑み込んでキックオフ。今日の試合もまた人生の縮図なら、引っ繰り返す力があることを父さんは信じたい。
その気持ちを知ってか知らずか展開に変化無し。BRBシュート数はここまで2本。崩せる雰囲気みじんも無いまま前半も残り5分。ゴール前に放り込んだBRB側FKこぼれ球が相手DFに当たりゴール。同点。文章が唐突なのはゴールが唐突だったから。さらに5分後、抜け出したFW三浦良介へのタックルにPK下る。タックル自体はボールを狙った正当なものだったが、水を含んだピッチに勢いを余らせた印象。FW森田達見が決めて2-1。前半終了。

ハーフタイム。
オウンゴールとPKで逆転。しかも所要時間5分。さすがに記憶にねぇ。でもこれが勝負って奴なら、後半も何だって起こりうる。ならばその可能性を全て消せ。走れ走れBRB。全ての不確実性を踏み潰せ。今日が俺達の、鼻の曲がるようなサッカーを解き放つ日だ。今が慶應BRBが社会人サッカーと組んずほぐれつする生々しさを、台風と共に渦巻き状に撒き散らす時だ。なんなら今からでもアンダーシャツを昨日の奴に着替えてこい! いいか! 後半のピッチを腐敗させよ! 再逆転の可能性をBRB臭で腐敗させよ! ハーフタイム終了。

後半。BRB11人は注文通り走りまくって蹴りまくって、創造性やエンターテインメントなどといった不穏分子を端から検挙する。試合に生気を吹き込みそうな輩をのさばらしてはいけないのだ。後半22分。順調に時間を腐らせたところで、最前線の特任憲兵・三浦を下げてFW加藤慧太郎投入。三浦にも余力はあったが、前を向いた機動力が真骨頂の加藤で相手DF陣に揺さぶりを掛ける志向。その加藤。変なものでも食ったのか、はたまたアピールでも狙ったのか、何か気の利いたことをしようとする。いかん若者よ。そこで何かを起こしてはいかん。不確実性が生まれてしまうではないか。ベンチしかめ面の通り、思わぬ形でのボールロストからVFC波状攻撃。雨も止んで相手の攻撃に形が出来はじめ、GK今泉誠也含めたDF陣の踏ん張りでしのぐ薄皮一枚。どうにかこうにかロスタイム突入。相手DF陣が焦りからかボール処理にもたつく。加藤が奪い、そのまま持ち込んで、これしか蹴り方知りませんよと至近距離から120%やみくも弾。不確実性を自分の側に持ち込む自給自足ぶりを見たか。3-1となって勝負決まる。

試合終了。歓喜。4勝2敗3分。今年何度目かの上昇気流。捕まえられるかは結果だけが知る。しかし2014慶應BRBの戦い方はいよいよ定まった。練習日の予想気温が上がるほどに胃の辺りに重いものを感じつつ、試合日の予想気温が上がるほどにほくそ笑む。慶應BRB2014 サマー・プロミネンス・シリーズの幕開け。

写真

01

先発。特に気の利いたコメントは無い。

DF大和田達のすらせたボールがオウンゴール誘発。悪天候が呼んだものだが、振り返ってみて救国の一発と語られるものかもしれない。

DF大和田達、水しぶきと共にすらせたボールがオウンゴール誘発。悪天候が呼んだものだが、後に救国の一発と語られるものかもしれない。

三浦抜け出す。この後のタックルがPKに。さんざん前に蹴って、抜け出せたのはこの時だけだった。

三浦抜け出す。この後のタックルがPKに。さんざん前に蹴って、抜け出せたのはこの時だけだった。

森田PK決まってこの表情。外国の絵本でこんな顔の人がいたような気がするが。

森田PK決まってこの表情。外国の絵本でこんな顔の人がいたような気がするが。