BRB・一貫校からのお知らせ

■2014年度東京都1部リーグ 開幕戦vsCriacao(1-1引き分け)

2014/3/30(日) 16:30 KICK OFF 於慶應義塾大学日吉グラウンド

慶應BRB

Criacao

1 0 前半 0 1
1 後半 1
得点者 70分 Criacao 村井 匠(西山 慶)
83分 慶應BRB 三浦 良介(川越 勇治)

 

 警告・退場 警告15分 慶應BRB 佐潟 隆平
慶應 先発 番号 ポジション 番号 慶應 SUB
神舎 宏 31 GK GK 51 今泉 誠也
大山 元輝 5 DF DF 22 筒井 寛樹
三上 佳貴 3 DF MF 8  市川 慎士
冨田 賢 4 DF MF 9 原田 亮
佐潟 隆平 2 DF MF 11 藤村 龍生
太田 大輔 13 MF MF 17 小坂井 深
古賀 久善 6 MF  FW  12 三浦 良介
加美 義人 16 MF
川越 勇治 24 MF
森田 達見 10 FW
甲斐 悠佑 18 FW
慶應 選手交代 OUT IN OUT IN
55 森田 達見 原田 亮
72  加美 義人 三浦 良介
82 佐潟 隆平 筒井 寛樹

戦評

「Criacaoと書いてクリアソン!」東京都社会人サッカーのフリークを自称するなら、知らないで済むのは今年まで。来年以降になだれ込んだら、したり顔はもう相手のものだ。「意味はポルトガル語で『創造』。クリアな顔でもないし、もちろんクリア村でもないからね~」も賞味期限切れが迫っている。何故なら彼らは一過性の存在では無い。Criacaoと書いてクリアソン。東京都社会人サッカー1部リーグに現れた新星。慶應BRBリーグ開幕戦の相手。その誕生の原動力は、地域草の根でも、学校OB活動でも、職場仲間の団結でもない。まずチームビジョンあれ。続いてそれに殉じる選手あれ。ビジョンのために結成された、おそらく東京初のチーム。あえて分類するなら新興ベンチャー系とでも呼ぶべきか。世界を目指すと言い切って相手を見据えるその名前は、結局のところ何にもならないかもしれないし、いつか何かになるかもしれない。少なくともCriacaoと書いたらクリアソンだ。Criasonとか書いてもギリギリ許されるのは今年までなのだ。

さて慶應BRB対Criacao。連綿と続く歴史を背負うチームと、壮大な未来を語るチームの戦いは、両者の描く時間絵巻とは裏腹に、足元だけを見つめた堅い内容となった。チャー・シュー・メーンで蹴り込んで、ポカ・ホン・タースで競り合って、ドデ・スカ・デーンともみ合って、こぼれたらまたチャー・シュー・メーンを繰り返すこと45分。時折MF森田達見が才能の片鱗を見せるも、前半のシュート数は両軍併せて1。90年続いたチームも、90年続かせようとしているチームも、2014年3月30日この試合の勝ち点を失いたくないのだ。

後半に入り、疲れもあってか流れの振幅に勢いがつき始め、お互いゴール前までボールを運ぶように。70分。先制は新興チーム。途中交代のFWが明日を目掛けて。追い込まれた古豪。FW三浦良介、DF筒井寛樹を投入し、見てくれを捨てた直滑降の破壊力勝負。鐘が鳴るまでにこじ開けられるか。間に合った87分。右サイドで筒井が産んだ流れから、新戦力MF川越勇治→三浦と繋いで同点ゴール。綿棒に似た何かが薄暮に吠える。たなびいたままタイムアップ。勝ち点1を分け合って最低限の結果。フゥと一息14分の1試合終了。

写真

初出場のGK神舎を囲む。着衣的なこもごもで出場許可が遅れ、列に間に合わなかったわけでは決してない。

初出場のGK神舎宏を囲む。着衣的なこもごもで出場許可が遅れ、列に間に合わなかったわけでは決してない。

07

空と花と円陣と。人工芝も加わって、美しき国の21世紀社会人サッカー。

綿棒に似た何か(中央)。2014年のBRBを救う一撃だったかもしれない。

綿棒に似た何か(中央)。2014年のBRBを救う一撃だったかもしれない。