BRB・一貫校からのお知らせ

■関東社会人サッカー大会 一回戦 VS.千葉教員SC(千葉一位) (2-1勝利)

2013/11/16(土) 13:30 KICK OFF

慶應BRB

千葉教員SC

2 1 前半 0 1
1 後半 1
得点者  31分 甲斐 悠佑 (大山 元輝)
55分 千葉教員SC
59分 加美 義人(藤岡 康)

 

 警告・退場 【慶應】冨田 賢
【慶應】佐潟 隆平
慶應 先発 番号 ポジション 番号 慶應 SUB
関根 宏一郎 1 GK GK 31 辻 柾次
 金房 拓海 7 DF DF 32 佐潟 隆平
三上 佳貴 3 DF DF 40 大塚 尚毅
冨田 賢 4 DF MF 30  原田 亮
大山 元輝 5 DF MF 17 小坂井 深
久保 雅史 10 MF MF 13 毛利 惣治
加美 義人 37 MF FW 14 三浦 良介
古賀 久善 36 MF
太田 大輔 12 MF
森田 達見 11 FW
甲斐 悠佑 18 FW
慶應 選手交代 OUT IN OUT IN
HT 金房 拓海 佐潟 隆平
57 森田 達見 毛利 惣治
84 加美 義人 原田 亮

戦評

関東社会人サッカー大会。極めて一般的なこの名称は、関東各都県リーグの上位16チームによるトーナメント戦を指すものである。世間からは各都県から関東リーグへの昇格チーム決定戦として知られ、明日はネクタイ姿なのに今この時は芝に突っ伏して男泣きの姿や、女子スタッフがマスカラはげまくりも何のと積年の思いにむせぶ姿が見られる、その道の方にはたまらない4日間でもある。ちなみに略称は関社。仲間には全社、地決、全クラなど。もしあなたの周りに「かんしゃ」を「関社」と単語登録して澄ましている人がいても、決して理由を尋ねてはならない。おそらく本人にだけ重要で、しかもそこそこなボリュームの叙事詩が漏れてくるばかりだからだ。
なお今年関東リーグ昇格が許されるのは決勝に進出した2チームのみ。1回戦、2回戦、準決勝と3連勝する力があるチームだけが、関東の名にふさわしいのだ。これがまた初出場ですっと決めてしまうチームあり、5年も6年もかけてついにというチームありで、戦前の予想は役に立たない。トーナメント一発勝負の浮き沈み、遠征の些事が奪う集中、疲労と怪我のマネージメント、そんな毎週仕事休んでられっかこの野郎。これでもかと襲う不確実性を、うまくいなしたチームが上へのステップを刻む。
そして今年、47回目となる2013年の関社に、慶應BRBは東京都第2位チームとして参加する。初出場ながら、お里が知られていることと、東京都1部を参加1年目で勝ち抜いてきたことで、ダークホースとしてぐらいなら認識してもらえているのか。一回戦の相手は千葉県1位の千葉教員SC。関社出場チームに千葉教員を見つけ「そうか千葉教員は関東リーグじゃないのか」という感想も当然の名門である。

試合開始。ひたちなか市総合運動公園スポーツ広場。大会のために整えられた素晴らしい環境で、これぞ関社という互角のぶつかり合い。連戦を考えてフルスロットはしない、だけどここから先は許さないというラインを双方が保ち、隙を見せたら一気の斬り込み、先制点がとにかく欲しい。我ながらどちらが均衡を破るのか予測が付かない展開。もういてもたってもいらんねえ、俺ちょっと坂道ダッシュ100本やってくる! とサブメンバーが席を立ちかけた前半31分、DF大山元輝からの一点集中高速クロスにFW甲斐悠佑が走り込んだスピードそのままに頭で合わせる。ゴール一直線。タイミングでいえばポカ! ホン! タス! 千葉側ゴールネットに美しい波紋が広がって東京先制。
いけるいける!なんつって一通りの興奮に身を任せた後、慶應BRBは千葉教員の千葉教員たるを知る。トーナメントで先制されてるってのに、びくともしない。ていうかこっちも年に何回あるかのゴール決めたんだから、ちょっとはたじろいでいただきたい! 表情一つ変えないとはどういうことか教えていただきたい! 千葉県1部リーグ13試合54得点3失点、ぶっちぎりの優勝チームは淡々と力強く。スコアボードだけ1-0で、他は何事もなかったように前半終了。

後半9分失点。相手FWに自陣から悠々と持ち込まれ、ワンツーかまされつつディフェンス引きずられつつ豪快に決められる。今年一番のやられた感。揺るがない自信の源はこれだったか。1-1。
さぁ振り出し。どっちが二点目でもおかしくない。もうやだ! 俺このまま座ってたくない! 今から裏の駐車場行ってワゴン車投げてくる! 観客席のベンチ外メンバーが腰を浮かせ、あたしももう! とベンチスタッフ宍戸悠都季が無駄にサプリをぐるぐるかき混ぜてメレンゲ状にした後半13分、一時だけ乱れた相手陣パス回しにMF古賀久義が反応。こぼれたボールをMF加美義人、右に開いたMF久保雅史へ。全神経を込めたトラップが無事に決まり、折り返したボールに飛び込んだのは再び加美。ヘディングシュート美しい軌道。左ポスト。跳ね返って、ひたちなかの時が止まる。ボールが三たび加美にこぼれたのは、単に入射角と反射角の問題か。ハードワークの先にある何かの力が届いたのか。押し込んで追加点。時も動いて静寂から歓喜。2-1。再びBRBリード。
その後は、さすがに顔色を変えた千葉教員の攻撃を耐える30分間。こんな攻撃受けるなら、顔色を変えないでいてくれた方が良かった。守れ守れBRB。カウンターで背後を狙え。警告は後々響くぞ控えめに。マイボールは急がず騒がずとにかく保持だ。喉は枯れきって、気持ちはぎりぎり途切れずタイムアップ。慶應BRB 関東社会人サッカー大会一回戦突破。あと二試合。寿命を賭けて戦う覚悟。まずは疲労回復系粉末を喰らえ。

写真

01

試合前。輪の中の芝は後日異常な成長を見せた。

03

先発イレブン。仕上がりの良さが表情に透ける。

14

甲斐先制点。大山(右奥)とのベストイレブン・ホットライン。私生活でのホットラインぶりはつとに聞かないが。

24

加美二点目。拳に焦点を当てて見ていただきたい。