お問い合わせCONTACT
MENU

BLOG

部員ブログ

背景

2026.07.13 部員ブログ

「挫折の先へ」(海邊真太朗)

平素よりお世話になっております。法学部法律学科1年の海邊真太朗と申します。
入学から早くも3か月が経ちました。周囲との学力の差に戸惑う日々にも少しずつ慣れてきた一方で、期末テストが目前に迫り、焦りも感じています。学力ではソッカー部の中でも底辺を争う奏友(1年・桐光学園高)と共に、何とか進級したいところです。
また、ソッカー部に入部してまだ日が浅いため、この場をお借りして私のこれまでのサッカー人生やこれからの意気込みについて綴らせていただきます。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

私は5歳の頃、兄の影響で地元のチームでサッカーを始めた。小学生になると同時に横浜F・マリノスのスクールに通い、力試しで受けたセレクションで合格することができ、小学3年生で横浜F・マリノスプライマリーに入団した。セレクションでは大次郎くん(3年・横浜F・マリノスユース/慶應義塾高)をかわし得点したことを鮮明に覚えている。入団できたのは半分くらいは大次郎くんのおかげだと思ってます(笑)。入団後は、周囲のレベルの高さに置いていかれないように付いていくことで精一杯だったが、自分よりも上手い選手と一緒にサッカーができる環境はとても楽しかった。また、海外遠征や全国大会を通じて多くの経験をした。特にパルメイラスやレアル・マドリードといったクラブとの試合では個のレベルの高さやサッカーに対する熱量、執着心にとても衝撃を受けた。また、小学生の頃は対戦相手は打倒マリノスを掲げてきた。勝つことが当たり前の環境の中で勝者のメンタリティのようなものも小学生ながら身につけることができたと感じている。その後、ジュニアユースへ昇格を果たし、2年の頃から試合に出場させてもらい、全国大会出場や関東トレセンやJFAエリートプログラム、クラブユース優秀選手にも選出されるなど、ここまでは挫折という挫折もなく順風満帆なサッカー人生だったと思う。

しかし、中学最後の大会を目前に腎臓疾患が発覚し、約1か月の入院生活を余儀なくされた。入院中には体重が10kg近く減少し、退院後も仲間がプレーする姿を見る度に焦りを感じていた。その後、病気の再発や怪我も重なり、約半年間に及ぶリハビリ生活を経て、ようやくピッチへ戻ることができた。当時は復帰後もサッカーを続けられるか分からず、ユースへの昇格の内定は貰っていたが、実際に昇格できるかは分からなかった。そのような中でも私をユースへ昇格させる決断をしてくださり、再び横浜F・マリノスでプレーする機会を与えてくれたアカデミースタッフの皆様や関係者の方々にはとても感謝しています。
ユースには昇格できたものの、体が思うように動かず、全くと言って良い程自身が思い描くようなプレーができず、次第に自信も失われていった。復帰後はAチームの試合にほとんど絡むことができず、Bチームで過ごす日々が続いた。そして、ミスをする度に「あの時病気になっていなければ」「怪我さえしていなければ」そのように過去ばかりを振り返り、現実から目を背けては言い訳を探していた時期もあった。学年が上がるにつれて出場機会は増えていったが、個人として目立った結果を残すことはできず、幼い頃から目標としていたトップチーム昇格も当然叶わなかった。自分自身の中で次第にサッカーに対する熱量が失われていくのを感じ、ユース卒団を機にサッカーを辞めようと本気で悩んだこともあった。

そんな私に再びサッカーへの情熱を灯し、もう一度プロサッカー選手を目指そうと思わせてくれたのは家族の存在だった。両親はメンバーに入れば試合会場がどこであっても応援に駆けつけてくれた。兄はプレーへのダメ出しが多く嫌味たらしい言葉をかけてくるが、それは期待の裏返しだと感じている。これまでは自分のためだけにサッカーをしてきた。しかし、病気や思うようにプレーできない苦しい時期も変わらず支え続けてくれた家族やこれまで関わってきた方々に「結果で恩返しをしたい」という思いが、自分にとって今一番の原動力である。
私にとって、この慶應義塾体育会ソッカー部で過ごす4年間は、プロサッカー選手を目指す最後の挑戦だと思う。これまでサッカーしかしてこなかった自分だからこそ、この4年間の全てをサッカーに懸け、結果という形で家族やこれまで支えてくださった方々へ恩返しをしたい。そして、個人として成長するだけでなく、ソッカー部を勝利に導くことができる選手になる。

長く拙い文章ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後共ソッカー部への変わらぬご声援とご支援の程、よろしくお願いいたします。

《NEXT GAME》
8月11日(火・祝) 第77回早慶サッカー定期戦 -早慶クラシコ- presented by 洞雲汽船株式会社 vs 早稲田大学 @MUFGスタジアム(国立競技場) 18:00キックオフ

WHAT'S NEW

新着情報