オフィシャルブログ

潰えた夢とラストチャンス(堤惠杜)

2018.10.11

堤ここ3日間、寝るために横になると発生する原因不明の咳のせいで、ハンパない睡眠被害を受けています。いやほんと何なのこれ。申し遅れました、商学部4年の堤惠杜です。突き出た顎が特徴的で常に前髪をいじっている、「アゴレオ」こと中島玲央からバトンを受け取りました。いよいよ最後のブログの時間です。

前置きが長くなって申し訳ないのですが、実は「恩師」というタイトルで、ある人について綴ろうと思っていました。その人物とは、趣味は読書と筋トレ。「あさみ、ささみを食べる」こと浅海友峰(社会人コーチ)さんです。今回は人物紹介だけにしておきます。そろそろ不真面目系なブログを期待していた方々、申し訳ありません。誰かがぶっ飛んだブログを書いてくれることでしょう。私は自分のサッカー人生を振り返ります。最後までお付き合い頂けたら幸いです。

サッカーを始めたのは4歳の頃でしょうか。これまでの人生の大半をサッカーに費やしてきました。多くのことを犠牲にし、大学生活もサッカーに捧げました。しかし、サッカーの神様は未だに微笑んでくれません。むしろ残酷な結果ばかり私に与えてくれます。

「これまで何のために頑張ってきたんだろう」

中学高校と最後の大会が終わり、目標としていた全国への道が絶たれた時、何度もそう思いました。本気で何かに取り組んで、自分の納得する成果を出せなかった経験がある人にとっては、何となく共感してもらえる気持ちではないのでしょうか。
中学時代から「全国大会でプレーする」という強い気持ちを持って、誰よりも練習してきました。

いつかきっと、自分の努力が報われることを信じて。しかし、そのいつかは訪れませんでした。夢が絶たれて、様々な想いが込み上げてきます。一番込み上げてくるものは、「後悔」という感情でした。目標に向かって、日々本気でサッカーと向き合ってきたはずなのに、その日々に対して後悔を抱く。もっとこうしてればよかったんじゃないか、ああしてればよかったんじゃないか。そして本気になればなった分だけ、結果が出なかった時の後悔は大きく、どこにもぶつけようのない悔しい気持ちも込み上げてきます。人一倍努力してきたのに、何も成し遂げることのできない自分が情けなくて、悔しくて、惨めでした。こんなに悔しい思い、後悔をするのであれば頑張らなければよかったとも思いました。

それでも、このまま自分のサッカー人生を終わらせたくはありませんでした。そして何より、これまで自分のことを応援してくれた家族に、サッカーで恩返ししたかった。あと4年間、チャンスがあるのであれば、頑張ってみようと思いました。そんな想いもあり、大学でもサッカーを続ける決意をしました。
しかし、サッカーの神様は試練を与え続けます。現実はそんなに甘くありません。一番の試練は、退部危機事件でしょうか。私のソッカー部生活での思い出でもあります。2年の冬、ようやくつかんだトップチーム初昇格。しかし1ヶ月もしないうちにBチームに落とされ、そのまま3年目を迎えました。すぐにトップに戻ってやると意気込んでいたのですが、Bチームでも試合になかなか出れず、メンタルブレイクしました。

自分のこれまでのサッカー人生は何だったのだろうか。今まで積み重ねてきたものが崩れ去っていきました。こんなことでくじけている場合じゃない。そんなことはわかっているけど、「これ以上頑張っても無理かもしれない」と初めて自分の限界が見えてしまったような気がして、ずっと続けていた自主練もやめました。練習にはもちろんしっかり取り組んでいました。ただ何か、サッカーに対するモチベーションが無くなっていくのを感じました。そして3年の冬。忘れもしないあの日。自分の立場が危ういことなど全く知らずミーティングに出向き、スタッフから除名宣告を受けました。つまり、この部を辞めてくれと言われました。果たして排除されるほど自分はヤバかったのかと、今でも疑問に感じますが、そのようなこともありました。(ちゃんと反省しています。)ちなみに、私の他にもう1人除名宣告を受けました。そしてついに、彼が戻ってくることはありませんでした。

4年目。ラストシーズン。全国につながる公式戦は全て終わり、ついに「全国大会でプレーする」という目標を達成することはできませんでした。早慶戦にも出場できませんでした。今振り返れば、それは当たり前です。凡人である自分、努力することが唯一の取り柄であった自分が、努力することをやめてしまったのですから。多くのことを犠牲にしてきたのにも関わらず、大好きだったサッカーで何も成し遂げることができませんでした。

時が経つのは本当にあっという間で、自分のサッカー人生も終わりが近づいています。しかしこのタイミングで、サッカーの神様が最後のチャンスを私にくれました。つい昨日、トップに上がることができました。全国の舞台はもうないけれど、関東リーグに出場できるチャンスはあります。正真正銘のラストチャンスです。チームのために闘います。どんなに不恰好でも、最後まで泥臭く走り抜けます。そして関東リーグでのゴールを、家族に届けます。今達成することのできる最高の結果を残します。最後くらい、笑って終わろうと思います。

何だかんだ、自分はサッカーをやってきてよかったです。社会人になれば、死ぬほど悔しい思いをすることも、ここまで熱くなれることも、こんなに刺激的な日々を送ることも、苦しさを乗り越えた先にある仲間と最高の歓喜を味わうことも、なかなかないでしょう。サッカーは自分に様々な経験を与えてくれました。本当に何が起こるかわからない、面白いサッカー人生でした。最後に必ず関東リーグという舞台を経験してきます。

自分でも何を伝えたいのかよくわからないブログとなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。もし何か感じとってもらえたのであれば、嬉しい限りです。

次のバトンはSFC高期待の星、風間真哉の手に渡ります。1年目は1番下のチームで死ぬほど走らされていた彼も、4年目にはトップチームでプレーしています。これ以上ない困難を乗り越えた彼は何を語ってくれるのか、非常に楽しみです。皆さんもご期待ください。

《NEXT GAME》
10月14日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs青山学院大学
@日本体育大学グラウンド 11:30キックオフ

サッカー人生への終止符(中島玲央)

2018.10.09

中島玲平素より大変お世話になっております。
きのぴーこと、桐蔭の奇才木下から紹介を受けました、今回の部員ブログを担当させていただきます、総合政策学部の中島玲央です。
最上級生としての最後のブログとして、現在の私を形成したサッカーと自身との繋がりを赤裸々に書かせていただきます。少々長くなりますが、最後までお付き合いください。

私とサッカーとの出会いは、小学1年生の頃、田舎の小さな町にある弱小サッカークラブに遊び心で入団したのがきっかけでした。サッカーのルールさえままならない中で、熱中しているうちに他の選手より抜きん出ていることに気づき始め、日々自身が上手くなっていく楽しさ、それ以上に自分のプレーで周囲の人をワクワクさせる喜びを感じるようになりました。それ以来、プロサッカー選手になりたいという夢を持ちはじめ、本気でサッカーに打ち込む毎日が続いていた一方で、現状にもの足りなさを抱くようになりました。
ここでプレーし続けてもスキルの向上に限界があると感じた私は、小学4年生の時に実家を離れる決断をし、Jリーグの下部組織に入団しました。優秀な選手が集まる高い競争力と厳しい環境の中でしたが、主力メンバーとして活躍し続け、己の能力はここでも通用することを実感していました。
小学6年生には全国大会第3位という輝かしい成績に貢献するなど、何の不満もなく順風満帆なサッカー生活を送っていました。
しかし、ジュニアユースに上がり、はじめて大きな壁にぶつかることになります。得意なプレーは全く評価されなくなり、大事な試合には出場できなくなり、中学最初の2年間はもはや「空」の状態でした。
サッカーから離れようか悩むくらい何もかも上手くいきませんでしたが、なんとか努力を続けていた私に好機が訪れたのが、中学最後の全国大会でした。同ポジションの選手が怪我を負い、代わりに出場した試合で今までの不満を爆発させるような最大限のプレーをすると、その後も出場し続け、結果的には全国準優勝、さらには一番可能性が低かった私がユース昇格を勝ち取りました。

晴れてユースに上がってからも、やはり簡単にはいきませんでした。最初は1つの公式戦に出場することさえとても苦労し、もがく日々が続きました。それでも2年生の時には不動のサイドバックとなり、トップチームの練習や練習試合にも参加させていただく機会が増えるにつれて、もしかしたら自分の夢が叶うのではないかという淡い希望を抱くようになりました。
しかし、プロという世界はそんなに甘くはありませんでした。3年生の夏に昇格できないことを監督との面談で言い渡されました。夢はうち砕かれ、目の前が真っ暗になり、サッカーへのモチベーションもどん底まで落ちていきました。目標がなくなり、「私にはサッカーが向いていなかったんだ。」と、その後の練習に意味を見出せなくなり、今後の進退に葛藤していました。
「サッカーを諦めようか。いや、ここで諦めてしまっては費やしてきた時間や苦労、努力が水の泡になってしまう。ここまで支えて応援してくた両親にも申し訳ない。」後者の感情が勝った私は、大学サッカーという舞台で夢に再挑戦する決意をしました。1年目からAチームの中心選手として活躍するビジョンを描きながら入部した私ですが、待ち受けていたのは理想とはほど遠い現実でした。
まず、Bチームからのスタート。自分の得意なプレーは評価されず、短所を指摘される毎日でした。今までとは真逆のサッカースタイル、慶應の欲しい選手像とはまるで違う。いろいろな要因がありましたが、監督やコーチの求める水準には決して達していませんでした。
1年生の夏終わりにAチームには上がったものの、公式戦に出場することは一度もなく、AとBとの当落線上で存在意義を見出せずにいました。プロなんて夢のまた夢。手の届かない遥か先にありました。
何とか腐らずにもがき続けていましたが、高校まではどこかでチャンスが巡ってきて、そこで結果を出せば現状を変えれることができたのに大学ではその機会すら掴めない。そのまま3年目が過ぎ、長期離脱も負い、もう公式戦に出られずに4年間を終えてしまうのではないかと半分諦めてかけていました。
しかしそんな最終学年の年、偶然にも監督が交代し、自身のオンリーワンを認めてもらえるようになり、4年目にして遂に関東リーグデビューを果たすことができました。あれだけ長い期間苦しんでいたのに、描き続けていたものが形として現れたのは一瞬でした。あの特別なピッチに立った時の感動と緊張感は今でも覚えていますし、一生忘れることはないと思います。

結果的に、「プロサッカー選手になる」という自身の夢を叶えることはできませんでしたが、幼少期から現在までを振り返ってみると、結局何が起こるのかわからないということに尽きるのではないでしょうか。「人間万事塞翁が馬」という言葉があるように、いつどこにチャンスが転がってくるかなんて誰にも予測できないし、絶好調の時もあれば苦難の連続の時もある。人生においても同じことが言えるのではないかと私は感じています。そのため、物事に一喜一憂せず、自分を信じてできる努力を精一杯継続すること、それができる人間が一流だということをサッカーを通じて学びました。改めて、私のサッカー人生は波乱万丈ではありましたが、誰も真似できない唯一無二の経験を積むことができたのは将来にとっての大きな財産です。引退まで残り2ヶ月を切りましたが、ここでしか味わえない瞬間を日々噛み締めながら過ごしたいです。

さて次回の4年生ブログは、自称イケメン、私に次いで勉強が大好きな静岡が生んだスピードスター、堤惠杜君です。乞うご期待下さい。

《NEXT GAME》
10月14日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs青山学院大学
@日本体育大学グラウンド 11:30キックオフ

言葉だけの意味と真意の違い(木下征郁)

2018.10.09

木下こんにちは。鈴木夏海よりバトンを受け取りました経済学部4年木下征郁です。

思うようにいかなかった原因は何かというような、マイナスな出来事自体を振り返るところから、逆にこの経験から何を得ることができるのかというような、どんなプラスをこの経験から得ることができるのかと最近考えるようになりました。今回のブログは自分がこの4年間で得た考えの1つについて書こうと思います。

それは「言葉だけの意味を知ることと、その言葉の真意を知ることは違う」ということです。どういうことかと言いますと、自分が知っている、分かっていると思っている言葉でも、実は知っているつもりになっているだけで、本当に意味するところからは遠く離れているということです。「言うが易し行うが難し」などと似ている概念だと思うのですが、ちょっとここで僕が言いたいこととは違います。ここで言いたいことは、理解の深さについてであり、実行するしないは関係ありません。

まず「自分と向き合う」という言葉を例に挙げてみます。4年前から、この言葉の意味は知っているつもりで、またその重要性も理解しているつもりでした。しかし、4年経った今では、4年前とだいぶ違う印象をこの言葉から受けるようになりました。それって考え方が成長したってことじゃんと言われればそれまでなのですが、この4年間で自分と向き合えていないという状態を実際に体験し痛感したからこそ「自分と向き合う」という、言葉だけの意味を知っている状態からその言葉の真意に一歩近づけたと感じています。そして上手くいかなかったからこそ「自分と向き合う」ということを真剣に考え、向き合えていないと気がつくことができたと思っています。つまり、上手くいかないことを悩んだおかげで、言葉の真意に近づけたということです。

上手くいかず、悩み、色々と考えたという体験が、上で例に挙げた言葉のみならず、その他様々な言葉に対しても、その言葉だけの意味を知るという段階から真意に一歩近づこうとする行動の起点となっていたと思います。この「言葉だけの意味と真意の違い」に気づいてから、以前だったら見たり聞いたりしてもあまり深く考えなかったであろう言葉に対して、深く考えるようになり、また以前見たり聞いたりしたことのある言葉に対しても、以前とは違う印象を受け、考え直すきっかけとなっています。言葉に対する感度が上がりました。こういうところにも、同じ練習、同じ時間を過ごしていても成長の度合いに違いが出る理由があるのかなと感じます。

1年後や5年後には違う考え方をしているかもしれないですが、今はこのように感じています。

拙い文章ですが、最後までお読み頂きありがとうございました。

次はムードメーカーあごレオです。

《NEXT GAME》
10月14日(日) 関東リーグ戦 第16節 vs青山学院大学
@日本体育大学グラウンド 11:30キックオフ

指導者の方々と、部員への感謝(鈴木夏海)

2018.10.04

鈴木夏平素は大変お世話になっております。中学生の頃から10年来の友人である赤間から雑な紹介を受けた、商学部4年の鈴木夏海です。

最後のブログということで、指導者の方々と部員への感謝を書いていきたいと思います。

私はソッカー部での4年間で、多くの指導者の方々に出会いました。その中で大きく感銘を受けた4人について書きたいと思います。

1年生では、グラウンドマネージャーの川原さん(H29卒)に練習を見ていただきました。当時のC2チームは公式戦に出場しておらず、練習試合もほとんどありませんでした。その中で毎日倒れそうになるくらい厳しいトレーニングメニューを行っていました。それに加え、川原さんからは言葉でもかなり厳しく指導をいただきました。当時は下田のグラウンドに行くのが憂鬱になるほど、精神的に追い込まれる環境でした。これは今でこそ思うことですが、これらの経験は自分を大きく成長させてくれました。ソッカー部員として、また一人の人間として、大切な心構えを学ぶことが出来たと思います。

2年生では、グラウンドマネージャーの内山さん(H30卒)の指導を受けました。内山さんの指導は技術的且つとても的確なものでした。私自身、この1年間が最も技術面において成長出来たのではないかと思います。また、新しいポジションへコンバートしてもらったこと、そして1年間試合で使い続けてもらったことは感謝してもし切れません。

4年生の前期では、元日本代表の戸田コーチから教えていただきました。戸田コーチは将来的にプロのクラブの指導者を目指されていることもあり、サッカーの戦術的な知識は今まで出会った指導者の中でも群を抜いていました。非常に細かいポジショニングの修正や、試合中の様々な場面を想定したプレスの掛け方など、多くのことを学びました。その中でも戸田コーチから一番感銘を受けたことは、準備の大切さについてです。解説者としてのお仕事もあり、とても忙しい戸田コーチですが、いつも練習に向けて、細かい書き込みをしている紙を用意してきてくださることや、練習や試合に来られない場合は、その様子をビデオカメラに録り、それを合間を縫って必ず見てきてくださります。そして気付いたポイントを次の練習の際に指導してくださるのです。「全力で取り組む」ということは、ただその時に全力を尽くすということではなく、これ以上ない程の準備を行った上で本番で全力を尽くすのだということを学びました。

2年生の時に発足したフットサル部門では、四戸監督の指導を受けました。四戸監督は、選手の考えや気持ちを理解して下さる指導者だと思います。練習の際はいつも良いプレーにポジティブな声掛けをして下さり、試合中悪い流れになった時は「この流れは想定内だ。この後、こうすれば絶対勝てる」と選手を鼓舞してくださいます。その言葉の後に逆転して、勝利に転がった回数は数え切れません。また、声を張り上げて思いをぶつけることはないのですが、普通に話すミーティングの言葉の端々から、その熱意の強さが伝わってきます。この人の為に勝ちたい、チーム全員が心からそう思える素晴らしい監督だと思います。

この4人の方以外にも指導を受けたコーチはいます。全ての方々から様々なことを学ぶことができたと思います。

そして、先輩、同期、後輩、様々な性格やバックグラウンドを持った部員に出会い、多くの刺激を受けました。
今まで教えて下さった指導者の方、部員の皆に本当に感謝しています。

最後になりますが、残り少ないソッカー部生活について思っていることを書きます。
私は現在Dチームに所属しています。Dチームは後輩、特に1年生が多くいるチームです。私がこれまで色んな方々に刺激を受けたように、今度は私が後輩の為に何かを残してあげたいと考えています。Aチームの試合に出るという目標からは大きく離れ、上手くいくことが少なかったソッカー部の4年間でしたが、そんな自分だからこそ、今Dチームでこれから這い上がるために苦悩している後輩の気持ちを分かってあげること、アドバイスを送ること、全力で取り組む姿勢を見せることができると思います。そしてその結果、他の部員の心に何かを残すことを出来ると信じています。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次のブログは、気付いたらめちゃくちゃムキムキになっていた「キノピー」こと、木下柾郁です。どうぞお楽しみに!

《NEXT GAME》
10月6日(土) 関東リーグ戦 第15節 vs中央大学
@中央大学グラウンド 14:00キックオフ

応援する人される人(赤間士朗)

2018.10.03

赤間平素は大変お世話になっております。パントキックとインスタグラムでの自己アピールを得意分野とするGK藤川からブログのバトンを引き継ぎました、法学部政治学科4年の赤間士朗です。普段はふざけてばかりの私ですが、ブログを書くことも最後となりそうなので、自分が今思う事を少し真面目に、そして素直に綴りたいと思います。

私のソッカー部生活は、川原さん(当時のグラウンドマネージャー/H29卒)に毎日限界まで走らされる所から始まりました。ソッカー部員としての存在意義を問われては、走らされ、また問われては走らされと、それはそれはきつい毎日でした。
その様な限界状態に追い込まれた中で、私は「サッカーで結果の出ていない人間程、ピッチ外で部に貢献し、存在意義を見出さなくてはならない」と考える様になりました。そして、周囲にもそれを求められている様に感じていました。
その考えの元、ピッチ内での努力は当たり前にしながら、ピッチ外に役割を探そうと、応援、道具係、ミーティングでの発言等、様々な事に真剣に取り組みました。

その姿勢を評価されてか、もしくはただ単に歌が上手いからか、応援に関しては有難いことに応援隊長を任されるまでになりました。先日の早慶戦でも観客の中心に立つ貴重な経験をさせて頂きました。18,000人近い観客が飛び跳ねながら応援をする。鳥肌が立つ様な熱量を感じ、その熱量を更に大きくしようと私が声を張り上げると、観客がそれに応え、一体感が増していく。他では味わえない一生モノの経験でした。ピッチ外で部に貢献し、存在意義を見出さなくてはならないと思っていた当時の自分にとっては成功体験とも言えるでしょう。

しかし、今になって思うのは、「そんなものは成功ではない」ということです。勿論、応援隊長になったことを後悔している訳ではありません。立場上そこだけは強調させてください。しかしなぜそう思うのか。そして何が間違っていたのか。それは、当時、川原さんに走らされる日々の中で辿り着いた考え方そのものであると思います。

 

「サッカーで結果の出ていない人間程、ピッチ外で部に貢献し、存在意義を見出さなくてはならない」これです。当時の自分に言いたいです。「違います。サッカーで結果の出ていない人程、ピッチ外での努力は当たり前にしながら、ピッチ内で最も存在意義を示さないといけないよ」と。
勿論、ピッチ外での努力や貢献の意識は重要であり、それを大きく評価してくれる人も多く存在します。しかし、それらは自分の部に対する存在意義になってはならないのです。
応援する人として存在意義を見出してしまっては、応援される側には回れないのです。
だからこそ、後輩達にはピッチ内での存在意義について何よりも考えて欲しいです。そして、応援される側に立って欲しいです。特に、応援を一緒に引っ張ってくれている関、下谷、新居、平方にはそうなって欲しいと心から願っています。

と、こんな切ない遺言の様な締めくくりでは余りにも悲しいので、ここからは自分が思う理想のチームについて記したいと思います。

「ピッチ外の事は皆が当たり前に行えるチーム」がそれです。

先程も述べた様に、ピッチ外での努力は重要であると思います。しかし、ピッチ外に存在意義を見出せてしまう人がいる事は素晴らしいことではないと思います。なぜなら、ピッチ外での存在意義は、誰にでも出来るピッチ外での努力を怠る人がいるからこそ見出しうるものだからです。
例えば、応援隊長に存在意義が生じるのは、応援を全力で行わない部員がいるからであり、挨拶をしっかりするだけで好印象を持たれるのは、挨拶をしっかり行わない部員がいるからなのです。これらの誰にでも出来ることを皆が当たり前に出来て初めて、誰の目線もピッチ外に向かない、つまり全員の目線がピッチ内に向かっていくのだと思います。また、「応援がダメだからチームが負けた」「挨拶もちゃんと出来ねーのか」なんて余計な苛立ちもなく、互いを信頼し合えるチームになると思います。

最後に、自分のブログが少しでも後輩達にとってチームのことを考えるきっかけになれば嬉しいです。そして現役生活も残り短いですが、少しでもこの理想に近づける様に、ピッチ内外で努力を続けていきたいと思います。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

次にブログを書くのは、朝イチで髭を剃っても、昼前にはまた髭が濃く生えてきてしまうという若者らしからぬ悩みを抱える、鈴木夏海です。

《NEXT GAME》
10月6日(土) 関東リーグ戦 第15節 vs中央大学
@中央大学グラウンド 14:00キックオフ

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